クランクケースとクランクシャフトの関係を理解するため、ケースの測定を始めました。
経年で硬化してしまったクランクシャフトのオイルシールをどのように作り替えるか?
寸法をチェックします。
クランクピンへのオイル供給は、シールタイプのベアリングとタイミングギアの側面をオイルシールでシールしてオイルポンプから送られたオイルをクランクシャフトからピンに送るような構造となっているのですが、シールが硬化してしまうとクランクピンに廻るオイルが少なくなってしまうと考えます。
ギアとベアリングの間に有るのが問題のオイルシール。
完全にベークライトみたいになっています。(ベアリングのシールも硬くなっています)
ベアリングホルダーをチェックしていると、オイル穴の横に怪しい陰を発見。
クランク側の穴位置跡か?
チェックしてみると、心配した通りオイル穴が半分ズレています。
これじゃ、オイルが廻らないですねえ。
まあ、いろんな事が有りますが、現状を把握して次に進めて行きたいと考えています。
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Moto and Bicycles | クルマ
Posted at
2016/05/06 22:13:48