
家庭内無線LANの設備リニューアルを実施ししました。我が家の家庭内無線LANが、ここのところずっと調子が悪く、頻繁に通信が取れなくなっていました。無線ルータの経年劣化か、はたまた近所のお宅の無線LANとの電波干渉か、何度も電源を落としてリセットするようになってしまいました。
2003年に購入したAppleのAirPort Extremeを大事に使い続けてきました。通信速度は最高54Mbps。今となっては古代文明的な通信速度ですが、当時Appleが時代を先取りした画期的なルータで、8年間使い続けました。写真のUFOのような機械がそうです。なかなかスタイリッシュです。
新しい無線LANはCoregaの300Mbps。理論値だけならば5倍強の通信速度になるはずです。無線だけでなく、有線用のポートが4固付いています。Coregaってメーカーは、コストパフォーマンスが高いのでよ。LAN関係のものはCoregaかPlanexをよく使います。
今までは、無線ルーターを洗面所に置いていたのです、今回のAV機器をネット繋ぐために、リビングに設置することにしました。
我が家は建築した当時に、マルチメディアターミナルという画期的な仕様となっていて、各部屋のテレビ、電話、LANのコンセントが洗面所の一カ所のターミナルに集められています。外部からのテレビ、電話のインターネットのケーブルはこのターミナルに集められ、各部屋に分配されています。当時としては画期的な仕様でした。ただし、LANに関しては専門業者にお願いしてくださいということだったので、壁内のフレキシブルパイプにケーブル引張り用の誘導線を入れておいてもらいました。この誘導線にLANケーブルを結んで引張るってやります。
ここで、トラブル発生!この誘導線を確認するために引っ張っていたときに、間違えて引き抜いてしまいLANケーブルを引っ張ることができなくなってしまいました。万事休す!
しかし、このとき僕は少しも慌てず(しばらく悩んだけど)、誘導線を全て引き抜き、掃除機を配管の一方吸わせて、他方からタコ糸を入れてやりました。そうすると、タコ糸が掃除機に吸われて配管内を通ってくれます。タコ糸にLANケーブルを繋いで引っ張って管内を通しました。この方法、かなり裏技だと思いますよ!その後、両端にコネクターを取り付けて作業完了。
メチャメチャ快適になりました。WWWブラウザの画面が、パって感じで表示されるようになりました。うーん、すごい進歩だ!時代は進んでいっているんですね。
しかし、この速度が必要なのかと言われると、54Mbpsでもそんなに不自由だとは思っていませんでした。調子が悪くならなかったら、たぶんこのまま使い続けていたでしょう。便利になること、快適なること、大切なことだと思いますが、それ以上にものを大切にすることがもっと大切だと思います。安いものをたくさん消費することよりも、納得できるものを大切に使う。そうすれば、エネルギー消費も抑えられるでしょう。今だからこそ、もう一度よく考えてみたいと思います。
Posted at 2011/03/26 20:03:02 | |
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