
バッテリーの最大の敵
それは
サルフェーション
わたくし科学的なことはあまり分かりませんが
サルフェーションは電極に着くホコリのようなもの
って感じでしょうか
バッテリーが元気いっぱいのときはホコリが全く無いという状態です。
その元気が80%ぐらいのときは軽くホコリが舞っています
0%までいくとヘドロの電解液ってイメージです。
しかしホコリですので軽く掃除(補充電)してやればホコリなんてなくなるんですが
しばらくほっとくと
ホコリ→泥→岩盤
と進んでパワーアップします
完全に石になると再起不能です。
なのであげっぱなしで1ヶ月もほっとくと100%死亡です(汗)
↑ココまでくると充電したくてもの電流が流れません(実質死亡)
あと比重と電圧だけでは元気度(私はこう呼んでます笑)は分かりません
サルフェーションが進んだバッテリーでも比重バッチリのもあります。
写真のものはナノパルサー(だったかな?笑)という
サルフェーションの皮膜に電流を流すための突破口を空けるものです
実際普通の充電器では電流の流れない重度のバッテリーでも
20Vぐらいまで無理やり電圧をかけると電流が流れます
でも危険です
爆発するか復活するかギャンブルです(爆)
なのでパルスで衝撃的&短時間の高電圧を与えて徐々に皮膜にヒビを入れましょうってやつです
探すと似たようなのけっこうあります。
私がやってるダメなバッテリーを復活させる方法は
まず充電します、充電器は絶対に
電流計(アンメーター)が付いてるものを用意します
じゃ無いと危険です
充電しようとして全く電流値が上がらないものは電極版の破損も考えて
ライトでバッテリーを照らすなりして沈殿物がないか調べます
(死にかけのバッテリーに衝撃を与えると皮膜が物理的にはがれてホントに死んじゃうので注意です)
無ければ
パルサーをつけて低電流でゆっくり充電します
最初の30分~1時間はそばにいて熱を持ってないか調べます
少しでも流れればほぼ復活します、流れなければ電圧をマックスにして
電流計から絶対に目を離さずに30分見ます。
それでも流れなかったら廃棄してください(汗)
ちょっとでも流れたらまる1日充電してください
その後またしても11V台まで空にします
充電放電を気の済むまで繰り返します
フタから電極見たら色が変わります白から黒とか銀とかに変化します。
充電器は
復活させるなら電流計のついた高性能なもの
新品のバッテリーを長持ちさせるなら
月1ぐらいでバイク用の低電流の充電器で補充電するのいいです
バッテリーにも優しくて
オススメです
4000円ぐらいと財布にやさしいですし、軽くて楽です
バイク・スクーター用で乗用車は無理ですよなんていう、量販店の店員のいうこと聞く必要ありませんよ(爆)
なんたってウチのバッテリーの大半は乗用車の倍は容量ありますが
バッチリ充電できます!!
200を越すような巨大なバッテリーは
4日ぐらいかかりましたが(汗) 時間がかかるだけです
(復活しないのもありましたが今まで2個だけです)
バッテリーは上げちゃっても怖くないです
ヘドロでもすぐに見つけて補充電すればまず清流に復活します。
あげたときにブースターでかけてちょっと実走したぐらいじゃ補充電にもなりません
私の周りにも沢山いますが走行で充電できたなんて思い込みです
ブースタはとりあえず走らせるっていう応急処置にはなりますが
速いうちに補充電しないと
サルフェーション君が
パワーアップしていきます(笑)
バッテリーと仲良くするには
安くてもいいですから
充電器があるとイイと思います。
コンピュータの誤動作の心配もないし
いつも元気いっぱいに
クランキングしてくれると気分イイしね(笑)
Posted at 2009/05/30 17:50:59 | |
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