フロントフォークオーバーホール　組立編

心行くまで内部パーツを清掃し、インナーチューブを挿入したあとアウター側のメタル→オイルシールの順で打ち込みます。

情報通り打ち込みにはVU40がバッチリです！
僕は更に完璧な当たりを求めて継手を装着し、径を合わせました。
VPは肉厚の関係でサイズ的に不可。

回り止めのアルミ角材を再度用いてカートリッジを組み付けます。

※画像は使い回し

カートリッジ装着まで出来たらいよいよオイルを入れます。
（スプリングはまだ入れない！）

僕はメスシリンダーが無いので大まかに100均の計量カップで大目に入れてエア抜き後、油面で合わせました。

油面合わせのツールは注射器にストローつけて代用しました。

ストローに油面高をマジックでマーキングし余分なオイルを抜きます。

作業性はイマイチでしたが十分でした。
自分の頻度では専用のツールなんて買えないです・・・

油面が決まったらスプリングやワッシャ、カラーなどを入れて原型復旧し、トップキャップを手締め出来るところまで締めます。

本締めはフォーク単体だと無理なので車体に取り付けてから。

トップキャップに付いているOリングも交換したのですが、状態が良かったのでインナーチューブに嵌めてストロークセンサーとして利用しました。

これでとりあえずはオーバーホール完成です。

常に手がオイルでヌタヌタだったので写真があまり無く、かなり端折ってますが作業自体はそこまで難しくないです。

しかし組み立てるときに数値的な情報が必要だったのでサービスマニュアルはあった方が良いと思いました。