
あー。シンドイ。
しかし、頑張ったので今週は少しマシになりそうです。
ファンサイトの開発も再開しないとな~。
アレの予約はまだみたいですけど、アレはエライ予約が殺到しているそうな・・・。
・・・。せめて、8月中にはとどかないかなぁ?(希望
エンジン話の続き。
前回は排気量のオハナシをしましたね。
ピストンシリンダー内で、ガゾリンと空気の混合気を爆発させ、その爆発力でピストンを上下させる。
→それを回転運動に変換して、クルマを走らせる。
エンジンの基本的構造はこんなんです。
で~。排気量については説明しましたが、
が大きいという事は、単純にシリンダー内の容量が大きいという事です。
容量が大きいという事は、その中に内包される酸素の量も多いという事です。
同じ燃焼(爆発)させるにしても、酸素が少ないより、多い方がよく燃えます。
よく燃える→爆発力が大きいという事は、単純にピストンを上下させる力が大きくなる、という事です。
という事で、排気量が大きいという事は、基本的にパワーがある、という事になります・・・。
ここまでいいかな?
じゃあ、さらにパワーを上げる方法を考えましょう。
この、ピストンシリンダー1コの事を「1気筒」と数えた場合…。
1気筒辺りの排気量を増やす→この事をチューンドの世界では「ボアアップ」とかいいますね。
※追記
シリンダーのストローク(上下動)をより大きくする事で、シリンダー内の容量をアップさせる「ストロークアップ」ってのもあるそーです。
コレ以外の方法で、パワーを上げる方法を述べよ!
…大雑把には、3通りの方法があります。
1、気筒数を増やす
単純に数が多けりゃ必然、総排気量も増える。
っつーコトです。
ただし、増やせば当然重くなるし、制御も大変になるので…
現代のMAXでも12気筒くらいでしょうか?
フツーのエンジンだと3、4、6、8位です。4が一番多いかな。
2、回転数を上げる
1秒辺りの、ピストンの上下運動の回数を増やす。
1秒に1回しか上下しないよりも、1秒に2回上下すれば、パワーは倍、ですよね。
こんな感じで、どんどこ回転数を早くすれば、パワーはあがります。
…が、モチロン限界がある。制御が難しくなるし、
回転上げすぎればブッ壊れますw
3、圧縮比を上げる
ピストンは上下運動してる、といいましたが…
シリンダー内でピストンでグーッと圧縮してから着火して、ドカーンといってるのですけど。
この、「グーッと」のブブンを、「もっとグーッと」すれば、パワーがあがります。
ヒジを45度位まで曲げてからパンチ打つより、
ヒジを90度位まで曲げてからパンチ打つ方が、
より強いパンチを打てるのと同じ理屈です。
…が、コレもやりすぎると、シリンダーが圧力に耐えられなくなってブッ壊れます。
※追記
フツーはシリンダーよかピストンやコンロッドが先に逝くそうです。
…そりゃそーですねw
結局は、どれもやりすぎると壊れるのでw
現実的なバランスを考えて、設計されているんですね~。
技術者ってスゴイですね~。
よ~しよし、怖くないですよ~(ムツゴロウさん的に)
ってな所で、今日はこの辺で。
次回予告。
とりあえず、エンジンがパワーを得る為の理屈はわかった!
しかし、まだ謎が含まれているッ!
どうすればさらにパワーが上がるのかッ!?
それによる問題は起きないのかッ!?
その謎を解明する秘密は…実は…ッ!!
まて、次回!
行けっ、CR-Z!地球を救う、その日までッ!!(はい、スルースルー)
Posted at 2010/06/28 07:40:59 | |
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なんかクルマの事 | 日記