実は、最近車乗り換えました。
前々から気になっていたWRX STIで高年式、低走行で必要なオプションが付いたタマがあったので、即買いしてしまいました。
嫁さんも運転するのでMT車は諦めていたのですが、嫁さんも子供たちも青くて羽が生えたガンダム顔のスポーツカーに一目惚れ!
コレにして!!と背中を押してくれました。
WRX以外ではA45AMG、CLA45AMG、CLA45AMGシューティングブレークも候補としてあったのですが、嫁さんから国産車にして欲しいという強い要望がありWRXに軍配があがりました。
一時はスズキのソリオになりそうだったのですが、全力で阻止したことは言うまでもありません(笑)
デメリットとしては疲れていても運転を代わる人がいないということですが、運転が楽しめるのだから全然問題なし!
乗り換えの理由として、決して335iに不満があった訳ではありません。6気筒のエンジン音が大好きで、弄っててとても楽しい車だったのですが、今後MTのハイパワースポーツカーが希少になることや、熟成度が高いEJ20を積んだWRX STIで程度の良い車両は今後手に入りにくくなると思ったからです。
2.4リッター400馬力の新型が来年出るみたいですが、スポーツカー全盛期を知っている自分としては、古い設計ですが8000回転まで回るこのエンジンは魅力的でした。
後期型 308馬力 トルク43キロ
マフラーも入ってました。
いままでインテグラ、プレリュード、ゴルフGTIなど、主にFFのスポーツモデルに乗ってきて、AWDは今回が初めてです。
この車に乗って最初に感じたのは低回転がスカスカで3000回転以下は加速しないことです。
335iは同じ300馬力でも1200回転から最大トルクが発生するエンジンだったので、そのギャップにショックを受けました。
335iは街中でもすぐに速度が出る直線番長
だったのですが、STIは回さないとパワーが出ないので、良い意味で街中で飛ばそうという気が起きません。
STI乗りの人って街中をゆっくり走ってる印象があるのですが、運転してみてその理由が分かったような気がします。単にモラルの高い人が多いだけなのかもしれませんが、、、
そんな憧れの青いWRX STIで、筑波山にドライブに行ってきました。
天気が良いのでオープンカーなどスペシャルな車が沢山集まってます。
ここは、ややタイトなワインディングが長く続く道。
最初のコーナーを曲がりこんだ時に、違和感を感じました。
違和感とは回頭性の良さです。
いつもの速度で突っ込んでも、あれ?タイヤのグリップに余裕がある。もう少しハンドルを切り足すとグイグイとインに入っていきます。
普通の車だと明らかにタイヤが鳴き出す速度でもタイヤに負荷をかけず余裕で曲がれてしまう感覚です。
純正サスは結構動くのですが、コーナーの切り返しでも変なロールがなくスタビリティはとても高いです。流石はWRCで培ってきた完成度の高いマシン。
車重1500kgとは思えないコーナリング性能に感動してしまいました。
ゴルフGTIの時も時々ここに来ていたのですが、車高調付けてハイグリップタイヤ履いてもこの感覚は味わえませんでした。
そして、この車、センターデフのロック率を調整することで前後のトルク配分を変えられます。ロック寄りにするとFFっぽい走りになり、フリー寄りにするとFRっぽい走りになるそうです。
私レベルのコーナリングではその違いは分かりませんでしたが、限界に近い走りをするとわかるのかもしれません。
そして、お決まりのようにトラブル発生!
センターデフをロックにしたまま、駐車場で左いっぱいハンドルを切ってクラッチを繋いだ瞬間、「ガリガリ」とバンパー下回りをガリった音がしました。
驚いて車から降りるも障害物はありませんし、どこも擦ってません。
いったいなんなんだろうか???
ネットで調べたところ、デフをロックさせた時のハンドル全切りで発生するバキバキ音は異常ではないとの情報がありましたが、心配になりますね。
まだ新車保証が残っているので今度点検してもらうことにします。
最後に燃費はこんな感じです。
街乗り(渋滞)+高速+峠で走って、カタログのJC08モード9.4キロにそこそこ近い数字が出ました。
335iで同じ走り方だと7~8キロくらいだったので、少しだけ改善されました。
総括すると、この車、ポテンシャルは高いことは明らかで、自分のような腕のないドライバーが公道で性能を引き出す行為はかなり危険だということが分かりました。
とはいえ、街中では普通にファミリーカーとして使えますし、ゆっくり走っているだけでも楽しい点は、この車の懐の深さだと思います。
完成度が高い貴重な車なので、大切に乗りたいと思います。
Posted at 2021/02/21 18:02:10 | |
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