いまさら冬でも無いような気候になってしまいましたが、ここでこの冬に撮り溜めた野鳥の写真をご覧いただきたいと思います。
”新種が続々”なんてタイトルに入れましたが、もちろん、私にとっての新種ですから。言うまでもありませんが。
まずは名古屋市内の牧野ヶ池の野鳥から。
ミコアイサですね。
昨年の冬に初めて牧野ヶ池でミコアイサの撮影に臨み、今年もチャレンジしたわけですが、昨年と代わり映えしませんね。相変わらずミコアイサのは警戒心は強かった。もう少し接近させてくれないかなぁ・・・。
当然ですが、もう池にはいません。次の冬を待つよりありません。
カイツブリです。これも昨年の冬に撮っていますが、今年はかなり近寄れました。少しトリミングしてあるだけです。
カンムリカイツブリの(多分)メスです。これも昨年に比べるとかなり近寄れ、頭部の表情も分かる写真が撮れました。よくみると、ちょっと気持ち悪い顔をしてます。
続いて、私の野鳥撮影のホームグラウンドのような松尾池。
シロハラです。以前にも撮ったことがある鳥です。地上で落ち葉を払いながら餌を探していました。今年は先程の牧野ヶ池でも見かけました。
珍しくもありませんが、久しぶりにオシドリもご覧いただきましょう。
ここからが、私にとっての新種。
ミヤマホオジロ。すぐにこの名が分かったわけじゃなくて、他のカメラマンさんに教えてもらったんですけどね。見かけたことが無い頭部が黄色い鳥が見えたので慌ててレンズを向けたわけですが、枝が被った写真しか撮れませんでした。ひょっとすると渡りの途中で立ち寄っただけの可能性もあり、来年の冬にここで見られるかどうかは微妙ですね。もっとはっきりと見たかった。
アオゲラです。3月に入ると池の小魚の活動が活発になり、カワセミがセットされた餌場にあまり来なくなります。仕方なく池の周辺の山道を歩き回るとコイツを見つけました。見るのも初めての鳥で興奮しながらの撮影でした。ノートリミングですから、かなり近づけたことがお分かりいただけると思います。
以前から松尾池にもアオゲラ、アカゲラ、オオアカゲラがいるとは聞いていました。形から言ってキツツキの仲間、つまりケラであることは間違いないとは思いましたが、後頭部と頬の赤色からこれがアカゲラだろうと思いながらシャッターを切りまくり。東屋に戻ってモニターを他のカメラマンさんに見せるとアオゲラとのこと。背中の羽の緑色からアオゲラの名が付いているようです。
しかし、初めて見る鳥を何とかまともにカメラに収めることができて、私としては非常に満足。
続いて、各務原市の河跡湖公園の野鳥。
シメです。我が家の近所の電線にとまっているところを見たこともあるくらいですから、珍しい鳥ではありませんが、撮影できたのは初めてのこと。なかなか怖そうな顔をしています。
名前のシメは、「シ」が鳴き声から、「メ」は鳥を表しているんだそうです。
上がマヒワのメス、下がマヒワのオスです。数羽で群れていました。多くの例に漏れず、オスのほうがきれいですね。
河跡湖公園も野鳥撮影のカメラマンさんが増え、この日も私以外に3名(内二人が女性)のカメラマンさんがいました。互いにこの鳥は何でしょうか?と尋ねあったんですが、答えは出ず。家に帰って調べてみてマヒワであることが分かりましたが、これも珍しい鳥ではありません。要するに揃いも揃って素人だったんですね。ま、初めての種を撮ることには成功したわけですから良しとしましょう。
最後は名古屋市内の庄内緑地公園。ここにもカワセミやらジョウビタキのメスやらがいたんですが、めぼしい成果はなし。枝垂桜の枝にスズメが寒そうにして鈴なりに留まっていたので撮ってみました。
こうして数種の新種にも出会えたし、それなりに充実した冬だったかな。去年も書きましたが、うららかな春が来るのが惜しいですね。また次の冬を待ちましょう。
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野鳥 | 日記
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2013/03/20 22:05:44