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これ、Wikipediaの画像を拝借しました。
私、小学校高学年から中学生にかけて、天文学とか宇宙物理学とか、そういう方面に興味津々な少年でした。
ま、色々訳があって、今では、天文学とはほとんど縁のない世界で仕事をしてますが(笑)。
で、少年期にまず覚えた恒星は、
①シリウス(明るい)
②ケンタウルス座α星(近い)
③ベテルギウス(大きい)
といったところでした。
高校に進学すると、(田舎の小さい高校ゆえ)理系→自動的に物理・化学だったので、地学を学ぶことはできず、そのままこの年齢になってしまいました。
先日たまたま系外惑星に関する本を目にして、購入してみたところ、これがツボにはまり、宇宙熱(?)が再燃してしまいました。
こうなると、ネット探索せずにいられません。
結果、「人類が知り得た最大の恒星」が、ベテルギウスではないことを知りました。
異論はあるようですが、現在その最有力候補は、
おおいぬ座VY星だそうです。
その大きさとは、Wikipediaによると、
この恒星を光が1周するには8時間以上かかる(地球を1周するのにかかる時間は1⁄7.5秒)。
この恒星を乗り物で1周するには、アポロ宇宙船(秒速10km)で約29年、ジェット旅客機(時速800km)で約1,305年、新幹線500系(時速300km)で約3,492年かかる。
この恒星を徒歩(時速6km)で1周するには、全くの不眠不休で歩いたとしても、約17万4600年もかかる(地球を1周するのにかかる時間は約9ヶ月)。
らしいです。
これ、もしかしたら、一般常識の範囲に入る知識かもしれませんが、個人的には結構驚きでした。
このスケールで考えると、人間の営みなど・・・小さいもの・・・ですよね。
Posted at 2010/02/12 22:34:03 | |
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