• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

成田のオッサンのブログ一覧

2017年07月29日 イイね!

ミースの残像

ミースの残像さすがに鳥さんも夏枯れ。久しぶりに野鳥以外のお話を。

見ず知らずのお方のお住まい(住宅で間違いないと思うんですが)を承諾も得ずにアップするのは、ちと躊躇もありましたが、ま、こんな状態の家ですから、いいんではないかと。

と、その前に、明日から知ったかぶりできる現代建築史のお勉強から。
世界の3大建築家と呼ばれた方々についてです。
一人目は、過去のブログ「カマキン」でもご紹介したル・コルビジェ。



現代建築に与えた影響は3人の中でも彼がダントツでしょうね。彼の国内唯一の作品である国立西洋美術館が世界遺産に認定されたことも話題になりました。この国立西洋美術館を世界遺産に推薦したのはフランス政府だってご存知でしたか?



もう一つ代表作を挙げておくなら、パリ郊外にあるサヴォイ邸でしょうか。アメリカ人の富豪のために建てられた別荘です。大学1年の大学祭用にこれの大きな模型を作りましたっけ。



二人目は、フランク・ロイド・ライト。



この人の作品は国内にも多数あります。一番有名なのは愛知県の明治村に移設保存されている帝国ホテルのエントランス。



この人が他の二人と違うところは、作品が装飾に満ちていることと、アメリカのプレーリーハウスという様式に沿って設計したことでしょうか。他の二人は時代の趨勢として装飾を断ち、様式から離れた普遍性のある建築を目指していました。建築の大衆化が運動として(これを「モダニズム」と呼びます)進められていた時代だったってことです。
で、改めてこの人の生涯を調べてみると意外に壮絶な人生を送ったようで、施主の奥さんと不倫して再婚して子供を儲けたのはいいけれど、その新しい奥さんと子供を使用人に殺されてしまうという経験をしています。建築家として大成したのはそれ以降のむしろ老年期。
代表作は落水荘(Falling Water)。富豪の別荘です。室内も美しいですよ。興味がある人は調べてみてください。



そうそう、彼の他の作品とはかなり異質な感じのニュウーヨークのグッケン・ハイム美術館も有名ですね。もう20年以上前になりますが、ニューヨークに観光で出かけた時にここを訪れましたが、あいにく改修工事中で中には入れませんでした。螺旋状の回廊に絵画が並べてあるのが有名ですよね。
そう言えば、サイモン&ガーファンクルのヒット曲「スカボロフェアー」の歌詞にも彼の名が登場してます。



そして3人目が今回ご紹介する住宅に影響を与えたと思われる、ミース・ファン・デル・ローエ。ドイツからアメリカへの亡命組の一人です。



彼の才能は鉄骨建築で光りました。代表作の一つはシーグラムビル。ここもニューヨークに観光で出かけた時に見ています。残念ながら彼の作品は国内にはありません。



もう一つ彼の代表作を選ぶとしたら、誰もが間違いなく選ぶのがファンズ・ワース邸。どうです、タイトル画像に似てませんか?



田んぼの中にこのファンズ・ワース邸に似た住宅を見つけた時は度肝を抜かれました。しかし、よくぞやったな。
真上からも。もちろん、グーグルさんからお借りしてきた画像です。



季節は秋ですね。稲の収穫が終わった田んぼにコンバインの軌跡が残っています。
この田んぼ全部を埋め立てて敷地にすることもできたろうし、田んぼの一部しか使わないとしても、道路に寄せて建てることもできます。いや、むしろ普通はそうしますよね。でも、施主と建築家はそうはしなかった。道路に寄せて駐車場だけは設けましたが、住宅へのアプローチは道路と直角に設けた細いコンクリートの通路。そして手前に稲の緑を配して奥に住宅。もちろん周りは田んぼですから、住宅は持ち上げて。裏にも回ってみましたが、壁は無く、4面がガラスで覆われています。私はミースのファンズ・ワース邸を意識した住宅だと確信しています。
ミースは構造を表に出して表現することにこだわりました。ファンズ・ワース邸を見ていただくと、鉄骨の柱が外に出ているのが分かります。でもこちらは、柱は中に隠れて見えませんし、ガラスの内側の室内も白いカーテンで覆われて伺い知ることはできません。正直、中も見てみたい・・・。

