どうも!昨日 LAP+のログを見ながら、色々と考察をしてみましたよ!
どこでタイムをロスしているのか?
どのラインが良いのか?
それを、自分の他の走りと比較しながら検証を進めてみました。
比較したのは、もちろん21日でのベストタイム30.118 の走りと、少しタイム差はありますが、ホームストレートでの最高速度(122km/h)が同じだったときの タイム30.505 のときの走りを比較してみました。
この比較で・・・色々と課題が浮き彫りになるわけですよ・・・・汗
さて、まず比較にあたり、各セクション毎のタイム、最高速度、最低速度を一覧表でまとめて見ました。
はい、これを見ると、セクション(以下SCT)3で大きくロスしていることがぱっと見で分かりますよね。
このロスの原因は後々出てきます。
今回は、各SCT毎の走りを比較・分析を進めて行きます!
なので、車の差はSCT毎にスタートが一緒になりますので、LAP+のことを知らない方も、良く分かる比較になっていると思います。
ではまず・・・
●SCT1
※赤いラインが30.118のライン、青いラインが30.505のラインになります。
ちょうどコントロールラインを通過し、第1コーナーへ飛び込むときのラインの比較です。
赤いラインのほうが、比較的早く向きをかえてコーナーへ侵入しているのに対し、青いラインのほうが、ワンテンポ遅れて向きを変えています。
ちなみに、第1コーナーへの侵入速度は、
赤ライン88km/h
青ライン84km/h
です。(横Gが大きくかかってきた時です)
この結果、第2コーナー入り口では、
インよりで曲がった赤ラインのほうが、先に向きを変えています。
この時、赤ラインのほうがインよりで窮屈なラインになっているので、速度もその分落ちる・・・と思うんですが、
第1コーナー進入からの速度域の変化
赤ライン 88km/h → 59km/h → 96km/h(SCT2ライン通過時)
青ライン 84km/h → 55.9km/h → 93.5km/h(SCT2ライン通過時)
はい、ここで疑問です。
いままで私の中のセオリーでは、この第2コーナーは やや外から向きを変えて立ち上がり重視のほうがいい!という認識だったのですが、このログをみると・・・ 「???」ですよね。
単純に踏み込みの甘さなのか、ヒール&トゥの成功率の違いなのか分かりませんが、もしかすると、タイヤの幅・車高調のセッティング次第では、外まわりラインについては、必ずしも 正解 というわけではないのかもしれません。
どちらにしても、ホームストレートの速度・コーナー進入時の速度がほぼ同じでも、ライン次第では・・・第2コーナー通過後に、0.7秒ものタイム差が出る ということです!
やはり、作手において この第1、第2の処理は大事だということです。
●SCT2
はい、再びSCT2ラインをスタートとして、走りの分析です。
ここから、第3コーナーのブラインドを左に曲がるんですが、ここでもラインの違いが出ています。
途中までは、ラインがほぼ同じだったのですが、コーナーリングで赤ラインはアンダーをだしてしまい、青ラインは綺麗にインベタでコーナーリングしていきます。
第3コーナー進入速度
赤ライン 88km/h
青ライン 85km/h
その結果・・・・
青ラインのほうが、ここで赤ラインをリードします。
SCT3通過時速度
赤ライン 81km/h
青ライン 71km/h
青のほうがリードはするが、インベタで曲がった分、減速も大きいということでしょう。
SCT2からSCT3の速度域変化
赤ライン 96km/h → 65km/h → 81km/h
青ライン 85km/h → 62.4km/h → 71km/h
ここで、注意しないといけないのは、ブラインドコーナーを曲がってから、どれだけ加速できるか?という点も大きいということです。
ブラインド曲がった!あ!すぐに→コーナーが来る!!そんなに踏めない・・・汗
では、タイムが伸びません。
そして・・・私は個人的に このブラインドの左コーナーはインベタオンリーだと思っている理由が、この次のSCT3から出てきます。
●SCT3
SCT3開始時、開始ラインは同じですが、走行ラインが大きく違いますww
赤ラインはドアンダーのせいで、頂上の右コーナーに対し、かなり窮屈になってしまいました。
青ラインは、インベタで曲がれたおかげで、減速はしましたが右コーナーへのアプローチが容易になっていることが、よく分かります。
そして結果・・・・
赤ラインは、突っ込みすぎてラインを乱してしまい・・・・汗
そのまま、SCT4通過まで、この差は縮まりませんでした。(タイム差 0.448)
唯一、青ラインが赤ラインのタイムを上回った区間です!!!
