
ヤフーでこんな記事を見つけました。
世界のトヨタが、本腰を入れたのだと、ビリビリと伝わってきました。
その反面、我らが日産は??!!(V)o¥o(V)。。
相も変わらず”高級スポーツカー”・・・・(V)o¥o(V)
売れてナンボの世界で・・・日産が求める”高級”が本当にいいのか?!
下記の記事を見て、本気に考えさせられました(V)o¥o(V)
トヨタは、きっと形振り構わず、世界1位を奪還する姿勢を見せたのでしょう!!日産にはない、企業ポリシー!!!
世界に冠たるトヨタだからこそ、出来る凄技なのかも知れませんネ。
下記の記事で、ワチキが最も気になったのが、青文字のところです。
某局と同じです。
トヨタ社長に直訴し復活!誰でも買えるスポーツカー「86」
東京モーターショーで最も注目を集めた車の一つが、トヨタ自動車が来春発売する新型スポーツカー「86(ハチロク)」だ。市販モデルとほぼ同じ車を公開し、ひときわ来場者の目を引いた。えんじにあ発を担当したチーフエンジニアである多田哲哉氏に聞いた。
--トヨタブランドとしては久々のスポーツカーだ
「86以前のスポーツカーといえば、1999年発売の『MR-S』までさかのぼる。10年以上の間が空いた。実はスポーツカーの企画は、毎年提案されていたが、投資効率が悪いということで、見送られ続けてきた。しかし、若者の車離れが問題視され、会社でも危機感が高まってきた中で、2007年1月に全役員を集めた対策会議が開かれ、『もうかる、もうからないに関係なく、みんなが買えるスポーツカーをつくろう』ということが決まり、動き出した。自分は当時、ミニバンのチーフエンジニアとして企画を進めていたが、その年の3月、技術担当の役員に呼び出され、『スポーツカーのチーフをやれ』と命じられ、それから若い技術者2人とのチームが始動した」
--これまでと違うスポーツカーをつくることを目指したというが
「最近のスポーツカーといえば、4WD(四輪駆動)、高性能タイヤ、大型ターボエンジンというような装備で、車体も重くなり、価格も500万円以上と高額で、誰もが買える車ではなくなっている。それに、『操る楽しみ』も感じられない。どこどこのコースを何分何秒で走れたというようなカタログで誇る性能ではなく、感性を研ぎ澄まして楽しめる車は考え、企画していった」
--開発プロセスが違っていたと聞くが
「トヨタの多くの車と違って、スポーツカーは実用性ではなく、趣味で買うものだ。だから作り方も変えるべきだということで、特にデザインでは今までと開発の手法を変えた」
--具体的には
「すべてのトヨタ車のデザインは、全役員による審査を計3回受ける。開発担当者にとっては、胃が痛くなる思いだ。審査を経てデザインは洗練されていくのだが、個性的なデザインは消えていく。そこで、(豊田章男)社長に直訴し、このやり方を変えてもらった。社内でスポーツカーに乗っている100人を選び、要所要所で意見を聞くことで、役員デザイン審査の代わりにした。トヨタ以外のスポーツカーに乗っている人も多く、部品の形状など細かいところまで、ダメ出しされた。この100人に選ばれなかった人からは『何で自分は選ばれなかったのか、ぜひともデザインを見たいのに』と、顔を合わせるたびに言われ、メールも届いたりと、社内の関心も高まった」
--デザインでこだわった点は
「FR(後輪駆動)らしくリアに力がかかるサイドビューがポイントだ。セクシーな後ろ姿も、気に入っている。デザインルームには、『トヨタ2000GT』を置いて作業を進めた。2000GTの現代版をつくるというわけじゃないが、常に2000GTのオーラを感じられるような環境にした」
--車名の「86」にもこだわりがあった
「車名は、初めから『86』に決めていた。『カローラレビン』『スプリンタートレノ』の型式の『AE86』のように、フットワークの軽さ、チューニングを楽しめる車にしたいという思いがあった。トヨタでは、車両開発の申請順に番号をつけるので、86番をとるために、申請の時期を調整した。4気筒で排気量が2000ccのエンジンは、ボア(内径)が86ミリ、ストローク(行程)も86ミリだが、これはたまたまだ」
--富士重工業と共同開発のプロジェクトだが
「いろんなスポーツカーを参考にし、勉強するなかで、『トヨタS800(通称・ヨタハチ)』の水平対向エンジンとFRの組み合わせが理想的だと考えるようになった。ちょうどそのころ、トヨタと富士重が資本提携して、『カムリ』の生産を富士重の米国工場に委託することの次の共同プロジェクトがいろいろ検討されていた。それがスポーツカープロジェクトに発展した」
--共同プロジェクトでの問題は
「よく、『他社のエンジンを使うことに戸惑いはないのか』と聞かれるが、スポーツカーでは、シャーシー、エンジンの両方を自社で開発するケースの方が少ない。ただ、最初は富士重の2000ccエンジンをそのまま積むことも考えたが、やっぱり世間に驚きを与える必要があるし、欧州のCO2(二酸化炭素)排出規制をクリアするため、トヨタの直噴システムを組み合わせることを決めた。最初は車づくりの文化が違うこともあって、うまくいかないこともあったが、今は『チーム86』と呼べるような一体化した仲間になれた。一緒に部品を開発してくれたサプライヤーさんも含め、懸命に取り組んでくれたこともうれしかった」
--気になる価格は
「来春の発売で、価格はまだ決まっていない。ただ、トヨタの独身寮には、AE86の全車種、全カラーがそろっているような時代があったことを考えると、86も若い人にも買ってもらえるような価格にしたい。AE86が150万円くらいからで買えたが、当時の初任給から何倍という数値になるはずで、現在の初任給に対しても釣り合うようにしたいと考えている」
Posted at 2011/12/11 21:50:12 | |
トラックバック(0) | 日記