糸魚川クラシックカーレビュー　2008　9.7　その４

1972年式のＵＡＺ469Bです。

確かロシア製の車だったと思います。

主に軍用車に使われている事が多いようです。

1973年式のアウディ・クーペＳです。

1968年にデビューしたアウディ・100のファストバッククーペとして、1970年に登場しました。

エンジンは1871ｃｃの直列4気筒ＯＨＶで、最高出力は112馬力、最大トルクは16．3ｋｇ/mで、最高速度は180ｋｍ/hでした。

1971年式のＢＭＷ・2002tiiです。

73年には、量産車初のターボチャージャーエンジンを搭載した「2002ターボ」が登場しています。
ターボ採用の理由は、当時のツーリングカー選手権でライバルのポルシェと激闘を繰り広げていたBMWがポルシェに打ち勝つためで、航空機エンジンで培ってきた技術（元々ＢＭＷは航空機エンジンメーカー）を乗用車に採用したのです。
BMWとしては、出力ＵＰと省燃費を両立させる技術としていたのですが、機械式インジェクションなうえ、インタークーラーを装備していなかったため、省燃費とは程遠く、第1次オイルショックの影響もあって、1672台で生産を終了しました。

1960年式のポルシェ・356Bクーペです。

1959年から63年まで製造された車で、バリエーションはクーペ、カブリオレ、ロードスターの3種。エンジンは1600（60馬力）、1600S（75馬力）、1600スーパー90（90馬力）でした。
総生産台数は、31,392台でした。

ちなみに「名探偵コナン」で黒の組織「ジン」の愛車として登場しているのは、1955年から59年まで製造された356Ａで、総生産台数は20，658台でした。

1967年式のポルシェ・912です。

1965年から69年まで製造された車で、64年に発売された911の廉価版として発売されました。
そのわけは、911の価格が356の最終型の60％増しになってしまったため、356を生産中止した場合、356が受け持っていた市場を失うとポルシェ社が考えたため、356の市場を直接受け継ぐ車種として開発されました。

1963年式のマツダ・キャロル３６０です。

写真のキャロルは２ドアです。

詳細は、その２のキャロルと同じため、省略します。

1973年式のスズキ・ジムニーです。

1972年から76年まで生産された初代の第2期（ＬＪ20-１型）で、ＬＪ10との大きな違いはエンジンが空冷式から水冷式に変わった事で、快適な温水式ヒーターを得た事と、耐候性・安全性に優れたバンモデル（ＬＪ20V）が追加（初代1期モデルが幌のみ）されたことも相成って、雪国や寒冷地を中心に売り上げを伸ばしました。

1969年式のスズキ・フロンテ　360ＤＸです。

1967年から70年まで製造された車で、駆動方式をＲＲ（リアエンジン・リアドライブ）に変更して登場しました。丸みを帯びたデザインを採用するとともに、ホンダＮ360に対抗すべく、31馬力のエンジンを搭載してました。

68年には、高性能バージョン「フロンテＳＳ」が登場してます。
ＳＳとは、「ストリート・スポーツ」の略です。