2009年02月28日
ここ数年、やたらと「エコ」という言葉が流行っています。限りある資源を大切にし、3Rで無駄を無くし、環境に優しく、永続的に発展できる社会になるのは大切な事です。
当然車でもエコが流行り、エコ替えとかいう訳の分からない活動は別にして(笑)、省燃費やクリーンな排ガス等、環境に優しい車が増えてます。大変良い事だと思います。
さて、先日ルキノS-RVのカタログを見てみました。ふと10・15モード燃費を確認すると、
・AT:14.4Km/L
・MT:18.2Km/L
AT、燃費悪過ぎっ!
MTと比較して、約21%も燃費悪化しています。今までAT乗った事が無く、興味も無いので気にした事も無かったのですが、こんなに燃費悪かったのか...。
どんなに最新の制御技術を駆使しようと、エンジン本体のロスを極限まで減らそうとも、同一仕様で21%の燃費向上は、不可能と言って良いでしょう。メーカは、1の燃費向上のために、あらゆる研究努力をし、そのわずかな積み重ねで、燃費を向上させているのです。もし21%も一挙に燃費向上させる手段があれば、どんな特許料払ってでも採用するでしょう。
それが何と、ATからMTに変更するだけで達成できてしまうのです。(笑) MTに対するATの効率の悪さ、恐ろしくなります。
60Km/h定地走行で比較すると、
・AT:25.5Km/L
・MT:29Km/L
となり、その差は12%。これもちょっと不思議です。S-RVは60Km/hだとロックアップが作動するので、トルコン介さず直結となります。なぜ12%もロスがあるのか、謎です。プラネタリギアとは言え、そこまで効率悪かったっけ? 一体この12%は、どこに消えているのか...。
技術の進歩で、現代のATは燃費向上しているでしょうが、それでも相当ロスがあるはず。エコだ何だいうなら、車を減らすのが一番効果的でしょうが、現実的には不可能です。なら、まずAT車を減らす事から始めるのが、一番省資源&二酸化炭素抑制に繋がると思うのですが、何故かそういう議論は起きません。DCTならば、MTとほぼ同等の燃費が出るので、ありだとは思いますが。
不思議だなぁ...。
Posted at 2009/03/01 00:17:22 | |
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2009年02月24日
何度かブログや整備手帳にも書いているが、ルキノS-RVって車は細かいところの設計が酷い。
(車体構造や足回り等は、ぱっと見では分からないので何とも言えないが)
日産と言えば、昔は「技術の日産」というキャッチコピーがあった。「名車」と呼ばれる車も、日産車に多い。曲がりなりにも日本でNo.2の座にあったメーカである。酷い車を作っていたら、No.2になれるはずがない。
それだけに、ルキノの設計の酷さが実に不思議であった。こんな車、出して恥ずかしくないのだろうかと...。
その謎が解けた。日産が一番ダメだった頃に設計されていたのだ。
若い人は知らないかも知れないが、日産は90年代に一度潰れかけた事がある。95年に座間工場を閉鎖した時など、本当に数年後には日産が無くなっているのではないかとさえ思った。座間工場閉鎖は自動車業界のみならず、日本中が驚いたものだ。
ちなみに今、日産ホームページの社史を見てみたら、この大ニュースにさっぱり触れていない。(笑) それどころか、94年6月~97年5月の3年間の歴史が、空白なのだ。(爆) 3年もの空白期間は、ここだけである。(笑) いかにこの時期の日産がやばかったのか、ここからも読み取れる。(^_^.)
さて、ルキノS-RVが発売されたのが96年。当時の設計ペースだと、おそらく92年頃から開発を始めていただろう。いや、ベースのパルサーが95年発売なので、基本設計自体はもう少し早いか。
いずれにせよ、日産のダメさが大きく表沙汰になったのが95年、もう本当に後が無くなり、ルノーに助けを求めてゴーンさんが来たのが99年。つまり90年代ってのは、日産のどん底だった時代である。
サニーを出し、その派生としてルキノを作り、更に当時の流行に乗ろうとS-RVを急いで作ったのが目に浮かぶ。会社は青色吐息であるから、コスト要求は非常に厳しかったに違いない。士気の上がらない中、安く早くだけが最優先だったのは、容易に想像できる。
この車を見ていると、当時の日産の低迷振りが伝わってくるようだ。
ただし、日産の名誉のために付け加えておくと、決して製造品質が低い訳では無い。設計は酷いが、車はちゃんと作られている。きっと製造部門は、苦しくても品質維持に努めていたのであろう。現場は、物造りの良心を捨ててなかったのだ。だからこそ、ゴーンさんが来てからV字回復も可能だったのだろう。
根拠は無いが、何となくそんな気がした。
Posted at 2009/02/25 00:31:43 | |
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2009年02月22日
土曜日夜に、悪友どもと新年会と称した、飲み会に行ってきました。
で、昨年末に車換えた事を話すと、皆驚いた様子。そりゃまぁ、二十年も乗り続けた車を換えたとあっては、驚くでしょう。
でも手放した訳でなく、一時的に車検切って冬眠と言ったら、納得してました。このご時世ですしね。(^_^.)
