Lie EXのブログ一覧

マルチプルアーチダム
堤高　30.4m
堤頂長　128m

　26日から新婚旅行に出かけていたのですが、その中で四国のダムを一か所だけ見学してきました。日本では数少ない（というか2か所しかないのかな？）マルチプルアーチダムという形式のダムです。簡単に言うと小型のアーチダムを連結した形式のダム。個人的にはあまり構造上の利点が見いだせないので、やはりあまり流行らなかったのでしょう。
　ただ、土木遺産としては貴重で価値の高いものですから、四国に折角来たので見ておきたかったダムではあります。
　昭和5年竣工の古いダムですから趣は良く、どこから撮っても絵になるダムでした。冬季でダム湖水位は低く洪水吐からの放水は望むべくもない状態でしたが、代わりに堤体直近まで近づくことができ（特に立ち入り禁止ともなっていない）、減勢工内にも立ち入ることができたのが良かったです。
　最近なかなかダム巡りができていませんが、久々に見たダムはとても濃いダムで満足でした。

　全国のブルックナーファンの皆さんならお判りでしょう、あの５番シャルク改訂版を初めて聴きました。オケの時にやったのは当然原典版（ハースなのかノヴァークなのかは覚えていない）だったので、新たな５番を聴いた感じでした。
　ブル５が好きだといってもそこはしょせん素人ですから、今回聴いたシャルク改訂版も一番入手が容易なクナッパーツブッシュ指揮のウィーンフィルのものです。ちなみに原典版はヴァント指揮のベルリンフィル、クレンペラー指揮のニューフィルハーモニア管のが我が家にはありまして、その辺との聞き比べによるものであります（好きなくせにあんま持ってなくてスイマセン）。

　聴いたイメージだとクレンペラー指揮のものと似たような感じがありました、良く言えばライブ感があり悪く言うと綺麗に揃ってない。どっちもそうなんだけど、ちょくちょく間違っていたりするし超うめえ！って感じじゃないです、実際は素人が何を言うかというレベルなんですけども。だいたいお前さん昔吹いたとき本番で何回間違えたんだと、いっつもピッチ高すぎてたんじゃないかと。
　話を戻します。ライブ感のある演奏ですが、クナ先生の抑揚のつけかたがとても好きです、出すとこ出して抑えるところは抑える緩急自在の演奏は素敵です。なんというかどうしてもガッツリ聴きたくていつもは飛ばしちゃう２楽章も今日はゆったり聴いてしまおうという感じ（いやいや一番深みがあるのは２楽章だと思うんですよホントは）です。逆にみんな大好き４楽章のラスト３分は、こんなんでいいの？って感じのあっさりさ、楽団の演奏はビンビンきてるんですが譜面が削られてましてね…っていう残念さは原典版を聴きなれている自分に起因するものがあるかと思います。全体を通していろいろパートの変更や追加（シンバル！）、指示記号の変更などわかる範囲で面白さはあるんですが、やっぱり楽曲としての完成度は原典版だと思いました。
　それだけにクナッパーツブッシュ指揮の原典版の音源がないのは悔しいところです。

　一緒にドホナーニ指揮のクリーヴランド管の展覧会の絵も入手したのですが、それは的今度聴こうと思います。ラヴェル編曲ですから当然なのですが、展覧会の絵の管弦楽版を集めると、一緒にボレロも集めることになっております、当然ボレロも好きですし、素人目にも解釈の違いが分かりやすいので気に入っております。

　今日は午前中からライコランドに出向き購入してまいりました、やはり先のエントリーでリンクした「バッダス」の入手は難しいようなので、ある物の在庫の中で普段使いが出来そうで好みのものを探した結果、やはりクレイスミスのスピーダーというモデルがいいだろうということで購入してまいりました、冬物はもう処分ということで定価より少し安く買えたのが良かったです。

　下に色々着ることを考えるとＬサイズが胴回り的にはちょうど良くなりそうだったのですが、Ｍサイズのほうがどう考えても私のシルエットに合うので、下にはヒートテックを基本にしてがんばるということでＭサイズを購入しました。一応冬モデルということで、内側ボアになっていて結構あったかいです。バイク用の冬ジャケットは風をさえぎるように作られているので、見た目以上に暖かいものが多いです。着丈が短い冬物ジャケットはバイク用を探すといいものが見つかると思います。
　一時期少しはまりましたが、革ジャンはあまり暖かくないです、寒くないだけ。

　交差点で信号が変わったあと３台目にいたのですが、MTゆえに発進が遅れがちなので徐行しながら先頭で右折待ちしている対向車へパッシングしたところ、３回やっても動かないので行く意思がないものとみなして進行したら警笛を鳴らされました、どっちが悪いのでしょうか。
　私個人としては２度も３度もパッシングを受けても尚動けない反応速度または動かないような交通に対する集中力のなさに疑問を感じてしまいます。せめて前に出始めるくらいの意思は見せて頂戴よ、待つ方も待ち甲斐がない。

　年が明けて初めての通常休暇となりましたので、午前中は歯医者に行って定番の洗車コースへ向かおうとしたのですが、まだ年明け気分なのか洗車場が大混雑でした、せめて水洗いのブースが空いていればとりあえず突っ込んで洗いながら空き待ちするのですが、肝心の水洗いブースが満車ではどうしようもないので、本日は撤退しました。

　最近iQを○○するというふうなネタが全然ないので、先日初代インサイトからアルファロメオ156後期に乗り換えるという凶行に及んだ友人がHIDバルブを交換しても全然明るくならない話を聞いて、自分もHIDバルブくらいなら交換してもいいかなと思ったのが昨日の夜。
　今日はオートウェーブ、オートアールズ、オートバックスと５km圏内のカー用品店を３件はしごするやる気を見せましたが（そういえばうまく回ればイエローハットにも行けたな）、商品を見ていたら純正の性能を担保できる社外品は要するに純正品と同じ発光をする商品であること、私自身にこんな光り方がいいなあとか具体的な希望がないこと、私のクルマをそういう視点で見ている他人は一切いないこと、と交換するにネガティブな理由しか思いつかなくなったので何も買わずに帰りました。仮にHIDバルブを交換したら同じような色温度のポジションやらなんやらとしたくなるのは目に見えているし、そこまでやってハイビームやフォグランプが純正の黄ばみハロゲンっていうのもどうかなと思いますしね。

　そんなわけで今年もiQに特にお金をかける要素はありません。それなりに洗車とオイル管理に気を使いながら現状を維持することにします。消耗品で交換を迫られた場合のみ、金銭的な要素によっては適当な社外品を選ぶかもしれません。


　記事をUpした後に気が付いたのですが、iQのHIDはHi/Lo兼用でしたね、よってハイビーム用のハロゲンバルブはございません。