この家の写真をもう1枚ご覧いただきましょうか。



タイトル画像とどこが違うの?と思われるかも知れませんね。この写真でご注目いただきたいのは、右端のポール。引込柱と言います。このポールで電話線や電力線を受けて、住宅までは地中配線で引き込みます。実は、我が家もそうなんですが、それらの線を軒先や壁で引き込んでいる家がほとんど。みっともないですよね。いや、元々、電線が全て地中化されていれば、自動的にそうなるんですけどね。

いや、田舎にも凄い家があるもんだ。
Posted at 2017/07/29 21:37:23 | コメント(2) | トラックバック(0) | 建築 | 日記
2017年01月29日 イイね!

写真日記 1月14日 枚方T-SITE

写真日記 1月14日 枚方T-SITE今回もあっさりめで。

長女と孫が里帰りしてた3連休の翌週のことになります。
以前にも書きましたが、ジャニーズのKAT-TUNのファンであった我が家の女どもは、KAT-TUNが事実上解散すると、あっさりと関ジャニ∞に乗り換えました。で、14日と15日連続で京セラドームのチケットを購入し、またしても私に会場まで乗せて行けとぬかしやりがります。
ま、私は私でそれならと目的を見つけてそれを実行したわけですが、それはまた次回。

14日の昼頃に大阪に着き、さてコンサートまでどうするかと言う話になり、思い出したのが建築雑誌で読んだ枚方T-SITE。

本を通してライフスタイルを提案する蔦屋書店を中心に、日常を豊かにするモノ・コトを集めた商業施設「T-SITE」。2011年にオープンした代官山、湘南に次ぐ3店舗目となるのが、TSUTAYA創業の地である枚方に誕生する「枚方T-SITE」だ。その規模はTSUTAYA・蔦屋書店・T-SITE史上、過去最大。「上質な日常を届けるライフスタイルデパートメント」をコンセプトに、食、キッズ、美容など、三世代で楽しめる9フロア(B1Fは夏オープン予定)を展開する。

なんだそうですよ。
湘南にはあるけど、名古屋にはまだ・・・・。大阪にこれができたと言っても枚方なんですよね。店内はおしゃれですよ。しかし、創業の地と言えども、なんで枚方? 代官山のT-SITEにも行ったことはありますが、おしゃれさに伴う緊張感は比較になりません。ここは代官山に比べればカジュアル。代官山に子連れはいなかったような記憶ですが、ここは子供用の本や雑貨のフロアーがあるくらい。コーヒーも代官山では確か一杯千円だったと思いますが、ここにはスタバが入っています。

で、見どころはこれ。







吹き抜けの天井まで届く書架。もちろん、手が届くはずもなく、はしごも用意されていません。つまり商品ではなく、装飾ですね。でも本に包まれて、知的な幸福感や満足感がありますね。
しかし、こんなんでやっていけるんやろか? もっと床面積を増やして売れる本を並べた方が・・・。
いらぬお世話ですね。



エレベーターシャフトだってこう。シースルーのエレベータは珍しくありませんが、普通ならコンクリート打ち放しのシャフト内にも文字の装飾。

コンサートまでの時間を十分に楽しめました。
Posted at 2017/01/29 18:13:00 | コメント(4) | トラックバック(0) | 建築 | 日記
2016年01月24日 イイね!

