
その1からの続きです。
一部の方々には、私が「乗り鉄」なのではないか?と疑われているようですが、ほとんど鉄道素人状態なので、お間違えのないよう。
じゃあなぜ北斗星に乗ろう等と考えたのか?
実は自分でもよくわかりません(笑)。
ただ、近い将来、この列車は廃止される見込みらしく、乗れるうちに乗っておこう、ってのはありました。
こういうのを見ると、何だかワクワクしてきます。
そして、ホームに入線。
乗客なのか、「撮り鉄」なのかはわかりませんが、沢山の人がカメラを向けています。
独特の味がある、とも、単に老朽化している、とも表現し得る外観。
北斗星は、入線から発車まで、あんまり時間がありません。
慌てて乗車し、出発の瞬間に車窓からパチリ。
乗車したのは、B寝台個室「ソロ」(左)。
こうして見ると狭苦しそうですが、実際にはそこそこ快適です。
ロビー(右)もあり、そこでくつろぐことも可能です。
食堂車では、予約制の「ディナータイム」(19:45~21:05)と、予約不要の「パブタイム」(ディナータイム後23:00まで)があります。
ディナータイムの予約がとれなかったため、パブタイム狙いで、無事座ることができました。
1人で食堂車?
気にしない気にしない(笑)。


ちょっと遅めの夕食を終え、客室に戻ると22:30頃。
間もなく福島に停車し、その後仙台へ。


遊び疲れもあったので、「そろそろ寝るか。」と0:00頃に就寝しました。
が、2:30頃に目が覚めて、意味もなく車内を徘徊してみたりしました(笑)。
一ノ関→盛岡のあたりです。
盛岡を過ぎたところで、再び入眠。
で、目が覚めた時の車窓がこれ(6:00頃)。

雪!
「あ~、すっかり寝入って、もう北海道に入ってたか。危なく寝過ごすところだった。」くらいに思ったのですが、どうも見慣れない風景が続きます。
おもむろに車内放送があり、「途中宮城県で、強風のため立ち往生し、現在約2時間遅れで運行しています。現在まだ青森県内を走行中です。」だって。
ひねくれ者の私は、「お、予定より長く乗っていられるなんて、ラッキー。」状態でした。
その後は順調に走行し、青函トンネルも普通に通過しました。
(左)津軽海峡
(中)函館山が見えてきました
(右)函館山全景


そして、上野を発ってから約14時間後、函館到着。
函館では機関車の交換を行います。
(左)青函トンネル通行用
(中)(右)函館-札幌間通行用


北斗星は終点札幌へ向けて出発。
お見送りです。
さようなら~。


飛行機なら1時間20分で移動出来る距離に、あえて12時間(今回は14時間)もの時間を費やす。
これを時間の無駄ととらえるか、贅沢な時間の使い方ととらえるか、人それぞれでしょうね~。
私は結構好きです。
また機会があったら乗ってみたい。
でも、片道は飛行機で(笑)。
おまけ。
自宅に着いたら、愛車はこんな姿になってました(爆)。
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Posted at
2010/03/22 19:29:49