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2024年01月28日

【有明アリーナFINALネタバレ(其の一)閲覧注意】ON THE ROAD 2023 Welcome back to The Rock Show youth in the “JUKEBOX”

【有明アリーナFINALネタバレ(其の一)閲覧注意】ON THE ROAD 2023 Welcome back to The Rock Show youth in the “JUKEBOX”
※ここからネタバレ閲覧注意です。
 ご覧になりたくない方は退出ください。
1月20日(土)
今夜はON THE ROAD 2023 FINAL
ライブレポも5回目になるが、ライブ中の雰囲気、省吾さんのMCなど記憶は大分定着したが、さいたまに続きこの日も収録が入っており、MCも少しばかり替わった点もあった。
今回は、その辺を修正した形でレポを書きたいと思う。

入場すると場内は既にオーディエンスでほぼ埋め尽くされ、省吾さんの話題が賑やかに飛び交う中『The Moonlight Cats Radio Show Vol.1 Vol.2』がBGMとして流れている。
スクリーンには、大きなジュークボックスが中央に映し出され、その右にはネオン管の様に時折チカチカしながらカラフルに色変化するツアータイトルのロゴが輝く。
左には「初恋」のサビ部分の詩が英文で書かれている。
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※公演前後関係なく場内は撮影、録音禁止です。
 ツアーサイトのオフィシャルフォトを使用しています。

やがて賑やかな会話は拍手と手拍子に変わり「A PLACE IN THE SUN」が流れる。
その後、スクリーンに映し出されていた大きなジュークボックスがレトロな木造レンガの喫茶店に置かれたものだった事に気付く。
ジュークボックスのゆっくりとした引き映像。
やがて赤いキャップを被りリュックを背負った少年が、ワクワクしながらジュークボックスに駆け寄るとお気に入りのナンバーをセットし「よし!」と頷く。
ジュークボックスの前に陣取った円形のウッドスツールに座るとセットされたレコード盤に針がそっと落とされ前奏が流れる。
そう...そのナンバーこそ、省吾さんの「初恋」なのである。
やがてラフな服装のギターケースを背負った若い女性が現れ、ジュークボックスに近づくと「いい曲だよね」と言わんばかりに少年に向けてサムズアップする。
彼女もまた少年の横にウッドスツールを並べ座ると「初恋」のLP版ジャケットを少年にプレゼントする。

ジュークボックス奥の壁に目を向けると、古びてボロボロに破けた ON THE ROAD
2023 のツアー広告ポスター(ノルマンディ地方の断崖でギターを弾く省吾さん)が貼られている事に気付く。そう...これは現在ではなく、私の息子世代よりももっと先の未来。十数年、数十年先の未来映像なのだ。
"Bob Dylan”、"The Young Rascals”、"The Beach Boys”、"The Motown”、 "The Memphis Sound”と省吾さんが少年、青春時代に夢中で聴いていた洋楽アーティストの名を連ねるジュークボックス。
その中に“Shogo Hamada”の名が刻まれている。
「初恋」もまた未来永劫聴き継がれていくのだ。(この映像演出に鳥肌と涙が...)

やがて彼女は持っていたエレキギターを少年に渡し優しく教える。
ここでオープニング映像は終わる。

このオープニングは「ON THE ROAD 2005-2007 "My First Love"」の映像作品にどこか似ている。少年が学校から帰るや否やレコード盤をセットして「A PLACE IN THE SUN」を聴きながら″フッフフゥ~ン、フ~ン、フ~ン、フ~ン”と鼻歌を歌うシーンだ。そう考えると今回のツアーオープニングの「A PLACE IN THE SUN」「初恋」の曲順は意味深い。

オープニング映像終盤、バックバンドメンバーと省吾さんが現れると大きな声援が場内に響き渡る。オープニング映像が終わり、省吾さんの「Are you ready ?」の掛け声にオーディエンスが「Yeah~!」と応える。一気に場内は熱気で包まれた。

1曲目 愛の世代の前に
スクリーンにはピカソの「ゲルニカ」の絵が映し出される。
この絵から省吾さんの痛烈なメッセージが胸に突き刺さる。
今もなお各地で紛争が起こおり、事実多くの民間人が犠牲になっている。
その怒りを放つようなキレのある町史寛二さんのエレキギター。
省吾さんの″Wow! oh! oh! oh~‼”の叫びと同時にバンドメンバーの後ろで爆破音が鳴り響き、煙が立ち上がる。

2曲目 壁にむかって
初の武道館アリーナコンサート40周年を記念して2021年の秋にリメイクされた。
ON THE ROAD 2022 ″LIVE at 武道館”に落選した私は今回初めて生で聴く。
オフィシャルYouTubeで公開されたMVと変わらぬセクシーな歌声だ。

3曲目 HELLO ROCK & ROLL CITY
″HELLO~ SAITAMA CITY!"と恒例の開催地名で歌う替え歌は、オーディエンスを一層盛り上げてくれる。

4曲目 BIG BOY BLUES
中二の時にリリースされたアルバム『J.BOY』に収録されているが、おそらく参加したライブでは初めて聴くナンバーだ。(...たぶん)
当時と変わらぬ爽快感が漂う。
歳を重ね太く艶のある低音域と少し擦れたセクシーな高音域の歌声に引き込まれる。
そして長田進さんのギターがめちゃくちゃカッコ良すぎる‼ 鳥肌がおさまらない。
映像作品では是非、長田さんのギター演奏姿をクロップして欲しい。

