
オランダに行って、気になって仕方がなかったプジョーに乗りに、ディーラーさんに行ってきました。今までは、倉敷にしかショールームがなかったのですが、先月、東岡山駅にほど近い、長岡に新しくショールームができました。通る度に気にはなっていたのですが、実は、7年ほど前に試乗した206のイメージがイマイチだったので、プジョーに対してはそれほど乗ってみたいという気持ちはありませんでした。
しかし、オランダでずっと助手席に乗せてもらってあまりにも心地よかったので、是非とも自分でハンドルを握ってみたいと思い、本日試乗させてもらいに行ってきました。
お店は、オープンしたばかりなのでまだピカピカで、新築の香りの残る、明るい清楚な印象でした。入口の斜め前に駐めてある大柄な車をみて、「ああ、407なんだ」って思って店内に入りました。
セールスの方に、308と407見せてくださいとお願いしたところ、407は既になくて、表に駐めてあるのは508なんですよって言われました。物知り顔で407なんて言ってしまって、ちょっと赤面しました。
308はステーションワゴンに試乗させてもらい、その後、表に駐めてある508にも試乗させていただきました。どちらもBMW開発の直列4気筒1.6L直噴ターボエンジン搭載車で、馬力は私の愛車の方が上ですが、トルクは3kg・mも大きく、しかも1600回転から最大トルクが発生しているらしいです。
まずは308ですが、乗り心地はオランダで乗せてもらった時と同じで、よく動く脚でしっとりとした乗り心地でした。ハンドリングは想像していたよりもクイックで、ノーズが動きがロールよりも早いキビキビとした動きをします。ちょっとこれは意外でした。それでも、不自然さはなく、とてもスポーティーな感じです。
エンジンは、2000回転からのトルクが太くて、グイグイ加速していく感じです。6速ATはエンジンのトルクの太さをうまく利用して、いつの間にか高いギヤに入っています。昔の4速ATとは雲泥の差です。ただ、ちょっと高回転では頭打ち感があるのかなって言うところと、発進時にブーストが上がるまでが少しかったるい印象を受けました。アクセルとブレーキペダルの重さと反応は、今の愛車とかなり違っていて、これは慣れが必要かなと思いました。
続いて508です。これはもう本当にゆったりとしたサイズで、室内の造りもよく、音も静かでいいなぁ〜って感じでした。エンジンは308に比べるとレスポンスがいいような気がしました。車体が重くなっている分、チューニングを変えているのでしょうか?
この508、乗り心地とハンドリングが抜群です!エンジンが軽いのせいなのか、大きな車なのにノーズの動きが速くて、軽快に車が動きます。また、サスペンションは308以上にストロークのあるしっとりとした動きを見せて、緩やかなカーブなどは、路面の起伏に関係なくスーっと滑るように走り抜けてくれます。軽快さとしっとり感の絶妙の味付けで、シートのクッションの良さと併せて、好きになってしまうと離れられない、魔性の乗り心地だと思いました。
このショールームに、なんとRCZが置いてありました。実物を見るのは初めてでしたが、これにはやられました。ヤバイくらいカッコイイです。自動車大好きオジサンのハートを鷲づかみです。岡山でも、なんと月に1台のペースで売れているらしいです。わかる気がします。
Posted at 2011/07/17 20:18:56 | |
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