12月29日、2日目の朝を迎えました。
今日は朝一のフェリーで猫島こと男木島に向かい、午後は高松に戻ってひたすらうどん屋巡りをします。
7時過ぎにホテルを出発。ここから高松港までは車で10分少々です。
前日にあらかじめ駐車場とフェリー乗り場の場所を下見してたのでスムーズに到着。一応、男木島行きのフェリーには車も積めますが、航送料金がバカ高いし、小さい島なので車を持っていっても使い道がありません。なので駐車場にアクセラを放置してフェリー乗り場に向かいました。
切符売り場で往復のチケットを購入。片道510円と割とお安め。
ちなみに車を乗せたら片道5,550円・・・うん、乗せる必要ない。
香川県は小豆島を筆頭に意外と離島が多く、高松港にはこれらの離島を結ぶフェリーや定期船が多く発着しています。船の乗船待ちで列をなす姿は電車やバスと変わりません。北陸地方には離島なんてほとんどないからこういう光景はすごく新鮮ですが、離島に住む人にとっては大事な生活の足なんですよね。
7時40分ごろ、男木島からのフェリーが到着。小さい島に向かうフェリーとしては割と大きいですね。
8時ちょうどに高松港を出港。途中、女木島に立ち寄ります。男木島までは40分の船旅です。乗客は40〜50名ほどでしょうか。
8時20分、寄港地の女木島に到着。ここは桃太郎の鬼ヶ島のモデルになった島だそうです。ここで半分くらいの乗客が降りて行きました。

そして8時40分、男木港に到着です。港自体はいかにも離島の港って感じなんですが・・・
船の待合所?が何となくアートな感じ
3年に瀬戸内の島々で行われる「瀬戸内国際芸術祭」のアート作品のひとつだそうで、男木島も作品の数は少ないものの、会場のひとつなのだとか。島を訪れる人もアート作品目的の方が少なくないようです。
・・・とりあえず中に入って情報収集しましょうか。
島の飲食店の情報を営業時間付きで紹介してくれてます。こういう細かい心遣いが嬉しいですね。そして、男木島の小学校が再開したと写真付きで紹介。少子化で廃校になる小学校が多いなか、再開したのは凄いですね。こちらで島の地図をもらい、漁港に行きます。
島の路地はこんな感じの細い道ばかりで、自転車や原付が精一杯です。島の集落も港や漁港周辺に固まってるようですし、こういう小さな島だと車の必要性はあまりなさそうです。うん、やっぱアクセラは置いてきてよかったw
7、8分ほど歩いて漁港に到着。男木島の猫は漁港周辺に多数いるとネットに書いてありましたので・・・すでにカメラを持った観光客がちらほら。男木島の観光客は猫目当てかアート目当てに分かれますが、カメラ持って漁港にいるって事は恐らく同じ目的でしょうw
そして第一島猫発見w
この辺に住んでいる方に「猫だったらあっちの方にいっぱいいるよ」と教えてもらい、移動すると・・・


凄い数の猫だΣ(゚д゚ノ;)ノ
NHKの「岩合光昭の世界ネコ歩き」で瀬戸内の猫島を取り上げていたこともあり、ネコ好きとしてはいつか行きたいと思っていましたが・・・確かに猫島と呼ばれるだけあって次から次へと猫が出てきます。20匹近くはいたかな?そして大抵の猫は人馴れしてるのか警戒することなく寄ってきます。これはネコ好きにはたまりませんw
その場にいた他の観光客の方と一緒にしばし猫と戯れます。
あ、そうだ。こんなこともあろうかと、家からネコじゃらしを持ってきたんだっけ。これで猫と遊ぶかと思っていそいそと取り出すと・・・
ものすごい勢いで食いついてきましたΣΣ(゚д゚lll)
右端に写っている茶トラが必死になって食らいついてきます。餌だと勘違いしたのか、それともただ単にこういう丸いもこもこしたものが好きなのか・・・猫ごと持ち上げられそうなくらいの食いつきっぷりです。
そして完全に破壊されました(*ノ∀`*)
毛玉部分は完全に食いちぎられ、よだれでべちょべちょに・・・あかん、これは失敗だった。
気をとり直して猫をパシャパシャ。

一通り猫を撮って満足しました。このまま1日中猫と戯れていても良かったのですが、午後はうどん屋を回るので11時の船で高松に戻る予定でしたし、島も歩いてみたいので猫たちとお別れします。
猫「また来いよ(今度は食い物持参でな)」
まあ、実際はそんなこと言ってないでしょうが・・・w
漁港を後にし、海岸沿いをブラブラ歩きます。
と、向こう側に・・・
謎の物体を発見
これもアート作品の一つだそうで・・・

男木島小学校の前を通過。島のコミュニュティ拠点の役割も果たしているのか、島のお知らせなどが掲示してありました。掲示内容は「買い物支援のお知らせ」とか「往診のお知らせ」とか。高松に近いとは言え、離島であることには変わりありません。のどかな雰囲気の島ではありますが、実際に住むとなると、不便なことが多いんだろうな・・・
また細い路地を歩き、港に戻ります。帰りの船まで時間があったので、さっきの待合所に戻り、売店で甘酒を買いました。一杯200円。ついでに何かお土産らしいものをと堅焼きせんべいも購入。
甘酒飲むの、ものすごく久しぶりです。小さい頃は苦手だったんですが、今は味覚が変わったのか、ほんのりとした甘さがしみる、優しい味で美味でした。るるぶを見ながら午後に廻るうどん屋の目星を付けて行きます。
そうしているうちに帰りの船が到着。正味2時間ほどの滞在でしたが、離島独特の雰囲気が味わえ、猫とも戯れたので満足です。またいつか行きたいですね。
11時40分、高松港に戻ってきました。駐車場に止めたアクセラに戻り、いざうどん屋めぐりに向かいます。
・・・長くなったので分割します。
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Posted at
2015/01/27 20:51:25