2009年02月21日
昨日のブログで、私が「リストラ“される”プロ」だったことを白状しましたが、これ実際「お金貰ってリストラされる」わけだから、やっぱ“プロ”だったと思うんですよねww
ほんと、あんな感じだったんですよ。 しばらくは、現実味がなくて。。。w
あまりにふざけたメールだったので、「これはきっと現実じゃない、”夢”に決まってる」と、不思議と夢心地でしたw
( そうそう、いきなりこの今日のブログに飛んできた方いらっしゃると思います。
ここから読むと、わけわからないと思います。
ぜひ、昨日のブログをお読みいただければ幸いです。
その方が、私の不幸を、10倍楽しめますww )
で、昨日の続きですがw
おっと、その前に、
ご心配ありがとうございます。
私、今は、健在です。
もちろん、将来は分かりませんww
最後のリストラは、もう6年以上前だと思いますww
それぞれのリストラはとても苦しくて嫌な思い出だったはずなんですが、不思議とこうやって思い出そうとしないと、時期も覚えてないんですよ。
「繰り返し経験する」と、”そんなもの”なんですww
全部思い出になってしまっていて、強くは気にしていないのだと思います。
そうだ、それから、私がなんで突然こんな話しているかって言うと、
私は、今でも日本に親兄弟もますし、日本を好きです。(なら、なんで日本を出たのだ?という声が聞こえそうですが、その理由は別の機会に。)
今、私が日本のことを知ろうとすると、WEBニュースなどで見て感じることしか出来ないのですが、とても大変な時期だと思います。
やっぱりそんな日本に、「ガンバレ日本!」という気持ちがあります。
(もちろんここオーストラリアだって大変な時期です)
こちらに来たばかりのとき、最初の2年間はまったく仕事がなく、日本から持ち込んだ貯金は見る見るなくなり、一日$1(100円程度)の今日のお金の使い道に悩んだ日々がありました。
その後、就職してもずっとリストラの繰り返しです。
そんな笑い飛ばすしかない生活をしています。
もし私の体験を読んでいただけている方たった一人でも、今現在お仕事をなくしていたり、無く仕掛けているのなら、とてもお気持ちは深刻だと察します。家族がいれば、なお更でしょう。
でも、もっと不幸な奴がいたと感じていただければと思うのです。
ただの笑い話です。
10年我慢する気力で頑張ってください。きっともっと短いです。
いつか、笑い話になると思います。
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さて、さっきの「クリスマスの社員裏切りメール」の続きですが、
やっぱり、あのメールの原稿を書いた奴、人じゃないぞ、と今でも思うんですww
クリスマスイブですから、つい先ほどまで会社内でパーティやってたんですよ。
メールに気づき、泣き出す女の子もいます。
まさに、クリスマスイブの惨劇(心理的)でした。
「躁(そう)状態の悪魔に魂を売った奴にしか思いつけない荒業」です。
「実行した段階で、完全に、いっきに魔王にレベルアップです」
メールの最後の結びのほうは、
「1ヶ月以内に荷物を纏めよ」
みたいな感じです。
「おまえらは、カリブ海へヨット買いに行く予定あるかも知れんが、こっちははかない小旅行だってキャンセルせにゃぁなんめい! 明日はクリスマスだぞ! こっちだって家族いるんだぞ! どうやって説明すんだよぉ! 小さな子がちっちゃな箱に入ったプレゼントが来るのを待ってんだぞ! クリスマスに、泣かせられるかぁ?? 心に伏せて笑顔で食卓かこむかぁ?! 俺にそれが出来るかぁ? いったいいつ話せばいいんだ??」
といっても 頭いっちゃってる奴には勝てないです。
昨日のブログでもわかると思いますが、
もう使ってる言語のレベルが違っちゃってます。
怒りにわれを忘れた同僚の中には“つわもの”もいて会社の備品持ち出した奴も居ます。
私この時何を考えたかって、
「日本人って、ある程度の会社への気持ちってあるじゃないですか。」
「ましてや、自分が操業したなら、可愛い子供みたいで、どうやって売らずに済まそうか、みたいな。」
創業者なら創業者として、社員なら社員として。
(もちろん人によるとは思うし、どちらが良いというものでもないかもしれません。でも私は日本で育ったので、この洗礼はしばらくの間かなりトラウマになりました。)
子供を可愛く育てて、より見栄えが良いようにさらに磨き上げ、磨ききったところで手塩にかけた子供を1円でも高く売りつける! こんな物の考え方があるのかぁ?
とにかく当時頭の中が日本のサラリーマンであった私の理解(会社と共にでかくなり、会社と共に成功する)は、そこでは、幻想でした。
(今は日本でもこんな古い考え方は無くなりつつあるのだと思いますが、私たちこういう気持ちってあったじゃないですか!?)
なんたって、会社だけ、成功しちゃったんですww
置いてきぼりなんてもんじゃありません、奈落へ突き落とされちゃいました。
しかもクリスマスイブに。
(こんな話、今は日本でも当たり前にあるよ、と言われる方も多かろうと思います。 そうなんですよ、普通の話なんです。でも若い私には、ひたすらショックでした。
次に思ったのは、「勉強になったなぁ~」、です。
ー TV 事件へ 続く -
Posted at 2009/02/21 18:49:12 | |
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がんばれ日本! | 日記