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今日はベスパのワイヤーをアウターごと4本交換しました。

ベスパのワイヤーはボディ内通っててアウター交換はちょーむずいとのウワサ。

ですが90年代以前のアウターと最近のアウターでは構造も材質も違うので、耐久性が段違い、チャレンジする価値はあるのです。

基本的な交換方法は
インナー抜いて残ったアウターに針金通す。
さらに針金を新しいアウター通して新旧アウターを一体化。
一体化したアウターを引き抜いて入れ替える。
実際やってみると引っかかりまわって簡単には通らない。


まずはフロントブレーキからやってみた。

最初上から下に通そうとしたら一番下のケーブル出口が狭くて引っかかる。
下から上に通し直したら比較的簡単。

ハンドル内はアクセルチューブの切り欠きをうまいことかわすようになってる。



クラッチとシフトのインナーワイヤー外して、メーターケーブルをハブのとこから外して、アクセルワイヤーはキャブから外して首根っこ持ち上げ。

ココから後ろまわりのワイヤーアウターひき出す。


シフト入れ替え中

1本ずついけるかな？って思ってやってみたけどキツかったので2本同時に入れ替え。かなり手こずった。

クラッチのアウターもほぼ同じ経路だけど引っかかりまくりながら引きずり出した。


外したクラッチアウターこんな状態

ライトケース内の曲げがキツイとこで被覆が崩壊しとった。


アウターを首根っこまで引きずり出したらインナーワイヤー通してうまいことライトケース内の適正位置までアウターを引っ張り込む。
ワイヤー引っ張ってががしがし動かして、ワイヤー引っ張ってがしがし動かしてを何度も何度もやってどーにか正しい位置に固定。


ワイヤー組みあげてミラーつけてちょいと試走へ。


フロントブレーキはだいぶましになった。
シフトはまだ固い。ハンドル分解洗浄しないと良くなりそうな気がしないな。
でもワイヤーのびのびでシフト位置が狂ってたのは直ったぽい。