
行ってきました、ドライバートレーニング
一ヶ月前に申し込んで、いよいよ当日

忘れ物は・・・・ないな

しっかり体験してくるぜっ
今回参加したトレーニングは、『トヨタ 交通安全センター モビリタ』が主催しているものでして、FSWで行っています。
詳しくはこちらのサイトをご覧ください

URL: http://www.toyota.co.jp/mobilitas/
または、『トヨタ交通安全センター モビリタ』で検索
このトレーニングは全4段階のコースで、段階的に、「走る、曲がる、止まる」の限界を体験することができます。
さらに、各種安全装置がどんなものかの実体験もできます。
今回受講したのは、4段階のうちの初心者コース。
13,650円で昼食込み。
ちなみに・・・割引もありまして、「誕生月:50%OFF」「家族割引:20%OFF」「65歳以上:20%OFF」「JAF会員:10%OFF」「トヨタTSキュービックカード:10%OFF」です。
今回のトレーニングの一番の目玉は、なんといっても『高速フルブレーキング』と『低ミュー路走行』です
午前中はオリエンテーションから始まり、注意事項や安全装置の説明、講習内容の説明の後、いよいよ外に出て実技講習が始まります。
まずマークXを使った『死角の確認』
これ、正直びっくりでした

こんなにも死角だらけとは・・・・
車の近くにびっしり置かれたパイロン・・・これらが、運転席からは一個も見えない

後ろは5メートル以上離れたところのパイロンが見えない・・・
写真がないのが悔しいですが、見るは百聞にしかず

体験した人が、みんな『え・・・パイロンがひとつも見えない

』とくちを揃えてつぶやいてました。
もちろんぼくも
ちなみにARISTOは、Aピラーのせいでフロントの左右がより見えにくいんです。
一発目から冷や汗体験でした。。。
さて、今日のトレーニングでお相手となる子は、この子・・・
マークXです

今日はよろしくお願いします

さっそく、車に乗り込みコースへ出ます
まずは・・『パイロンを使った総合走行(入門編)』
こんなの、ちょろいちょろいと思ってたのもつかの間、あっさりコースを見失いかけること、4回



通常走行している道路とは違い、しっかり次の目標を見ないと、綺麗に走れません。
完璧になめてましたぁ
次は・・『スラローム走行』
これもパイロンが置かれたスラロームを走るという、単純明快なレッスン。
これも、ちょろいちょろいと思ってたのに
リアタイヤが、パイロンを踏みまくる踏みまくる

曲がり始めるタイミングと、曲がる角度が全然ダメ

この時点で、だいぶコテンパンにやられましたぁ

普段、内輪差が怖くて、コーナーで寄せきれないのは、この感覚が身に付いてないせいもあるのかなぁと
こうして、午前のトレーニングが終わり、昼食です

今日の目標として、「スラローム走行でパイロンを踏まないようになる」ってことを悶々と考えながらご飯を食べていたので、すんごい難しい顔してご飯食べてたんじゃないかと思います

すぐに頭がいっぱいいっぱいになっちゃうところも、直すべきところかな

・・・反省
さて、気を取り直して午後一発目は、『高速フルブレーキング』
キタキタキター



一気にテンションMAXです


速度は3段階。60キロ、80キロ、100キロからのフルブレーキング。
さらに、80キロと100キロのフルブレーキング+障害物避け。
こんな速度からのフルブレーキングなんてしたことがないぼくは、柄にもなくキンチョーしまくりでした

そのせいもあってか、なんと一本目はブレーキ踏み切れず
フルブレーキングって、体が突っ張るくらいに踏み込まないといけないんです

おまけにABSが利くから、ブレーキ踏みながらガクガクガク~ってすごい衝撃



公道では、ABS利くほどのフルブレーキはしないに越したことはないけど、万が一はいつくるか分からないから、ここでの体験は、ほんとに貴重でした

続いて、『ABS効果の確認』
水を撒きまくり、路面とタイヤの摩擦がほとんどない路面で、ABSの効果を体験

雪道や氷道をほとんど走ったことがないぼくにとって、これも初体験でした。
ABSを切った状態だと、フルブレーキをかけても、ハンドル切っても、車体はツペーッとまっすぐ進むだけ・・・
いやぁぁぁぁぁ~

まじですかっ

こんなにやばいですかっ

次に、ABSつけておなじことをすると・・・・あれま、ちゃんとハンドル切れるぞ

ほぉ~、ABSってすげ~

でも、もちろんオーバースピードだったら、いくらABSついてても、ツペーッって逝っちゃいましたけどね

何気なくついてる安全装置を、始めて体験できました
さて、続いては、VSCを体験する『低ミュー路走行』
今度も水を撒くまくり、摩擦をさげた路面での走行です。
VSCを体感しやすいよう、あえて車を振り回すような走りをせよと、教官からのお達し

やったろーじゃん、といわんばかりにコーナー中にフルアクセルや、急ブレーキ


ありえない走り方をすればするほど、確かにVSCの威力を体験することができました

たまにね・・・お山走ってるとね・・・・VSCが利いてる警告音がするのよね

手荒なことばかりしてるぼくを守ってくれて・・・ありがとう、ARISTO
そして、こっそり楽しみにしていた『飲酒運転疑似体験』
もちろん、ほんとによっぱらって運転するわけじゃないですよ

酒酔い体験ゴーグルをつけて、視覚だけ酒酔い状態になり、運転するというものです
これね、ぜひ教習所でもやってもらいたい

飲酒運転する人の気が知れなくなるシロモノです

実際酒酔い状態になると、正常な判断が出来なくなったり、気持ちが大きくなったりして、飲酒運転に走ってしまうのかもしれませんが、少なくともこの体験をした人間の中で、飲酒運転をしようと思う人はいないと思います

だって、ゴーグルつけた瞬間に、オエッとなるくらい視界が歪み、まっすぐ走ってるつもりが、確実にパイロンをなぎ倒すんだから・・・・・

・・・夜中走ってると、たま~にふらふらしながら走ってる車・・・あるよなぁ
そして、最後に『総合走行(卒業編)』
いよいよ最後のトレーニングです

午前中に行った、総合走行+αです
にっくきスラローム・・・制覇してやるぜ

一日を通して、熟練者による走行を観察したり、教官からの指導があったりして、なんとなく攻略が浮かんできたで

いざ、尋常に・・・・勝負
最後の最後に、こんなことをしながらの走行をしました
いやいや、トランクにパイロン乗っけてって、おかしいでしょ~

ものすごくのろのろ運転になったけど、急ハンドルや急アクセル、急ブレーキをしないよう、スムーズな運転に気をつけながら走ることで、無事生還しました
最後に、修了証を受け取って講習終了
今回受けた講習は、基礎中の基礎。
サーキット走行やいろんな経験をつんできた熟練者にとっては、いささかつまらなく感じるのかもしれませんが、危ないことなんてほとんど知らない、ぼくのようなペーペーにとっては、ほんとに貴重な体験でした。
今後、長くARISTOと付き合っていく中で、今日の体験がきっと生きてくると思います。
だって、安全装置ついちゃいるけど、なんの役に立つのかわかんな~い、なんていったら、『もしも』のとき、どうなるか分かりません。
さらに、このような安全が確保されている状態で、車の極限状態の挙動を体験できる場所なんてないですもんね。
講習代は安くはないですが、その価値は十二分に体験できたと思います。
ということで、明日からは今までよりもっと清く正しく美しく、ARISTOを溺愛していこうと決めた、くろありんこ(改)@J.P.O.Mでした
