
カーボンチューブ作成の過程をざっと紹介します。
カーボンクロスを切る。
クロス目はストレートの場合、目は平行にした方が強度が出る。
曲げる場合は45度斜めに切り出す。歩留まりが悪い...。
樹脂を塗る。
樹脂をなるべく減らすため、スチレンモノマーで70%ほど薄め浸透率を上げた。
当然サラッサラのシャバシャバです。
塗った後それをさらに紙ウエスで吸わせる。
10分ほどダンボール釜にいれて少し硬化させた。
巻きつけるホースはシリコンチューブが良いが、丁度良いサイズが無かったのでPVC(塩ビ)ホースで代用した。これも樹脂を塗って10分釜に入れ半硬化させておく。
生渇き状態のカーボンクロス、ゆるい樹脂のおかげで切り出しの時のマスキングテープは剥がれやすくなっているので剥がしておく。
巻く直前にもう一度樹脂を塗って紙ウエスに吸わせた。
PVCホースに心材を入れて目崩れしないように、でもゆるくは巻かないようにする。
巻いたらもうひとつ大きめのシリコンチューブを被せる。
このとき合わせ目がぴったりな太さになるようにあらかじめ巻き込むクロスの長さを調整しておく。
しつこいほどラップを巻く。
中の心材を電線に変えておく
あとは好きなように曲げて固定しておく。
あとは釜に入れて40分~50分ほど強制硬化させた。
常温でも硬化はするかもしれないが、非常に時間が掛かると思う。
樹脂の量が極端に少ないと完全硬化まで時間が掛かるような気がする。
出来上がり。
そろったカーボン模様にうっとり(^^
Posted at 2013/03/18 21:55:25 | |
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