青ラインは私の理想のラインを通過していき、結果として 赤ラインよりも速くなっています。
SCT3からの速度域の変化
赤ライン 81km/h → 35.3km/h → 下り坂最高速度 75km/h → SCT4通過時 64.3km/h
青ライン 71km/h → 41.4km/h → 下り坂最高速度 77km/h → SCT4通過時 64.5km/h
全体的に、速度での差は大きく出なかったですが、それだけにラインが重要な区間と言えます。
もっと言えば、今回の21日の走行において、青ラインの走りが出来ていれば・・・
30秒きれたんじゃん!!!!! ;;
くやしすぎる!!!!
しかも・・・タイム差 加味すると・・・・
29.67が出たかもしれません・・・・
●SCT4
そして、前回の日記で課題が見つかった最終コーナーです。
ほんと、ここのコーナーリングのデータをどんどん集めたい今日この頃ですがwww
SCT4通過時の速度はほぼ同じなので、比較も面白いですw
赤ラインのほうが、やや外まわり。そして、青ラインが若干の内まわりです。
その結果は・・・
そして・・・
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こうですwww
やはり、コンパクトに向きをかえていくのが正解なのか??
いやいや・・・もっとログを見てみます・・・・
最終コーナーに侵入する際に減速をしますが、外まわりのほうが減速の度合いが小さいです。
赤ライン 最低速度 45.5km/h
青ライン 最低速度 40.3km/h
内まわりのほうがコンパクトになる分、当然減速も大きくなるということですが・・・
その分、コーナーリングを終えた時点では、青のほうがわずかに前に出ていきますが、赤も青も加速の度合いは同じで、速度差5km/hを抱えたまま、ホームストレートに入ります。
しかし!
その 時速5km/hが大きいです!
このSCT4から、コントロールライン通過まで 約7秒
時速5km/hだと、1秒で約1.4m差が詰まっていきます。
つまり、車体1台分くらいなら、約3秒もあれば追いつけるということになります。
結果的に、コントロールラインまでの半分くらいの地点で、赤は青に追いつき!
コントロールライン通過時には、最高速で上回り、わずかにリードしてゴールしています。
その差・・・0.1秒ですけどねwww
最終コーナーについては、まだまだ課題が多く・・・
それは昨日のブログでも書いたとおりですが・・・汗
おそらく、ブーストの立ち上がりが良い車であれば、最終コーナーはコンパクトに曲がるのが正解なのかと思います!
実際、コーナーリング終えた直後はコンパクトなコーナーリングが前に出ているんですし、そこからの立ち上がりが同じであれば・・・勝負は変わっているかと思います。
今回の解析で見えた大きな課題は2つ!!
①ブラインド先の頂上ヘアピンは美しいラインでまわれ!!!www
②最終コーナーは立ち上がり重視のラインを追求する!!!
こんなところでしょうか。
最終コーナー以外は、ふつうに作手を走られている方にも有効な情報を提供できたのではないかと思います。
第1~第2についても、車種・仕様で変わってきますけどねww
次回は、なんとか各SCTにおいてベストの走りをして!!!
29秒台をたたき出してやりたいです!!!
次回走行予定は、1月3日か4日です!!!
よろしくおねがいします!!!
長文にお付き合いいただき、ありがとうございました!!!