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「葉桜の季節に君を想うということ」（著：歌野 晶午）を読みました。


この人の小説を読んだのは初めてです。
以前からちょっと気にはしてたんですがね。



だってこの本、2004年度だけど
『このミステリーがすごい』で1位なんです。



2位は『終戦のローレライ』
　　この小説はミステリーなのか？って気もするけど、すごく面白くて心で号泣しました。（笑）

3位は『重力ピエロ』
　　個人的には、まあ普通でした。でも映画になったり話題作ですよね。

それらを抑えて1位ですからね！！



D40 + SIGMA 30mm F1.4 EX DC HSM　


でも、読み始めた時はそんな過度な期待は全くしてませんでした。


いや～　面白かったですよ！
先入観って怖いな～と思いました。


ひょんな事から主人公に依頼された探偵まがいの仕事。
恋愛や活劇もあり、どんどんページをめくりたくなる本でした。


最初の種明かしでは頭がついていけませんでした。（笑）
その後にしっかりと説明があり納得です。


ただ、そのトリックには賛否両論あるようですね。
まあ自分は楽しく読めたのでそれでいいです。


写真は先日、ディーラーでオイル交換中に撮りました。
みなさんスルーで結構です。(^^)

「ジーン・ワルツ」（著：海堂尊）を読みました。




映画化もされますね～

菅野美穂さん主演のようですが、

自分的にはちょっとイメージが違うかな・・・(^^)




海堂さんの作品も好きで「チーム・バチスタの栄光」シリーズはほとんど読んでます。
この「ジーン・ワルツ」もそのシリーズに当てはまります。
ただし、バチスタシリーズの登場人物は出てきません。





テーマは、産婦人科医の減少、代理母、少子化、人工授精の問題でしょうか～
海堂さんの作品は現在の医療と役人が作り上げる医療制度の批判が主なんですが
今回の作品は作者のメッセージがとても強く感じ取れました。
ちょっと圧倒されるくらいかも。


それでも小説として読んでいて面白いと思わせるのは流石ですね。
これまたなかなか考えさせられる小説でした。(^^;





1枚目、1枚しか撮らなかったんですが意図した所からピントが外れてました。（笑）


お誕生日おめでとうです！


ん～　やっぱりリサイズするとノイジーすぎるぅ。(^^;
明日になったらノイズ除去した画像に切り替わってるかもしれません。（笑）

撮影日：2010/3/26 D40 + SIGMA 30mm F1.4 EX DC HSM　

今日は本の紹介をしてみようと思います。




いつもの散歩道のスナップ写真を織り交ぜつつ。




「終末のフール」（伊坂幸太郎・著）を読みました。




8年後に小惑星が衝突し、地球が滅亡すると予告されてから5年が過ぎた頃という設定です。
当初は絶望からパニックに陥った世界も今は平穏になりつつある。
舞台は案の定、仙台です。
ヒルズタウンという団地の住民達が余命3年という時間の中で人生を見つめ直す短編集です。





自分は短編はあまり好きではありませんが、この作者の短編は好きです。
1つの舞台としての話なので読み易いです。
ストーリーは全く違いますが同じく短編の「死神の精度」も面白かったです。





家族の再生、新しい生命への希望、過去の恩讐など、
終末を前に人間にとっての幸福とは？　と問いかけられました。
今日を生きることの意味を知る物語です。
なかなかよかったです。(^^)





と、カッコよく書いたものの、ほとんど背表紙から引用してます。（笑）
悪しからず。


写真は全て、2010/3/11撮影でレンズは、SIGMA 30mm F1.4 EX DC HSM　で手持ちです。
上手い具合にチャリが止めてありました。(^^)