
家族に数年来使わせていたAndroidタブレットにて最近YouTubeアプリが使えなくなったというので、やむ無く(?)買い増しした。Blackview Tab60、中古で¥1.2万。
今までがHuawei MediaPad T3 の8インチ、OSはHuaweiオリジナルのAndroid7.0ベース。
この2025/2月に入って間もなく、Android7.xがYouTubeアプリの対象外にされてしまったのに伴い、YouTubeアプリを開くと「Webブラウザで見ろ」と誘導されるようになった。
YouTubeが全く見れなくなった訳ではないも、アプリで見れないのは何かと不便。よってもう機体が換え時だろうと見切った。内蔵バッテリー交換までして7年か使ったことだし。
見切るなら代わりが欲しいと家族に言われ(当然)、
近場の中古屋を見てみつけたのが、今回のBlackviewのそれ。
SIMを挿して4G/3G回線でも使えて¥1.5万以下、Androidバージョンは10以上、画面解像度はWXGA+以上、RAMは4GB以上、ってくらいを合否ラインに据えて選んだ(選ぶってほどの数を見た訳でもないが)。
自分用ならばあれこれとスペックに拘って選ぶところだが、今回は時間も手間も掛けずに近場の有りモノで。
値段は安いに越したことはないが、あまりケチってガラクタを掴みたくもない、って辺りの匙加減が難しい。
このBlackview Tab60、早速使ってみるとおぉ意外に使えるかも、な印象。巷に溢れる(?)安価中華タブレットにしては。
#って自身が抱いている中華タブのイメージがどんだけなのよ(苦笑)。
画面解像度1,340×800ドット、縦横比16:9.5な8.68型、RAM 6GB※、ストレージ128GB、OSはAndroid 13、CPUにはUnisoc T606。
画面の縦横比が微妙に変態仕様?だが、片手で持ちやすいサイズ感だ。解像度をフルHDにしてないのが処理速度的な負担の軽減にもなっていそう。
※販売ルートによってはRAMが少ない4GB仕様なのも出回っているっぽい。
4G(LTE)にも対応、今までのnanoSIMを差し換えて使える。但しドコモ4Gプラチナバンドには非対応、ドコモ系SIM使いの我には若干難有るも、そこは妥協。SIMトレーには物理SIM2枚+microSDが載せられる。我が家のBiglobeデータSIM(タイプD)はトレーに載せて挿しただけで使えた。デフォルトでAPN登録済みの自動選択。
Wi-Fiは5GHz/2.4GHz両対応。我が家は11ac/WPA2な環境で問題なし。
USBはType-C、従来型5V充電器が付属するが、汎用のPD対応充電器があればそれでも充電は可能。といっても他のPD対応な機器と充電器を共用できる以上の利点は皆無。
GPS、加速度・照度センサー、マグネットスリープ対応:機体上部のインカメラの左右辺りに磁石を寄せると画面消灯/離すと画面点灯する。
地磁気センサー(コンパス)無し、が個人的には惜しいところ。大抵のスマホみたくにコンパスが有ると、街で立ち止まってマップを開いたときに「いま自分は地図上どっちの方角を向いているか?」が即時にわかるのだが、それが出来ない。クルマでカーナビに使うと静止状態でヘディングアップしないから、目的地を決めて走り出すときに行くべき方向を目視判断/地図を手回ししないといけない。動き出せばGPSで移動方向を割り出してヘディングアップするので問題ない。この機種に限らない「安価タブあるある」ながら。
近接センサー無し:スマホみたく頬に寄せて通話することは先ず無いので不問。
動画視聴と調べ物とたまにカーナビに使う程度でゲームをする訳でもなし、これで十分っちゃ十分だろう。
以前の機体から諸々の移行を済ませた。
期待どおりに、YoiTubeアプリも他の今まで使ってた諸々のアプリも一通り普通に使えている。特にこれといって問題なし。
#ベンチマークしてまでダメ出しする気はなく(笑)。
この機体は子供メインで使わせるため、
機体の物理保護のためにPET素材の反射低減フィルムとシェル+フリップなカバーとでも用意するか、の段階で意外に苦戦。
#まぁ中華なマイナーメーカーのタブレットだし覚悟はしていたが(苦笑)。
フィルムは百均ダイソーでiPadの12"用ペーパーライクの¥550を買ってきて、現物合わせの切り出しでOK、8インチ画面に貼るのにきっちり専用サイズな必要はないから問題なし。。。と思ったが、手触りがざらざらし過ぎなので近々変更を検討中。
しかし、シェル+フリップなカバーでまともに使えそうなものが見つからない。
機体メーカー純正品は入手不能(かつて「機体を買ってレビューを書くとプレゼント」ってやってたらしいが)、サードパーティなそれは各所の切り欠き・くりぬきが機体にきちんと合ってない不出来なモノばかりっぽい。
「Blackview Tab60用」ってのがamazonに幾つか出てはいるも、レビューを見るとどれも低評価。理由は「背面カメラ用のくりぬきが合ってない」「イヤホンジャック穴が合ってない」「全体的にピッタリ嵌まらない」、で「専用設計」を謳っている割にはどれもお粗末。出品元は複数あれど、モノの出所(メーカー)は一緒・出来も一緒のようで。
#機体に固定する構造が嵌め込み式な「シェル」でない、外周部を合皮で包むタイプもあって、そっちの評価はそう悪くない。しかしカバーの中で機体が動くのが個人的にいまいち。かつて持ってたNexus7で使ったことはあるが、今回は検討対象外。
結局Amazonにて評価がイマイチな中でも自身の希望に近い、シェル+フリップタイプの1つをダメ元で発注(¥1700ほど)。現物が届いてみたら案の定、手持ちのミニルーターでゴリゴリやらないと実用にならないレベルだった。
どうも金型の誤差とか製造不良とかいうレベルでない「合わなさ」なんだよな。。。確信犯的な。
よく見ると、Amazonが送ってきた商品の外袋に貼られたラベルが二枚重ねになってて、それの下になっているほうには「For Realme pad mini」と書いてあった。
ラベルの背後から写真にとって左右反転させてみたのがこれ↓
実際その Realme Pad Mini でネット検索したら、確かにモノは実在してて、我がBlackview Tab60とは激似(?)ながら別物。正面サイズの縦横や画面表示サイズは誤差レベルで一致するも、厚みが0.5mmほど薄い。Tab60とは背面カメラ位置やイヤホンジャックの位置に数ミリかの違いがある。その自称「Tab60用カバー」にジャストな位置関係になっている感じ。本来の対応機体がそれなんだから当然で。
どっちが本家でパクりなのかは知らないが。
こんな↓感じのそっくりさん。画面表示範囲の上端と側面ボタンと背面カメラの上下の位置関係がTab60と違っている。背面カメラがTab60よりも下にあるようだ。
なるほど、そもそも対応機種違いなのを伏せて売ってた訳ね。なら我がTab60に合わなくて当然だわ。偶々機体の正面サイズが一致するから嵌まらなくはない、ってだけで(苦笑)。
微妙なやり口だがまぁいいや。どっちにせよジャストフィットするものは見当たらないし、入手したそれもそれなりにフィットするように手を入れたし。
但し、マグネットスリープは作動しない。。。表紙カバーの該当位置(インカメラの左右辺り)にマグネットが仕込まれておらず。まぁそもそもが別機種用のカバーなんだし、非対応でも何ら不思議はないが。
ということで、
無事?に我が家族用YouTube視聴用タブレットが世代交代しましたとさ、のお話はこれにて終わり。。。かな。