カマキン

カマキンカマキンと聞いてすぐに何のことかわかる人はまれでしょうね。
オカマの金○とちゃいますよ。(すみません、品のないオヤジギャグで)

カマキンとは鎌倉近代美術館。

以前から一度行ってみたいと思ってはいたものの、ま、その内行けばいいわと悠長に構えていましたが、どうしても今月中に行かなければいけないことになってしまいました。なんと今月で閉館。
鎌倉近代美術館は鶴岡八幡宮の境内の中にあり、敷地は期限付きの借地で、今月いっぱいがその期限とのこと。現在のところ、解体はされないとのことですが、もう一般の人が気軽に中に入ることはできなくなると思われます。
設計は私が生まれ育った羽島市出身の坂倉準三。鎌倉近代美術館は彼の代表作であり、出世作です。この地方の人は羽島に千代菊と言う酒造メーカーがあるのをご存知だと思います。坂倉は1901年にその蔵元の四男として生まれました。私の高校の遠い先輩でもあります。

フランスに、20世紀最大の建築家ル・コルビジェという建築家がいました。このル・コルビジェに弟子入りした日本人が3人いました。丹下健三(代々木体育館や新旧都庁等が代表作)、前川國男(京都会館、東京文化会館等が代表作)、そして坂倉準三。
この内、前川國男だけは学生時代に講演を聞いたことがあります。

鎌倉近代美術館はもちろん坂倉準三の代表作の一つですが、他にも1937年パリ万博日本館を始めとして、東京なら新宿西口、小田急百貨店本店、名古屋だと名古屋近鉄ビル、岐阜市内だと岐阜市民会館、そして故郷である羽島市内にも市役所を始めとしていくつかの建物があります。


(人様のHPからいただいてきました)

この羽島市役所には忘れられない思い出があります。保育園から小学校卒業まで、毎年、ゴールデンウィーク中にこの羽島市役所の写生大会が催され、貴重な祭日がそれで潰されたからです。提出した絵が後日審査され、入賞作が選ばれ表彰されたりしたわけですが、幼少の頃より絵がうまかった私は、一度も入選を逃したことがありませんでした(エヘン)。
しかし、毎年描いていて、毎年思っていました。「なんでこの建物は変テコな形をしてるんだ。真四角なら描きやすいのに。」と。
ところが、大学に進学してある日図書館で「世界の建築」と題した本を手に取ってページをめくるとこの羽島市役所が載ってるじゃありませんか! 「世界の建築」ですよ! やがて授業を受け、ル・コルビジェなども知るようになって振り返ると、日本のモダニズムが地方にも広がって行く時期の象徴的な建物であると、その価値が分かるようになってきます。

そんな坂倉準三の出世作、見れなくなるのが分かっていて見ないわけには行きません。(前振りが長いなぁ)

3連休の中日、11日に家族と見に行ってきました。当日はいいお天気でした。



由比パーキングエリアから見た富士。これを期待して新東名は選ばずに東名で。
10年ほど前に鎌倉に行った時、高速を降りて茅ヶ崎辺りでスピード違反で捕まっているので、今回はスピードを控えるつもりでいたんですが、かなりの部分で渋滞していてその必要もありませんでした。
鶴岡八幡宮に着いたものの、あたりは参拝客で込み合い、渋滞も激しい。やっとことで駐車場の空きをみつけて駐車。我が家は初詣にも行っていないし、せっかく鶴岡八幡宮に来たんだからと、まずは参拝。ところが、これもすごい人出。







階段に登る人を区切って調整しなければいけないほどの混雑。

参拝を済ませて、やっと美術館へ。



ところがここも長い列。今月いっぱいで見納めと言うことで、こちらも込み合っていました。上の写真は入場を待っている間に退屈しのぎに撮ったベビーカーの孫。

そしてやっと入館。



1階からではなく、まず2階に上げて入館させるという手法です。



鎌倉近代美術館と言えばこのアングルの写真が最も代表的と言えるでしょうか。池に張り出した2階を池に置いた石に鉄骨を建てて支えています。この鉄骨が細い。今、設計しなおしたら、とてもこの細さでは済まないでしょうね。でも美しい。



その柱を見上げる。何ともシンプルな納まり。鉄骨の耐火被覆もなし。



中庭。中央やや左の白い靴跡にご注目。




この靴跡、実は1955年にル・コルビジェが日本を訪れ、坂倉が彼を案内したときに撮られた上の写真の二人の立ち位置を示したものでした。それを知った娘どもが・・・



なんて恐れ多い・・・。

現在、鎌倉近代美術館は自らの歴史を振り返る展覧会を催しています。展示品にはこんなものも。



「窓外の化粧」。私は確か以前にもどこかでこの作品を見ていますが、美術の教科書にも載っていた作品に出合えたりして、こじんまりとした美術館ですが、近代美術に的を絞っていることもあり、展示作品も見ごたえがありました。

