
都内某日
Ferrari Californiaに乗って来ました。
V8のFRでフェラーリらしくないとか、デザインがマセラッティ風であまり注目されず、日本市場では販売に
イマイチ手こずってるFerrari California(F-149)のようですが、乗ってみてその実力に
驚きを感じました。
リヤのデザイン

ちょっとイマイチですね。F-430の方がカッコイイのは確か
V8エンジンの車を、何度か運転してますが、M3のV8ユニットとは比べものがない位気持ちのいいエンジンで、その後数日、M3に乗るのが嫌になるほどでした。値段は半額ですが、BMWのV10 NAと比べてもエンジンの出来はなかなかです。
レスポンス、サウンド、エンブレetcさすがに超高級車だけあって、最新のフェラーリは出来が違う感じがしました。
足廻りは、マンホールを踏んでも、ドライバーにショックが伝わらず、FダブルウィッシュボーンRマルチリンクになっており、M・シューマッハが開発に関わっただけありますね。コンフォートモードにしても、スポーツモードにしても、すごくしなやかで、よく動き、スムーズで上質な乗り味でした。ハンドルの接地感は犠牲になってませんでした。
ミッションはGT-Rのデュアルクラッチ、BMWのM-DCT、PorscheのPDKやVWのDSGと同じFerrari初のデュアルクラッチ搭載で、変速時のスピードは速く、シフトショックも感じませんでした。このミッションの出来には、本当に感動をおぼえたほど。M-DCT車に初めてのり、PDKにその後乗った時には絶対、乗った中ではM-DCTが一番イイと思っていましたが、全然はるか上の存在で独りで興奮してしまいした。
90°V型8気筒 直噴エンジン、4.3Lで460PSで2500万円とはちょっと高い気もしますが、内装、セラミックブレーキなどが標準装備でミッション、エンジンの出来がいいので、少しは納得できる気がしました。
バリオルーフの開閉もスムーズで、問題なしでした。
バリオルーフを
閉めているところ
開けたところ
ちょっと気になるのは、車幅が1910mmで広く保管場所に困ることと、1800kgという車重、そしてコストパフォーマンスが悪いことでしょうか。
Posted at 2009/11/27 00:00:04 |
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試乗 | クルマ