
先週末、”外出は控えめに”と言われた最悪の天気の中、”京都さくらよさこい”は無事開催された。
131チーム、総勢約4000人の踊り子が、嵐天の京都の街で華やかに舞った。
うちの団体は2チーム出場。
2日間のうち、土曜日の演舞では大旗を任された。
京都に着くまではなんとか曇空だったのに・・・
演舞を開始する頃にはポツポツと・・・・
土曜は1日に4演舞、そのうち2演舞が旗が振れる会場だった。
先に旗を振ったのは自分の属していないほうのチーム。
応援観覧に行ったが、旗が雨に打たれやがてからまってしまった。
演舞後、旗持ちの彼の悔しそうな顔・・・ほんまに悔しかったと思う。
夕方になって自分達のその日最後の演舞になった。
”この状況で旗をふるか?”半濡れでもうまく振り切れてなかった仲間の演舞が脳裏をよぎった。
でも、彼の無念と自分のチームの仲間達の思い・・・・
意を決して振る事に決めた。
しかし・・・状況は更に悪く、雨は勢いを増し、旗も完全に濡れてしまっている・・・・
一つ前のチームは若さが弾ける屈強な大学生が、水しぶきを上げながら旗を振っていた・・・
それに比べ自分はオーバー40の付け焼刃の旗振り。
演舞を開始して曲が進み、旗のパートに差し掛かった。
重い、水分を含んだ大旗が、更に床石にピタリと張り付き持ち上がってこない。
そりゃそうだ、前のチームの倍以上はある我がチームの大旗。
何とか途中まで持ち上がったところで、目の前にいる踊り子全員が踊りの振りでこちらを向いていた。
みんなが”頑張れ”と目で応援してくれているのが痛い程伝わってきた。
途中まで上げたこの旗を踊り子達に倒しては怪我人が出かねない、それだけは避けたい。
もうやるしかなかった・・・・火事場のクソぢからってあるんやな~・・・・
旗が地面を離れ振る事ができた。
自分達の演舞を終えて応援に駆けつけてくれたもう1つのチームの仲間の声援。
これも何よりのパワーになった。
おかげで最後まで振り切って・・・・演舞後には”感動した、泣けた”と近寄ってきてくれて・・・・
ほんまに良かった~って思えた。
2日目は違う旗持ち君にバトンタッチ、昨日とは違って曇ってはいたものの雨にも邪魔されず気持ちいい演舞ができました。
ほんま、心地よい疲れと達成感で昨日の晩は打ち上げの酒も入ったおかげでいい眠りにつけました。
やっててよかった。
さ~、しばらく放置していた車ちゃんのお手入れ、今週末から再開しょ~っと
Posted at 2013/04/08 19:42:11 | |
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