前回シエンタ編で5人乗りで探そうという流れになりましたが、ファミリーカーに求める要素を僕なりにまとめてみますと。
①安全性、経済性、そこそこの積載性
②嫁が運転できそう
③趣味的要素の排除
あたりを重視しています。
①についてですが、ファミリーカー、つまり足車は国産で良いと思っていまして、高速の安定性云々をいいだすとドイツ車も候補になるんですが、結局割高になるし、たとえ保証に入っていたとしてもあまり興味のない車の修理のために何度もディーラーに行ったりするのは気乗りしません。
維持費が安いのは間違いなく国産車と思います。
②についてはサイズはCセグメントがベターで、Dセグメントでもちょっと大きすぎるかなと思います。
これは今後上達すれば変わってくると思いますが、運転できそうという印象も大事ですね。(SUVやミニバンも背の高さから大きくて運転しづらいと感じてしまうみたいです)
③は意外と思われるかもしれませんが、僕の場合は趣味的要素を入れてしまうと車に情が移ってしまい、気軽に乗りづらくなってしまいます。ですのでとことん無味無臭で、良い意味でどうでもいいと思える車が良いです。(こんなことを言っているがパッソもM3と同様に大事にしており、いつも綺麗な状態を心がけている)
このような点を考えるとトヨタ車は非常に上手い商品作りをしているように感じます。
良い意味で安楽で、誰が乗っても何とも思われない車であり、車に特にこだわりのない大多数の人から選ばれやすい理由があると思います。
現在の日本は特別トヨタが嫌いとかではなければトヨタ車以外の国産車を選ぶのが難しい状況になってるように感じます。他のメーカー、頑張れと思う反面、この状況が変わることは今後ないだろうなと思います。
僕はそもそもトヨタ好きではないし、少し前まで自分がトヨタ車に興味を持つなんて考えられませんでした。33に乗っていたのもありますが、父親が日産党で子供の頃から日産車をが身近にあったので、買って応援してあげたい気持ちはあります。
ですが、最近の日産にはやる気を感じないし、、ファミリーカー作りに関しては日産はトヨタには勝てないんじゃないかと思います笑
あとはホンダやスバル、マツダがありますが、、、ホンダは内装や外装の感じが好きではないのと、いずれの3社も「そのメーカー好き」そうな感じが否めない。
僕のイメージになってしまうのですが、トヨタではなく他のメーカに乗っている人はなんとなくそういう印象を持ってしまいます。あぁこの人スバル好きなんだなぁと、、、というように笑
実際はそんな訳ないのですが、、
というわけで僕は「じゃあトヨタでいいやん」という感じでトヨタを選びます。心の中では「本当は日産が好きなんだよ」と思いながら、、
クルマ好きゆえのネガティブな車選びです笑
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前置きが長くなりましたが、上記のようなことを考えると現在のトヨタのラインナップで候補になりそうなのは、、オーリス、カローラ、プリウスあたりになってきます、
プレミオとかカムリはちょっと渋すぎて却下ですね笑
あとはあえてオーリスにする理由がない、、カローラは全身から漂う圧倒的なカローラ感が、、
そこでやはりトヨタの集大成とも言えるプリウスが俄然輝いて見えませんか?笑
車両価格は安くないとはいえ、リセールは期待できるのでオーリスやカローラと保有期間で割ったコストはそんなに変わらないと予想します。
そして燃料代がかからない、トヨタセーフティセンスPが選べる安全性。
ファミリーカーとして十分すぎる素質があると思います。
これまた試乗させて頂いたんですが。
外装:カッコ悪いと叩いている人が多いイメージですが、先進的すぎるデザインに頭が付いていっていないだけではないか?と思います。カッコいいとか悪いの問題ではなく、これがプリウスだ、文句あるか?と言わんばかりのデザインです。僕は素直にかっこいいとは思いませんが、街で見ると目を引く未来的なデザインであり「独自性があって秀逸な」デザインだと思います(その点ホンダやスバルはつまらない)。先代のデザインはまったく惹かれませんでしたが、新型は所有してみてもいいかもと思えるという点で進歩している気がします。
内装:これまた外装とリンクしているというか、よく出来ているなーと思いました。トヨタが力を入れただけのことはあり、欧州車に比べると質的に劣っているのを、デザインや素材の使い方で感じにくい工夫をしているように見えます。
運転してみて:
ハイブリッド=静かという先入観があって試乗したのである程度加速すると「ガー」と例のごとくトヨタの雑なエンジン音が響くので最初は「意外とうるさい」と思いましたが、慣れればこんなものかなと。
それ以上に乗り味がいわゆるトヨタのゆる〜い感じとは違い、まともな車感が感じられたのが驚きでした。少し走らせて「これはまともだ!」と唸ってしまいました。。TNGAによる低重心化と高剛性・高強度ボディ、リアのダブルウィッシュボーン化が効いているのでしょうか(カタログより)
速度追従式のレーダークルーズコントロールも初めて体験しましたが、加減速がスムーズでロボットに乗っているようで面白かったです。
もし買うなら、、、
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【グレード】
A ツーリングセレクション ¥2.926.800
SとAグレードの大きな違いはセーフティセンスPの有無です。
Sに+¥86.4000でセーフティセンスPと搭載することができます。が、「インテリジェントクリアランスソナー」「ブラインドスポットモニター」「シンプルパーキングアシスト」はついてきません。
せっかくプリウスを味わうならこの辺りの安全装備はケチらずつけておきたいところです。
あとヘッドアップディスプレイ(HUD)が使用できます。
ツーリングセレクションにするのは、シートヒーターと17インチホイールのためです。
標準の16インチでも悪くないんですが、近未来感の統一感という意味では17インチかと思います。
カラー:スティールブロンドメタリック (ベージュっぽいシルバー?悪く言えば年寄りくさい色、、ですが綺麗な色だと思います)
内装:クールグレー ←これまた明るめの内装が選べるのがうれしいです
【メーカーオプション】
アクセサリーコンセント +¥43.200 ←家庭用ACコンセントが使用できる。ファミリーカーとしてのポテンシャルが高くなるかま?
ナビレディーパッケージ +¥32.400 ←とりあえず必要?
【ディーラオプション】
フロアマット(ラグジュリータイプ) +¥36.720 ←高い。水色のロゴがカッコ悪い笑 シンプルなデラックスタイプは¥24.840
ナビ+ETC 最低+ ¥150.000〜
合計: ¥3.189.120 (諸経費除く)
ちなみにHUDとナビを連動させて案内表示させるには
プリウス専用9インチ T-connectナビが必要 +¥258.120みたいなので、エントリーナビ (¥106.920)との差額は
+¥151.200
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というわけで前回見積もったシエンタと30万円ほど高い結果になりました。
ちなみに、特別仕様車の S Safety Plus というのがあって
Sに「セーフティセンスP」「インテリジェントクリアランスソナー」「シンプルインテリジェントパーキングサポート」「ナビレディセット」「LEDフォグラプ」「HUD」「自動防眩ミラー」「オートワイパー」
が追加されて ¥2.693.520と 標準のS ¥2.479.091との差額+24万円とお買い得です。Sにオプションを追加しても同じ仕様にすることはできません。
このグレードにすると、、
合計: ¥2.923.440
となり先ほどとの差は-¥265.680、シエンタとあまり変わりない価格になりました。
う〜ん、悩ましいですね。
プリウス、ちょっといいな〜と思いました。ある意味今の国産車の集大成とも言える車じゃないでしょうか。
次回、〜国産って言ってたけどドイツ車編〜 へ続くかも