私的には02LMは練習代。本番はこのAWD^^
まずはシャシーだけにして
工具も準備。見づらいけど、下に敷いてあるのは昔から愛用しているセッティングボード。この上ならきっちり固定できる。
車をばらして、基盤を取り出して万力にかける。
で、FETを外すとこうなる。
そうそう。02LMは半田ごてで外したけど、実はあの時すぐ脇にある2mmあるか無いか位の抵抗まで外れちゃって^^;それを付け直すのに一苦労したんだ。
だから、今回はニッパーで足を全部切って外した。勿論、基盤を傷つけないように慎重にね^^
さて、このままだと切った足と一緒にハンダが残っているから、ハンダ除去
万力で固定して、少し半田を乗せて・・・・
ハンダ吸収線で吸い取る、と。これで予備ハンダをして基盤側はとりあえず準備オッケー。次は載せるFETを加工する。
これが元々のFETの形。普通に交換するだけなら何も加工する必要は無いんだけど、今回は上下2段積みの4段相当にするから加工しないといけない。一段目はこのまま付ける。で、2段目のFETの足を加工する。
足の違いが判るかな?最初の奴は平ったくなっていたけど、この足を真っ直ぐに伸ばしたんだ。これをしないと2段目の足が下まで届かない。
では、まず一段目
これは特に問題ない。強いて言えば、廻りとの隙間がギリギリだってぐらいかな?
では、2段目。
比較しやすいように片側だけ2段積んだ状態で写真撮って見た。もう片方にもこの後載せるんだよ。
比較する物が私の指しかないから大きさが良くわからないだろうけど、このFETの一辺が大体5mmぐらいかな。足と足の間隔は1mmあるかどうかぐらい。結構シビアなんだよね。
横から見たところ。
2段だと当然高さがかなりある。だから、シャシーも削って当たらないようにしないといけない。
加工する場所はこの2箇所。
ここを加工するわけだ。私はプラスチックを加工するときはこれを使う。
乾電池式のリューターだね。
削り方は人それぞれじゃないかな?私も自分で考えながらやってるんだし。
私の場合はこうなる。
私的にはここがベストだと思うな。サイトによっては加工しないで足の曲げによるオフセットで対策している所もあったけど、オフセットだと他の所に触ったりしそうな気がするんだよねぇ。特に、クラッシュの時とか。まあ、これも考え方なんだけど。
ちなみに、FETのモーター側は全部ショートさせてある。実は、モーター側は全部が同じく電流が流れるんだよね。だから、ショートさせた方が抵抗値が少なくなるのではないかと言う訳だ。ここは他のサイトでもやっぱりそうやっているところが多いね。
さて、今回はここで失敗した事も記録しておこう。
実は今回、ここまで夜に頑張って終わらせて最後にテストをしようとしたのだが・・・・
電源が入らん!><
とりあえず、使い古しのバッテリーが完全に放電仕切っているのかと思い、LMの方から動く事を確認してバッテリーを付け替えてみるも結果は同じく動かない。目も疲れていたし、時間もすでに12時を越えていた為、翌日会社からテスターを持ってきて調べる事にしてこの日は寝た。
翌日。
会社から自分のサーキットテスターを持って帰宅する。
さて、落ち着いて現象確認をする。
状況 電源が入らない。電源オンでの赤色LEDも点灯しない。
今回交換したのはFETである。では、FETは何をする物か?
言うまでもなくスピードコントロール、すなわち、アクセルコントロールである。
それならば、FETが原因だとしたら、LEDは点灯しても良いのではないだろうか?
なのにLEDすら点灯しないと言う事は電源系統に異常があるのではないか?
そう判断し、まずはバッテリーからのラインの電圧を測定する。
すると、案の定、0Vであった。
では、バッテリーの電圧はどうか?
バッテリー単体では4本共に1,2Vあった。
そこでシャシーを入念にチェックしてみると・・・・・・
カバーの浮きがあった!恐らく基盤を外している時にずれてしまったのだろう。バッテリーを結ぶ金属のプレートがずれている。
プレートを修正しバッテリーを投入、作動チェック。
今度は問題なく作動した。
しかし、今までのミニッツと違ってAWDのスケルトンシャシーは本当に強度が低い。
カバーの開け閉めにも充分に注意を払わなければならないようだ。
しかし、オプションでもっと強度のあるシャシーを出してくれればいいのにね^^;
Posted at 2009/02/07 21:44:00 | |
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