ただ、ルキノと言っても知ってる人は少なく、更にS-RVに至っては、誰一人分かる人いませんでした。そりゃまぁ、私も買った時には車名知らなかった位なので、無理もありません。(笑)
ちなみに、昨今の不景気で店はガラガラかと思いきや、どこも結構満席でした。本当に不景気なんかいな?(^_^.)
Posted at 2009/02/22 23:32:05 | |
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2009年02月08日
前回の高速燃費が17.6Km/Lに対して、その後160Km程走って本日ガソリン入れたら、16.6L程入りました。燃費は約9.6Km/Lです....。
悪いっ! 悪すぎるっ!
高速走行と比較すると、何と45%も悪化しています。ありえねぇぇっ!
高速燃費から想定して、11Km/L前後は走るだろうと思っており、希望としては13Km/h~14Km/h程度は走って欲しかったのですが、甘過ぎました。(^_^;)
燃費計が無いので自己流ですが、最近はやっとATの乗り方が少し分かってきて、とにかく早くシフトアップさせるため、途中でアクセル抜きます。40Km/h辺りで抜くと、早めに4速に入ってくれます。前方の様子が分かる状態なら、さっさと加速して60Km/h弱でロックアップし、ひたすら巡航させます。停車時も回りの状況が許せば、とにかくアクセル早く抜いて転がす事を意識してます。信号待ちでのアイドルストップまではしてませんが...。
1500ccの一般向け大衆エンジンなのに、それでも10Km/hも走らないとは...。貴様それでも軍人かーっ! 愛国心はあるのかーっ! と思わず喝を入れたくなりました。(笑)
しかし、冷静に考えてみると止むを得ない部分もあります。何しろ通勤は片道3Km...。車で走るのは短過ぎるのです。短距離走行は車にとってシビアコンディションなので、あまり良くありません。痛みます。なので、大切な前車はあまり通勤に使わず、もっぱら家人に送迎してもらう様にしてました。(笑)
まぁルキノは乗捨て足車のつもりですので、何の気兼ねも無く通勤に使ってますが、この時期に片道3Kmでは、燃費悪いのもある程度仕方ありません。 しかも道中が、田んぼの真ん中の細い道とか、住宅街のすれ違いギリギリの生活道路とかなので、速度は40Km/hも出ません。まぁ、燃費という要素で考えると、渋滞に次いで悪条件でしょう。
内訳を考えてみると、通勤30Km、遠出70Km(往復)、街乗り60Kmといった割合です。通勤と街乗りは止む無しとしても、遠出70Km/hがあるので、もう少し延びてくれても良さそうなものなのに...。相当通勤の燃費が悪いという事か...。
電気自動車ならば、こういう条件でもほとんど悪化しないんですけどねぇ。(^_^;) チョイ乗りでも痛まないし燃費も落ちないのが、電気自動車なのです。短距離通勤には、最適でしょう。
多少関わりもあるので、早く実用化される日が楽しみです♪
Posted at 2009/02/08 18:06:18 | |
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燃費 | 日記
2009年02月06日
ルキノは、あくまでも本来の愛車を復活させるまでの、一時的な足車の予定である。従って、メンテ費用は最小限で抑えたい。とは言え、10年落ちとなると多少は不具合が出る事も考えられる。まぁ、本当の愛車と比べれば新車と言っても良い程新しいのだが...。(笑)
GA15型エンジンで著しく不評なエアフロは交換したので、今不安なのは、ATとドラシャの2つである。ATに関しては、よく分からないからいつ壊れるかも分からない。ドラシャに関しては、右折時に時々コンコンコンという軽い音がするので、ひょっとしたらという気がしている。何しろ、部品も工賃もお高い部分だけに、乗っている間はトラブルに遭遇したくないのだ。
がしかし、念のためヤフオクで部品の有無や値段を調べてみると.....。
あるわあるわ、新品、中古、リビルド等々の各種部品がてんこ盛り! エンジンやAT、ドラシャ等は言うに及ばず、ブーツやバネ、ダンパー、外装部品、内装部品、ガラス、オルタ、セル、クラッチ、PSポンプ、ACコンプレッサなどなど、何でもお安く揃っているではないかっ!
今までは、何かあると本当に部品の入手に困る事が多かったのだが、さすがに新しいだけあって、ルキノでは当面部品に困る事は無さそうだ。万一何か壊れた時でも、必要な物はあらかた揃っており、素早く安価に対応できそうだ♪
がしかし、整備解説書の類がほとんど出品されていないのが困りもの。実は最近、キーレスにアンサーバックが欲しくなってきたのだ。ドアロックリレーに行く配線を分岐して別リレーを駆動して、ハザードにでも連動させれば出来るのかなと考えてはいるのだが、さすがに配線図が無いと配線探す作業がめんどくさい。まぁ、整解書は気長に探す予定。
それにしても、部品が普通に入手出来るってのは、こんなにも安心感があって幸せな事なんだなと、改めて実感。何しろ今までは、部品注文しても廃番になっていて入手不可なんて事も珍しくなかったし、当然オークションで入手出来る物も極僅かでした。部品入手がこんなに楽だと、もう茨の道に戻れないかも?
Posted at 2009/02/06 03:26:12 | |
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メンテナンス | 日記