今の一般の人の目で見ちゃうと、小さくて安普請の美術館にしか見えないでしょうね。戦後の建築物ではありますが、その価値は建築歴史の中で位置づけられる存在としての価値だと思います。

期待を上回るような建物だったかと聞かれると「う~ん」と唸ることになりますが、これを見ておけたことで、義務を果たしたような、一つ胸のつかえが取た気持ちです。

Posted at 2016/01/24 01:47:56 | コメント(5) | トラックバック(0) | 建築 | 日記
2015年08月29日 イイね!

ぎふメディアコスモスと岐南町役場

ぎふメディアコスモスと岐南町役場さすがに朝晩は涼しくなりましたね。

最近の私のPVの傾向は、例の国立競技場の話題があって、既にピークは過ぎたものの、一昨年のブログ「神戸で安藤忠雄のおさらい」のPVがコンスタントにありました。この国立競技場のコンペとその白紙撤回の経緯は、不謹慎ですが面白いですね。いずれこれも話題にさせてもらうことがあるかも知れません。
もう一つ目立ったのが、昨年の今頃のブログ「総合火力演習をスマートに攻略したい」。 今年の総火演は先週の日曜日に終わっていますが、その直前にはかなりのPVがありました。皆さんのお役に立てたんでしょうか? あるいは混雑に拍車をかけた?





上の2枚は今週の月曜日のお昼頃のJR名古屋駅前の風景です。撮影はiPhoneで、画質が甘いのはご勘弁を。現在、名古屋駅前周辺はちょっとした建築ラッシュ。上の写真の左端の工事中のビルは、JRゲートタワービル。そして2枚めの写真は大名古屋ビルヂング。2012年のちょうど今頃「大名古屋ビルヂング」と題したブログで、在りし日の旧大名古屋ビルヂングの姿をご紹介していますが、既に新しいビルがここまでできています。随分と姿は変わりましたね。右下にビル名の看板が付いているのが確認できるでしょうか? この二つのビルが内装工事に入る頃には、名古屋じゅうの内装屋さんがここに取られてしまうんじゃにかと、今から危惧されています。

実はここまではイントロ。

2月に「たぶん、どこよりも早い「みんなの森 ぎふメディアコスモス」 でご紹介した ぎふメディアコスモス と、2012年に「ブラナリタ(2)・・・武蔵野プレイス」の中でご紹介した、岐南町役場を見てきましたのでご紹介します。

まずは、岐南町役場。







一言で感想を言うなら、「意欲的なのに、敷地と建設費の制約のために残念な建物になっている」ってところでしょうか。
まず、中心となる庁舎の規模が小さいんですよね。人口が2万5千人弱であることを考えれば仕方ないか。そして敷地の周囲に消防署や学校があって(学校の一部は取り壊されるようですが)、庁舎を引いて全景を眺められる場所がない。しかも周辺の環境も雑然としています。
建物の内容について言えば、付属する講堂、中央公民館、保健相談センター、それらを巡る回廊の屋根を曲面にするなど凝っているのに、仕上げは割り切って安っぽい。



その最たる部分がこの庁舎の内壁。木毛板という材料を塗装したものです。先日のBMWのi3の内装じゃありませんが、これは普通はオフィスの内装に使う材料ではありません。倉庫の壁や天井が主かな。床の仕上げもコンクリート金コテ仕上げだし、かなり割り切った部分が多いです。これが設計通りなのか、あるいは工事費の高騰を受けてのものなのかは分かりませんが(後者の可能性も高いと思います)、私が思う一般的な仕上げからは隔たりを感じます。

他にもたくさん撮りました。初めてフォトアルバムを使ってみました。たくさんの写真を上げるには便利ですね。ご覧ください。

フォトアルバム 「岐南町役場

続いて、ぎふメディアコスモス。国立競技場案選定で味噌を付けた安藤忠雄亡き後(おいおい、勝手に殺すな)、日本の建築設計界をリードしていくのはこの人かと(私が勝手に)思ってる伊東豊雄の設計ですね。







