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旅行3日目は朝から晴天でした。

ホテルの駐車場からも富士山が綺麗に見ることができ



前に河口湖に泊まったときは雲が邪魔してこんなにはっきり見ることは出来なかったので良かったです。

ホテルからは中部横断自動車道に乗って身延山ICまですぐです。

平日の朝なので駐車場も空いていましたね



登り坂や階段を覚悟してましたが、お年寄りの参拝者が多いからか斜行エレベーターも用意されており、足に自信が無くても大丈夫ですね。



斜行エレベーターを使わずに歩いたら、この階段ですからね。



自分だけなら階段を上って見たかったですけど、父親は絶対無理です。















境内は広大です

御朱印を頂いた後に身延山ロープウェーに乗り奥の院へ







思親閣で参拝し御朱印を頂き



せっかくなので展望台まで行ってみました



富士山だけでなく南アルプスの山や



八ヶ岳までとても綺麗に見ることができました





今回は重さからα55とミノルタの100～300㎜で撮影しましたが、α99とGレンズで撮らなかったのが悔やまれます。



この時期にしては山頂でも暖かったですね



ロープウェーの奥の院駅まで戻ると富士山が見られました



もしかしたら、一生の内もうこんなに綺麗な富士山を拝むことはできないんじゃないかと思わせるほど綺麗でした。









下に降りた後は御廟所と草庵跡をお詣りします

















御廟所で最後の御朱印を頂き、久遠寺をあとにします。

ちょうどお昼だったので、すぐそばの手打ちそば菊寿美さんで昼食に



自分たちで蕎麦がなくなり、おしまいになりましたがとても美味しいおそばでしたよ。



これで今日の予定は終わったので、宿泊地の東京の神田に向かいます。

帰りはナビが新東名を案内してくれたので120㎞区間を体験









とても走りやすい高速道路ですね



神田には若干明るさが残る時間に到着







この日から東京の2泊はコンフォートホテル東京神田です

３日目が今年の旅行の目的地身延山久遠寺となっており、３日目の事を書く前に何故ここに行くのかを書こうと思います。
身延山久遠寺はうちの宗派、日蓮宗の本山です。
うちは元々そんなに信心深い家ではないですが、父方、母方ともに日蓮宗であったため祖母や親戚が歳を取ったらよくお詣りに行っていた記憶があります。
そんな中、５１歳の自分が何でお詣りに行くかというと、2021年の4月に母を亡くしました。
77歳でした。
2021年の1月に持病の肺塞栓で入院し、今までも治療で入院もしていたしすぐ良くなるだろうと思っていました。
しかし入院中の検査で癌が見つかり、それも膵臓ということで父親から一緒に病院で説明を聞いてくれと言われ病院に行くとステージ4で、大腸にも転移しており手術での治療は非常に難しく、元々の肺塞栓もあり非常に厳しい状態であるとのことでした。
　医師からは抗がん剤を使った治療か、緩和ケアのどちらかの選択を説明されましたが、本人も含め治療を希望し入院治療を行っていた中、血栓による脳梗塞を起こしてしまいそのまま意識が戻らないまま亡くなりました。
　身延山久遠寺は母が2020年のお正月に、宮城に旅行に行ってきた話を聞いて秋に連れて行って欲しいと言っていたのですが、それから始まったコロナ禍で外出が出来ない中で闘病となったため結局は実現しなかったのです。
　49年間親孝行なんか出来た記憶も無く、せめて身延山は連れて行ってあげたかったとの後悔から、コロナ禍が収まったら久遠寺にお詣りに行くことを決めていたのです。

人生の大半は後悔で出来ている