
ちょっと時間経ちましたが、恒例?の振り返りブログ。
今回初優勝できて
リザルト的にはスムーズにいったように見えますが、実態はかなりドタバタのギリギリ風味だったので、自分の備忘録用に面白くないブログをUPしておきますね(笑)※長文注意!
そのギリギリ要因は直前に施したアップデートではないんです。確かに日程的にはギリギリではありましたが、確実に仕上げていただいたお陰でかなり助けになったのは間違いありません。
そのアップデート内容は、ざっくり言えば排気系と燃調を見直し出力UPを狙うといもの。
9/27土曜日に初めてタカタを走るまで一度も全開加速を試せていなかったのですが、お店から引き取って動き出してすぐに低回転域のドラビリに大きな違い(かなりスムーズに!)を感じとり、これは良い仕事してもらっているなと胸が高鳴りましたよ^^
そしてシェイクダウンとなった土曜日の練習走行1周目で、期待通りの仕上がりになっていることを確信!
ダイナパックでの計測結果のグラフはもらっていましたが、割と低回転から太いトルクが立ち上がり
フラットに上まで続くような特性で、JTまつしょうさんと話してたコンセプト『見た目の数値に捕らわれない,実際に走らせるとタイムの出る速い車』この方向に確実に進んでいることに嬉しくなったのでした。
しかし、そんなエンジンの好感触とは裏腹に、土曜日のタイムは1本目にブーストを抑えて走った59.0秒がベスト。(14:00 気温30.4℃)
265/35-18のZ2☆は2回目の走行の上,1回目は5月の阿讃サーキットなので比較データが無さすぎ良し悪しの判断がしっかりできませんが、クルマが確実に速くなっているのに物足りないタイムでした。
その一番の要因と考えられるのは、週末ずっと悩まされることになったブレーキの問題。
4月に試行錯誤した末にやっと解決したと思っていた6型ABSの誤介入(石踏み状態)問題が何故かこの日に再発orz 2本目の最後のアタックでは、危うく3コーナーを真っ直ぐ飛び出すところでした。
コーナー進入でブレーキがもし効かなかったら…と考えながら操作するのは決してプラスにはなりませんね^^;ブレーキングポイントが合わずにちぐはぐな走りとなってしまいました。
そんな感じで、タイムだけを見ると周りのライバル達に対しまずまずの競争力がありそうにも見えるも、大きな不安を抱えて練習走行を終えたのでした。
加えて僕は今年も中古タイヤでの参戦。昨年285_Z2の新品をおろした時に感じた“新品マジック”をライバル達が隠し持っているとしたら…土曜日のタイム差(0.3秒レベル)では到底勝ち目が無さそうだとも思いました。
(なので土曜日深夜まで掛かって電動カンナで悪あがきしました^^; 効果があったのかは不明ですが)
ブレーキは土曜日の帰りにトーマスに寄り、パッドの表面研磨したりエア抜きしたりしてもらいました。しかし原因不明な上、今更バランスに影響するような変更はできないので、これで何とか直ってくれ!と祈るしかありませんでした。
そして迎えた9/28 DZC西日本エリア予選当日
■練習走行 59.3秒(クラス1位/9台)
主要ライバルは皆新品タイヤを温存しているので参考にならず。。
しかし前日よりも気温が少し低いのにこのタイムは十分ではなさそう…
ブレーキはクーリングすれば何とか大丈夫そう??しかし温度が低い時にも症状が出たりして一貫性がない。
■TA1 59.421秒(クラス1位/9台)
1周のウォームアップ後にアタックラップに入るが2コーナーでいきなりABS誤作動再発…まっすぐラインを外れたのでアタック中止。
1周クーリングを入れて恐る恐る走ったタイムが60.1秒。さらにクーリングを挟んでアタックに入ろうとした最終コーナーでまたもブレーキに問題。そのままPIT IN。
PITに入るも特にできることは無く数分間休めるのみ。しかしこの時電光掲示板でライバルのタイムや順位などが把握できたのは、メンタル面からは良かったです。自分の中では58秒台がバンバン出てることを想像して焦っていましたので。でも実際にはTOPは59.5秒くらい。これなら何とか届くか!?って感じでPITを出ます。
アウトラップでもなるべくブレーキを踏まずにアタック開始!ブレーキを気にしつつも何とかまとめ、手元のLAP+Androidの表示では59.4秒を記録!しかしなぜか電光掲示板の表示が出ない!ウソだろー!と思いながらも1周クーリングを入れてアタック開始。コントロールライン通過時にトランスポンダーが正常に反応していることを確認!でも3コーナー出口で他車の影響を受けてしまい59.7秒。フライングDマークが出されてしまったのでもう後が無くなった!更に1周クーリングを入れて最後のアタックに入る。しかしタイヤが明らかにタレて至る所でアンダー/オーバー。。でもLAP+の表示は微妙にマイナス表示だったのでとにかく必死に走り切り、チェッカーと同時に59.421秒でなんとかTOPタイム。ホントに追い詰められていましたが何とかなりました^^;
■TA2 59.498秒(クラス1位/9台)
TA1の後半でブレーキに熱が入った状態の方が症状が出難かった(たまに最終進入で出るが)ので、ブレーキ温度をある程度上げる方向で行くことにした。ウォームアップラップでしっかりブレーキに熱入れをしてアタック!しかしなんかリズムが掴めず60.3秒。1周目にまとめ切れないのは完全にスキル不足です。昨年の反省が何も活かされていないですね…。続くアタックで59.9秒。その後クーリング中に43番seiunさんが59.8秒を出して逆転されていたようだけど、僕は知る術がなかったので逆に良かったのかも^^; 3回目のアタックで何とか59.498秒。その後は更新されず、そして自分でも2回アタックするも更新できず、結果優勝することができました。ブレーキはあまり問題が出なかった。加えてセッション中にバランスが微妙にRr寄りに変化したようにも??
そんな感じでかなり余裕のない中でも、色々な要因や想定外の幸運(例えばZ2☆の新品タイヤが思ったほどアドバンテージを生んでいない様だったことや、昨年の覇者ALTEX002さんの車両トラブル、ピンケロ2号さんのスタビレス不発等)に助けられ、車両が速くなったことにも助けられ、結果的に優勝できたという感じです。
クルマの実力は全然引き出せていないと感じているけど、優勝は素直に嬉しいです^^やっぱ1番はいい♪
ギリギリまで車を仕上げてくれたJTまつしょうさんや僕がまだ直接お会いできていないけどこの車に携わっていただいた方々に感謝感謝ですよ、本当に。
決勝に向けては、まだまだチャレンジャーとしてハングリーさを持って臨みたいと思います!
でも今後はとりあえずブレーキの不具合解決に注力しないと・・・
幸いにもほぼ同じブレーキ仕様のMIYATATSU号も同じ不具合を抱えているので原因の特定はできるはず。
Posted at 2014/10/04 12:03:28 |
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