久しぶりの試乗。試乗車は IS300h F-Sportsバージョン。 最初EVモードでなるべくエンジンをかけないようにがんばったが、EVモードだけでは周囲の車の流れについていけない。EVモードの使用用途は限界ありそう。。。。エンジン音は4気筒であるがそれなりにチューニングされていて不快音ではないし十分静か。モーター音やインバーターの音もゼロではないが十分静か。。。パワーたいしたことないが日常使用ならば必要十分程度。。。。日常領域から限界領域までハンドリングも素直、乗り心地も良い。サスは固めであるが、ボディ剛性が高く、不快な振動も出ない。ロールはシッカリ抑えられているのに、ギャップを超えたときの微振動はシッカリいなされている。 F-Sportsで採用している電子制御ダンパーがかなり貢献しているらしいが、乗り心地とボディの安定性の両立でこれほど完成度が高いくるまは他にはないのでは。 どんな体制でも破綻する気がしないし、メチャクチャ遊べる。アクセル全開のコーナリングで高架の継ぎ目を通過しても車がヨロヨロしないし。限界領域で意図的に振っても、分かりやすく意図通りの素直な動きをする。BMW3やベンツCを凌駕しているのは確実だろう。唯一の欠点はブレーキ。軽く踏んでいるうちは弱点が見えないのだが、高速でそれなりの速度域で、それなりの踏力で踏むと、踏力一定でも、1-2秒おきにブレーキ力が勝手に変わってしまうという不可解な現象に見舞われる。回生ブレーキとフットブレーキの制御プログラムのバグのように思えるのだが。。。。。。 新型ISは、前のISと外見はそれほど変化はないが、ダイナミクス的には完全に別物。ブレーキをのぞくと、これといった死角がなし。正直ビックリした。