「片道3時間」
遠い?近い?
距離感や時間感覚は人それぞれですが、今日は「近い」と感じた事をお話しますね。
それにしても3時間とはねぇ…。
残業時間の3時間はそれはそれは長くて気が狂いそうな時間ですよ?
自他共に認められている5時男のワタクシにとって3時間の時間外労働なんてね。
と、2カ月くらい前の私は思っていました。
それがどうよ?
昨年の12月くらいから2時間3時間の残業は当たり前。
早番勤務の早出(4時出勤)とかしてスッカリと5時男を廃業してしまいました。
社畜は日本の文化です。
日曜日の事です。
前日に燃料ポンプの交換とロムチューンしたECUを取り付けたので、そのテスト走行も兼ねてドライブへ出掛けました。
行き先は私が観光大使を務めさせて頂いている滋賀県です。
とうとう私の滋賀愛が認められて晴れて任命されました!
やりました。凄いです。
これからも滋賀の魅力を全力でお伝えしていきますねっ!
え?任命はまだなのですか??
もうそろそろですかね、滋賀のエライ人?
必ずや観光客がワンサワンサと訪れるようになりまっせ。
いやいや、報酬なんて…毎月1回くらい雄琴で接待してくれるくらいで(ゲス
※雄琴:滋賀県にある大人の夜の遊び場(お風呂がいっぱい)
さて、最初に向ったのは名神高速の関ヶ原ICを下りてスグにある肉屋さんです。
最近は
「肉を買いに肉屋へ」とゆうのは少なくなったのではないでしょうか?
商店街で買い物をする習慣の人ならばそうゆう場面も有るのでしょうけれども、今はスーパーマーケットやショッピングモールで食品の買い物を済ませる人がほとんどですからね。
しかし、餅は餅屋。肉は肉屋。
専門の方が美味しいってもんです。気分的にもw
和牛!
TV(東海地方の番組)にも何回か出ている高木精肉店。
ここには2年程前から近くを通る度に寄っているのですが、いつも売り切れていて食べられないモノがあってですね。
今日も無かった…今日も間に合わなかった…また無かった…、と毎回ガックリして他のモノをお買い上げして食べているのです。
だけど今回はようやくソレを食べる事が出来ました。
あぁ…もう満足です。滋賀まで行かなくていいや…w
※関ヶ原は岐阜県です。
その2年越しの愛が届いたアイテムがコレです。
コロッケ。
カニクリームとかエビとかコーンみたいなオマケの入っていない普通のコロッケ。
これが実に…
デラうまー
今まで食べていたコロッケはただのジャガイモの揚げ物だったんや…と思わずにいられないシロモノです。
まぁ、少し盛って話していますけどw
しかし口にした瞬間に「!?」と思ったのは確かです。
実に濃厚で美味しい。
いけないいけない。
危うく滋賀の魅力を宣伝するのを忘れてしまう所でした。
仕方無いですよね、特にこれと言って誇れるような物も無い滋ga…
誇れると言えば!そう琵琶湖!!
凄いですねー日本イチの湖ですよー。
大きくって広くってデカくって…まぁアレだ、鳥人間コンテストが楽しみだぜ!(たまにしか観ないけど
滋賀ばかり来ているのでコレが湖の基準になっています。
ですので他の場所で湖を見ても「小さっw」と思ってしまう、これが有名な琵琶湖至上主義か?(知らんけど
そういや、みんカラとゆうSNSに長門至上主義ってのもあってだな。
「みんなでカラ吹かし」だったっけか?そんな感じのSNS。
そこの~主義とゆうのがヤバイ、超ヤバイ。
○っぱいプルンプルンの情報は別にどうでもえぇねん。
まぁ見ますけど、シッカリと見ますけれども。
それよりも、なんと言ってもアソコ見なければ買わずに済んだモノが結構ある…とゆう事が許し難いです。
そろそろ集団訴訟の準備を始めるべきではないかと、そうは思わないか?
謝罪と賠償を要求しる準備を。(大勝訴間違いなし
セブンイレブンで「野洲のおっさんシール」付きの商品を3つ買うと貰えるのがコレ。
これはまた…ユルいキャラですね、何でドングリが2段に?と思って良くみたら鳥でした。
カイツブリとゆうムクドリくらいの湖鳥です。
おっさんと言われているくらいなのでどんなフザケタ姿をしているのかと思って調べたらこんなんでした。
めっさキュートやん。
雛を背中に乗せてるし…。
そんなカイツブリが居ないかなぁと彦根港で件のおっさんシールの付いた菓子パンを食べながら琵琶湖を眺めている、愛知のおっさんゴクツブシ。
早く社長令嬢に拾われてゴクツブシ生活したい。
残念ながら本日も社畜生活を楽しんで来ましたわよ、わーいお仕事大好き。
残業の無い日が不安で落ち着かなくなってきてます。ホントに帰っていいのですか??って。
アレ?コレって末期症状なの??
羽根があったら飛んで行きたい…会社へ(もう駄目な模様
パンをムシャムシャしながらボケーとしていると、不意に話しかけられた。
「アノ、スイマセン。写真、イイデスカ?」
どうやら海外からの観光客(カップル、氏ね)のようです。
俺の琵琶湖タイムのジャマしやがって、でも観光大使(自称)だし仕方ねーな。
「オーケーオーケー。ほな撮るで。スリー、ツー、ワン、ゼロ(の使い魔新刊キター)。」
「※☆●♨×○▽謝々!」
ほう?どうやら中国語っぽいな?
