NCにおける50:50 実際のところ(・ω・)♪知ってますか？

ロードスターが前後重量配分にこだわった設計をされているという話はご存知だと思いますが、NCの重量配分、実は完全な50:50ではないようです。

5MTの素のロードスターで前52.3 : 後47.7、車重を1090kg（公称値）とすると前570kg : 後520kgとなります。前の方が50kgほど重いことになりますね。

そして話がRSに変わると、数値がもう少し悪化するんです。

配分は前52.7 : 後47.3となり、RSの車重は1100kg（公称値）、つまり前580kg : 後520kgでその差はなんと60kg!

より50 : 50にこだわったNA型に比べるとフロントヘビーになっているんですね。
そういえば、と思い出したのがこの間初代ロードスターとツーリングに行った時のこと、ワインディングをひらりひらりと走り抜けていく初代に対して、NCの挙動は一歩遅れる。どうしても切り返しでノーズがインに向かないもどかしさがあったんですね。

正確な挙動を言葉で説明するボキャプラリーは僕にないので参考までの話です。
チューニングをしていく上で、この数値だけで車の運動性能が決まるわけではありませんが、面白い数値だなと思い掲載しました。


まぁ、単純にトランクにササニシキ10kgを6つ積めば50:50と言えなくもないんでしょうけど…（笑）
エアコンユニットをはずせば、挙動には相当いい影響が出るんでしょうかね(・ω・)♪
待てよ…そう言う意味で言えば、オープン状態のRHTほうが、前後のバランスという意味ではニュートラルな特性を持っているのかな？

RHTでの重量増は37kg。それがすべてトップの重量かどうかは確認していませんが、これなら前後の差は20kgまで縮まりますもんね！
うーん、おそるべしRHT！




■参考書籍は2005年12月号のENGINE 82ページ 清水和夫氏のインプレ記事からの引用です。

ちなみに清水氏はNCについての評価で、ブレーキ性能の効きのリニアさをベタ褒め。限界域でのコントロール性に満足されていました。「ポルシェと肩を並べた」との一言。えっ！？ほんとですか？(・ω・;)そんなにスゴいの？？

(・ω・;)←キーキーうるさくてちょっと困るくらいにしか思ってなかった