ライラックV2エンジン改造の一環としてローラーロッカーを作ろうとしとります。
ロッカーアームの加工を進めているのですが、ローラーって目論見通りできるのか?なんて事がちょっと気になり事前チェックです。
何かというとバルブステムを押し下げるローラーの加工性についてです。
果たしてHrC58以上の硬度があるローラーの軸穴加工が出来るのか?ということなんです。
選んだ材料はSUJ2(高炭素クロム鋼)で、ベアリング等に使われているもので熱処理により硬度がHrC58以上というものです。
なので、普通のドリルは歯が立たず穴も開かない。
しかし良くしたもので、最近は熱処理材でも加工可能な超硬カーバイド製ドリルが入手可能で、選んだドリルが使えるのか確認してみたというわけです。
回転速度は速い方がよかろうと1600rpmでソロ〜リと切り込むと切れることはわかりました。しかし、ドリル径が3mmと細いのでちょっと芯が定まらない印象があり、ガイドブッシュを使用した方が良さそうです。
ということで、どうにか穴は開けられそうな事がわかり一安心です。
Posted at 2021/06/02 13:26:12 | |
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