カメラの液晶表示もそれらしい漢字な感じでした。
スマホでも撮ってあげましたが、そちらも漢字な液晶でした。
「レストラン。この近く、レストランある?」
「あるよ、車で5分も走れば…」
「クルマ、カァー!」
え?ナニ?
クルマとカァーを掛けてるの?このチャイニーズすごいすごい。
どうやら彦根駅から歩いて移動しているらしくて、スグに食べたいらしい。
「バス停がソコにあるし、タクシーも呼べば来るよ。」
と英語と日本語とジェスチャーのミックス言語で伝えたら「ガッテン承知!」(とは言っていない)みたいな言葉を発して停留所に停まっていたバスの方へ走って行きました。
「慌ただしいヤツらだなぁ…w」
と見送ってパンを胃袋に入れる活動を再開した俺氏でありました。
…さてと、そろそろ次の目的地へと向いますかね。
大きな湖を見てると会社での楽しい残業時間なんてどうでも良くなります。
生まれ変わったらカイツブレになろう、そうしよう。
車に戻ってふとバス停を見ると…
アイツら乗り遅れてるやないけ…。
あ、コッチ見た…
…おい、助かった!って顔すんな(汗
「(しゃーないな)レストランまで乗せてやるわ。」
「彦根駅、オネガイシマス。」
「ふぁっ!?」
聞けば彦根駅から名古屋に出てセントレアに行くらしい。
とゆうか「セントレア」とゆうのは通じなかったです。
「中部国際空港」って言ったら通じました。
やっぱり漢字圏なのですかね、俺もセントレアの意味知らんしなw
「台湾に帰るデス」
ノットチャイナ、カムフロム台湾。
俄然会話する気になってキタ。
「クールカー!レーシングカー!」
えぇ、えぇ、そうでしょうそうでしょう。
普通の車はリクライニングしないシートなんて取り付けていないですからね。
「お仕事、ナニしてるネ?」
え~と…エンジニア、オートパーツ作る…カーパーツ。
「カーバーツ、カーパー…オートパー?」
人を全自動バカみたいに言うな。
どうやら通じなかった模様。
台湾の男性は「ワタシ公務員。入国ぅ~審査官。」
おぉう、これはまた稀少職種の方に出合ったな。言葉がもっと通じれば台湾の入国審査オモシロ話でも聞けたかもしれないのに残念。
「一人?奥さんは??」
おぉう…コイツはなかなか遠慮が無いなw
これがグローバルスタンダードってヤツなのかい?
別に知らん人間だし適当に誤魔化しても良かったんだけど、それも面倒だしな。
素直に話しました。
「ふっ…リコンした。今は一人だよ(ドヤ泣き」
「「おぉう…」」
若干トーンが落ちた台湾カップル。
どうだ、これが日本男児のハラキリってヤツだぜ(違います。
「私もリコンしたね。彼女もリコンしたね。」
「ふぁ!?」
類は友を呼ぶって言葉はありますが、国境を超えましたかそうですか。
じゃ…これはアレだな。
「んじゃ、コレだな。We are friends!」
「「Wwwwww」」
こうして日台友好の歴史に新たな1ページが刻まれました。
そしたらこう教えてくれました。
「(女性を指差しながら)今は彼女ね。帰ったらワイフね。結婚するね」
こうして日台戦争が勃発するのでした。
名古屋、犬山、彦根と観光して台北へ帰るとの事。
(城下町巡りしたらしい)
前日はウチの目の前まで来ていたのにもビックリしましたが、1泊2日の日程にも驚きました。
慌ただしく無いのかいな?と思って詳しく聞いたら、「台北から片道3時間だよ、近いねw」と。
確かに近い…ような気がします。
ウチからアキハバラへ行くよりも早いですからね。
台湾、意外と近いのかもしれません。
「次はアナタの番ね!ガールフレンド!見つけてネ!」
うるせぇよ、ありがとうw
「台湾に来てねー!」「ガールフレンドと行くよー!w」と手を振って彦根駅で別れました。
まさか滋賀に来てグローバルコミュニケーションするとはね(汗
さすが、国際都市 滋賀県!
の、クソ田舎風景(おっと)を楽しみながら湖岸道路を西へ。
琵琶湖西端にほど近い守山にあるピエリ守山でノヴさんと合流です。
やっはろー、と会って一緒に買い物(普通に日常の食料品を)をして、休憩場で缶コーヒーと菓子パンを摘まみながら世間話を楽しんで。
滋賀の米を買おうとしたのですが、秋田こまちが美味しいだろうと(察し
ところで台北まで3時間と言いましたが、ウチから守山までも3時間程度なんですよね。
そう考えると近いのか…はたまた遠いのか?
帰りは帰宅ルートから大きく外れて長浜まで行ってこのラーメンを食べました。
ちゃんぽん亭の「豚そばブラック」です。
アッサリジューシーな豚肉と焦がしニンニクがクセになります。
ふぅ…美味かった。
箸を置きながら「あのカップル、とっくに台湾に着いているんだよな…w」と思うと何だか日本のどこまでも行ける気がして来た、そんな1日でした。
【あとがき】
おっと、もう金曜日ですね。
あと1日でお休みだ、やったー。
週末は東京からお客さんが来ます。
え?東京?遠くない?
おかしいなぁ、台湾は近くに感じたのになぁ。
人間の感覚なんていい加減な物ですわねw
週末はコレが自宅駐車場に停まります。
町内でまた話題になりそうな予感です。
ひっそりと暮らしたいのに。