MC(※記憶を頼りに勝手な言い回しで書いてるのでご容赦ください。)
省吾さん(以下SH)
「前回のアリーナツアーは2016年なので、実に7年ぶりになります。
「その間にパンデミックがあってブランクがあったにも拘わらず、そして...延期になったにも拘わらず。」 オーディエンス(以下AUD) 爆笑
「でもこうやってたくさんの人に集まってもらえてとても嬉しいです。」
「どうもありがとう‼ 楽しいコンサートに、楽しい夜にしたいので最後までどうかよろしく‼」  AUD 歓声

5曲目 いつかもうすぐ
100% FAN FUN FAN 2018 で初めて聴いたナンバー。
カナダのシンガーソングライター、イアン・タイソンの「Someday Soon」のカバー曲。カントリーミュージックを切ない詩に載せてポップにアレンジした曲はどこか懐かしさを感じる。

MC(※記憶を頼りに勝手な言い回しで書いてるのでご容赦ください。)
SH 
「どうぞ座ってください...」
 AUDが座ると「良かったぁ~」と省吾さん。 AUD 笑
SH
「今日は間に休憩を入れた2部構成で少し長めのコンサートになります。
「皆さん自分の体力体調に合わせて楽しんで頂けたら嬉しいです。」AUD 拍手
SH
「さて...日常の中で自分の事を書類に書く時、職業欄にソングライターって書くことがあるんだけど...子供の頃...″あの時、あぁ言えば良かったなぁ”とか、″こう言うべきだったんだなぁ”とか思う事があって、それを手紙に書いたり、ノートに書いたりしてました。....で、やがて大人になって詩を書くようになって...ソングライターになったんだけど...ある時 ふと"あぁ、もしかして俺は誰かの手紙の代筆をしている様なものなのかなぁ”って気付いたのね。」
SH
「例えば...報われない恋をする女性がいて...そのそばには真剣に彼女を想う男性がいて...でも自分の想いを伝えられずにいるんだけど、砕け散る覚悟で勇気を振り絞って彼女にプロポーズをして...やがてその想いが伝わって...ふたりが結ばれてくれたらいいなぁなんて...そんな思い込めてこの詩を作りました。」AUD 拍手

6曲目 もうひとつの土曜日
福田裕彦さんが弾くシンセサイザーの切ないメロディーと同時にエメラルドグリーンの照明が観客席を照らす。

7曲目 愛しい人へ
100% FAN FUN FAN 2019以来聴くナンバー。
前奏はどこか不安を感じるメロディーだが、歌い始めると一気に詩の世界に引き込まれる。省吾さんの曲には、臆病が故に″恋愛などゲームさ、かけひきさ"と切り捨てる類の詩をよく見るが、このナンバーは、恋愛に臆病なそんな主人公が真実の愛を知った瞬間なのだろう。

8曲目 DANCE
会場の雰囲気は一変する。このナンバーも比較的最近リメイクされたばかりだ。
エコーのきいたシンセとピアノのミステリアスな前奏と共に、ステージに散りばめられたネオン管照明がカラフルに変化し、サーチライト照明は点滅を繰り返す。
省吾さんの″Dance Keep on dansing..." の歌声が会場に響き渡ると、ドラム、ベース、ギター、サックスフォンの力強い音色が鳴り響き歌へ突入する。
どこか近未来的に演出されたDANCEは飛躍的に進化した。

9曲目 東京
闇に包まれた夜の東京。交差点で多くの人々がせわしく行き交い、路地裏ではパトカーのランプが点滅している。そんな映像がスクリーンに映し出される。
雑踏の中、せわしく歩く足音、鳴り響くサイレン、威圧的な車のクラクションの音が聞こえてきそうだ。
″ディスコで恋して” が、″クラブで恋して”に現代風にアレンジされた替え歌はお馴染みとなった。
″ドライブ・イン”も死語であるが... 息子曰く今は″道の駅”だと...(笑
確かに79歳の親父は近所の″道の駅”を今でも″ドライブ・イン”と言っている。
でも、このナンバーで″道の駅”はあり得ない‼ カッコ悪すぎる...(笑

10曲目 MONEY
スクリーンには燃え上がる炎。力強く鳴り響くエレキギター。
リズムに合わせて ″ブォッ、ブォッ”と音を立てて燃え上がる炎...その熱線を受けて顔が一瞬熱くなる。サビでは、燃え上がる炎に熱せられた太く巨大な鎖が砕け散るアニメーションが映し出される。″金に溺れた者はすべてを狂わし、すべてを失う″という警告ともとれる抽象的な映像だ。
″愛してる愛してる... もっともっと...”のフレーズは女性が歌うパートに定着した。

ここで第一部が終了し休憩時間

ラジオから流れている様な演出で、9月6日にリリースされた『The Moonlight Cats Radio Show Vol.3』が、省吾さんのDJでナンバーが紹介される。
スクリーンには楽しそうに演奏して歌う省吾さんとバンドメンバーの姿が映る。
この映像作品がめちゃくちゃ良かったと思うのは私だけだろうか...
トイレに行くのが勿体ない。必ず開演前にトイレに行く事をお勧めしたい。
場所は何処かのレトロな木造建ての小さなレコーディングスタジオか...
省吾さんとバンドメンバーを囲むように撮影用の円形レールが敷かれ、その中で楽しそうに演奏して歌っている。それを撮影するカメラワークがもの凄く良い。
そして何より、省吾さんとバンドメンバーがカッコ良すぎる...泣
平均年齢は疾うに60歳を超えているはずだが、みんな間違いなく″イケオジ”だ。
そして場所は変わり、真っ白な洋風の広い部屋の中央で演奏するシーンもあった。
映像作品がリリースされる際には、特典映像として収録して欲しい。

省吾さんのDJで最後のナンバー紹介が終わるといよいよ第二部‼

to be continued...



ブログ一覧 | 浜田省吾 | 日記
Posted at 2024/01/28 20:58:29

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