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 お馬さんの走っている姿を眺めている だけで満足だったはずが・・・。  
「普通に回ってくればまず勝てるだろう」。これがブエナビスタを管理する松田博調教師の桜花賞前のコメントである。本命馬の圧倒的な力量差を讃えて“どう乗っても勝てる”と評することがある。実際には想像が大半を占めるオーバーな表現と言えるが、先週のヴィクトリアマイルを7馬身差で圧勝したウオッカに関しては、この言い回しが当てはまるかもしれない。
実に単純な計算になるが、仮にウオッカが残り3F地点を最後方タイで通過し、今回と同じ33秒4の上がりを使ったとする。この場合、ウオッカのゴール板通過タイムは1分33秒5となり、2着ブラボーデイジーを半馬身差し切る構図になる。実際にはこれを超える上がりを計時する可能性が高い。前が止まらない現状の府中の芝でも、最後方からわずかムチ一発で悠々と差し切れるのであれば、確勝という表現を用いてもあながち大げさではない。今回のヴィクトリアマイルでは、この7馬身差が“どう乗っても勝てる” 力量差であったといえる。
果たして今回のブエナビスタに他馬と何馬身の力量差があるのか。これまでの安全重視のレース振りからは、それを測定するのは難しい。ただし、ウオッカ、ダイワスカーレットは07年チューリップ賞の時点で3着レインダンス(のちの秋華賞2着馬)、5着ローブデコルテ(のちのオークス馬)らに6馬身以上の着差を付けており、のちに他の牝馬を圧倒する伏線を作っていた事実がある。現時点のブエナをウオッカ、ダイワSの基準で見るのが時期尚早とすれば、おそらく単勝オッズ1.3倍以下となる支持の厚さにはそれなりの危険が残るだろう(先週のウオッカは1.7倍であった)。ブエナ軸で予想を進める場合には、馬単よりも馬連がベターであることを付け加えておきたい。
さて、能力はやはり◎ブエナビスタが筆頭。今年の桜花賞のラスト3Fラップは11秒7-11秒6-11秒6。グレード制導入以降の桜花賞で、ラスト3Fがすべて12秒0未満で減速がなかったのは今年が初という強烈な後傾ラップ。ブエナは直線入り口で一旦レッドディザイアらを壁にするロスがありながら、上がり33秒3(レース自体を1秒6も上回る)で大外差しを決めている。時計が掛かっていた今年の阪神で、チューリップ賞から2戦連続でラスト1Fの坂を11秒台前半で締めたことになる。これは他馬にはマネのできぬ芸当だろう。○にはまだ底を見せないレッドディザイア。
▲にはブロードストリート。チューリップ賞は中盤以降、他馬に進路を塞がれる苦しい競馬。出遅れから後方を回った忘れな草賞も含めて参考外としてよい。

◎ ブエナビスタ
○ レッドディザイア
▲ ブロードストリート
△ ダノンベルベール
△ ジェルミナル
△ ディアジーナ
△ デリキットピース
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