
ちょっとした用事でディーラーに135iを1日預けてきました。
代車はどうせいつものティーダ・ラティオだろうなと思ってたんですが116iM-Sport(2008年モデル)が用意されてました。
以前試乗した事がある車そのものだったんですが、ちょうど最近116iに試乗してみたいと思っていたところだったんで、好都合です♪(エンジン音や排気音を再確認したかった)
今回は試乗でなく代車なんで、じっくりと味わってきました。
この車、自動化された装備(パワーシート、オートライト、オートワイパー)こそ無いですが、基本がしっかりしているので全然問題無いですねっ。
シートは電動と同じだけ細かな調整が出来るし、ワイパーも停車時には動きが止まる賢い作りです。
でも、普段135iではワイパーを使う時はオートボタンを押すだけなんで、手動操作となると操作方法が全然わからなくて苦戦します(汗
国産車とかとはまるで違う操作方法ですし。
135iには付いていないリアワイパーも動かしてみましたが、ウォッシャーの出かたが面白いですね。
ワイパーの動きに連動した方向に洗浄液が出てきて、出来るだけワイパーゴムを傷めないような構造になっていました。
賢い作りだなぁ。
ディーラーから帰る道中、わざわざ遠回りして山道を走ってみます。
うん、やっぱこのエンジン音&排気音は気持ちいいっ!
まぁ、以前乗った時のイメージが脳内で美化されすぎていたのもあってか、思っていた程でもなかったですけど。
アクセル全開で加速すると、Dレンジでも6400rpm付近まできっちり回ってからシフトアップします。
Dレンジで巡航する分には1500~2000rpmで走ります。
普通に加速した場合だと、135iで1500~2000rpmで加速するのと同じ感覚で走ると、流石に排気量が少ないのもあって2500~3000rpmくらいに。
周りの流れにそって加速する分には、2000~2500rpmくらいって感じです。
マニュアルモードを操る分には、流石に新型5シリーズの8ATと比べると分が悪いですが、必要にして十分な程度のレスポンスはあります。
意地悪してマニュアルモードであえて高いギアに入れて巡航してみると、必要に応じてロックアップを解除しているのがタコメーターから見とれます。
このあたりをどういうアルゴリズムで制御しているのかは、よくわかりませんでしたが。
足回りも、135iと比較するとM-Sportサスペンションのセッティングが違うからか、車重が軽いせいもあってか、突き上げがちょっと強くて小気味良い感じですね。
しかしこの車の最大の欠点は、燃費が悪い事ですね。
ディーラーからの帰りの道中では、DSレンジに入れっぱなし。
そのうち3分の1くらいの行程は回しまくって走行。
ディーラーへ車を返しに行く時は、Dレンジで普通に巡航。
って感じで走ったんですが、借りた直後にリセットしたボードコンピュータの平均燃費の値は9.8km/Lでした。
同じ条件で走った時の135iの燃費も殆ど似たようなもんです。
もしかしたら、116iで回しまくって走行している状態でも、135iだと同じ加速力しか出さなくていいならたいして回さなくても&踏み込まなくてもいい分、燃費は116iより良くなるかもしれません。
この点と、ライバル車種と比べて価格設定が割高なところが、116iの残念なところなんですよね。
次期型の1シリーズのハッチバックモデルでは低排気量のターボエンジンを採用してくるだろうから、燃費の問題は解決されると思います。
そういう面でも、これから先のBMWの展開が楽しみです。
Posted at 2010/04/24 23:40:41 | |
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