初代ジムニーLJ10(1970)のミニカー化は歴史上初めてじゃないでしょうか。それだけでも価値アリ。
アシェットコレクションズ・ジャパン/婦人画報社による分冊百科「国産名車コレクション」シリーズ。2006年1月からスタート、「vol.59がジムニー」との予告は早くから出ていたので、待ち遠しかったですね。どの形式をモデル化するのかが分からなかったのも、さらに期待倍増。
そして、ついに訪れた2008年4月9日の発売日でした。が!このvol.59から近所の書店では継続購入の客分しか入荷しなくなって、何軒も回った挙句見つからず。結局ネットショップで注文したです…。
さて、ミニカーの製作自体はフランスのNOLEV社の手になるモノ。全体の佇まいや幌の表現は悪くないですね。少しシャープ感には欠けますが、コストパフォーマンス的には十二分。他にもvol.48のスズキ・フロンテとvol.56のホンダ・ビートも持ってますが、いずれも実車の存在感は良く出てるです。顔もいい。駐車場でちょこんと待ってるジムニーの雰囲気というか。
ディテールについても、フェンダーミラーの基部が太いってのはありますが…それはさておき。ボンネットの「JIMNY」ステッカーやゴムのストッパー、上から伸びるワイパー、フロントガラスを倒すために付いているゴムパーツなど、ディテールの表現が利いています。4本のホイールがジムニーのジムニーたる主張ですが、コレもOK。前から見ると、ちょっと細くて華奢に見えるところまで、よく出てます。ボンネットのサイドにあるスリットから、コレはLJ10の改修後になる2型のモデルアップだと分かりますね。
ただ雑誌やムックにある実物の写真と比べてみると、若干気になる部分もあります。フロントフェンダーにあるパネルの凸凹(サイドウィンカー下)はなぜかLJ20~SJのカタチ。それとリアのバックランプ(?)はこの位置でいいんでしょうか?
また、ボディ右にアンテナ様のパーツが付いていますが、コレは多分純正だと付いてないはずで(LJ20では見たコトがあります)、無理に表現しなくても良かったのでは…。私の買った個体は、このパーツ取り付け作業上の事故か、右ミラーが曲がった上にホイールアーチにも傷が…(泣)
とはいえ、貴重な初代ジムニーのミニカー。コレを買わずしてどうする!というカンジで満足はしています。(だがもう一台手に入れようそうしよう)
Posted at 2016/09/26 13:56:11 | |
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