
休日なのにあいにく朝から雨だったので
WBC日韓戦をTV観戦。
今年4度目の日韓戦も原ジャパンの勝利に終わりほっと一息。やっぱ負けて準決勝に行くより1位で行くのは気持ちいいですね。是非優勝してもらいたいです。
さて、お昼から天気もよくなったので、試乗に行ってきました。
PDKとDFIの付いたCaymanSをポルシェセンターで乗せてもらいました。
PorscheのPDKには、DSGと同じくクリープが付いてるので、渋滞やバックも楽々!
M3のM-DCTにはクリープが無いので羨ましい限りです。ブレーキを離せばグイグイ進んでくれます。これはM3にも欲しい機能ですね。
ミッションの出来はさすがPorscheさんという感じでスキのない作り。でも、個人的な意見としてATモードでは、シフトアップが低い回転数のうちに早々に行われてしまって、M3と比較するとちょっと違和感があった。まあ、燃費重視で、ショートシフトなプログラミングになっているのでしょう。

MTモードの変速では、ボタンがいつものM3と違って左右とも奥に押せばUP、手前に押せばDOWNで、この作りには納得がいきませんでした。
PorscheさんせっかくなんだからF1スタイルのパドルシフトにしませんか??なぜこの特殊なスイッチにしたのか理解できません。
変速スピードは、BMWに軍配が上がります。全然DCTの方が素早いし気持ちイィ!
M3と100PSも違い、6気筒ではありますが、車体も軽く、DFIの採用もあって加速はGOOD。軽快に走ります。
ハンドリングはMRだけあって非常にクイックな感触。回頭性はバツグン。これもBMWにはない特性です。
制動力も不安なくグイッと止まります。ノーマルでこのブレーキ、ズルいです。
足回りの作りこみはさすがで、PSMをノーマルにした状態では、M3のノーマルの乗り心地まではいかないものの、Cayman登場時の初期もでると比較するとかなり、しなやかな味付け。PSMをハード側に設定するとドコンドコンと突き上げが強くなりすぎて、街乗りでは硬すぎるという印象がありました。
スポーツクロノパッケージについてくるスポーツモードではMTとなり、スイッチで変速してやらないと、回りすぎちゃいます。でもアクセルレスポンスが上がり、なかなかです。Mのエンジンのレスポンスまではいかないものの、よく完成されてます。
ディーラーの提案する試乗コースはあまり回せるようなレイアウトでなかったので、車の持つポテンシャルの10%も引き出せませんでしたが、なんとなく雰囲気はつかめたので満足でした。ホントは高速でも走らせてみたかったです。
結論として、PDKとティプトロニックの乗り味の違いはあまりなく、うまくできてるなあという感じでした。MRが好きで人や荷物を載せないならCaymanというのもアリでしょう。
しかしながら、値段が高いだけあってCaymanSよりやはり、予算に余裕があれば911の方がいいですね。
Posted at 2009/03/20 21:35:48 |
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