2月のブログの段階では外から見るだけでしたが、なかなか快適な空間でした。何と言ってもこの建物の肝は天井からぶら下がる、ランプシェードのようなグローブですが、これが効果的に雰囲気を作りあげています。

家具も面白いのがあって・・・





籐でできた長椅子です。両側で座れるようになっていて、天井のグローブに合わせて置かれ、アットホームな雰囲気を醸し出しています。
ただ、こちらの建物もあちこちに割り切りが感じられる部分もあるんですけどね。

こちらも多数の写真をフォトアルバムにまとめました。ご覧ください。

フォトアルバム 「ぎふメディアコスモス

そうそう、東京の武蔵野プレイスでは写真を撮っていたら「許可を取っていますか?」と咎められ、許可を取って腕章をして撮影したんですが、岐南町庁舎では一応、職員の方に断りをしたものの、それも必要ない雰囲気だったし、ぎふメディアコスモスでも撮りまくっていても誰も声をかけてきませんでした。もちろん、こちらもなるべく人の顔が分かるような撮り方は避けてますけどね。岐阜はおおらかでいいなぁ。
Posted at 2015/08/29 12:44:48 | コメント(1) | トラックバック(0) | 建築 | 日記
2015年02月22日 イイね!

たぶん、どこよりも早い「みんなの森 ぎふメディアコスモス」

たぶん、どこよりも早い「みんなの森 ぎふメディアコスモス」勤めからの帰り道、JR岐阜駅からは30分ほどバスに揺られて帰ります。たいていは寝ているか携帯とにらめっこ。変わり映えのしない車窓の景色に目をくれることなどほとんどありません。先週のある日、珍しく車窓の景色に気づいて、思わず「おっ!」と声がでました。それがタイトル画像。

バスの中では寝ていることが多いので、たまたまこの日に初めて気づいただけで、以前から照明は点灯していたのかも知れません。とにかく、その日に初めて岐大病院跡地に建設中の「みんなの森 ぎふメディアコスモス」が点灯されている姿を目にしました。

美しい。久しぶりに建築物を見て感動しました。

足場が取れて外観が表れた頃から、一度写真を撮って発信してやろうとはもくろんではいたものの、なかなか足が向きませんでしたが、これを見たらいてもたってもいられなくなり、早速、今日、写真を撮ってきました。

まずは昼間。もちろん、照明は点灯されておらず、内部はあまり分かりません。



西面の外観。道路の反対側から。
施設のオープンは今年の夏ごろが予定されているようですが、建物の竣工予定は・・・ひょっとしたら年度末? 建設業界ではいまだに土曜日の作業は当然のことですが、竣工に向けて最後の追い込みの時期だと思われます。照明の点灯もおそらく、夜間の作業のためだったんでしょう。



敷地の北西角から見た西面外観。
今回の写真は、竣工写真風の加工が施してあります。どういう加工かと言うと・・・下の写真と見比べてください。



どこが違うか分かりますよね。建築物は広角レンズで撮ることが多いのですが、宿命としてどうしても端の方がゆがんで、この場合だと垂直の壁が倒れているように見えます。それを矯正してあります。フィルム写真の時代はシフトレンズという高価なレンズを使って竣工写真を撮っていましたが、おそらく現在はプロもデジタル画像をソフトで加工してるんじゃないかな?



南西角から見た南面外観。おそらく南面がメインのエントランスだと思われます。



さらに歩道を南下して。



建物の南東部。右端の山の上に岐阜城。



上の写真の庇のクローズアップ。この建物のハイライトの一つはこの岐阜県産ヒノキの薄い板を3方向に重ねあわせながら組んで作られた屋根でしょう。設計者の伊東豊雄が主催する伊東塾のHPでこの屋根の施工中の写真がご覧いただけます。
現場は苦労したでしょうね。



建物の西側のメイン道路に面する歩道部分はすでに完成し解放されています。



わざわざ川まで作られ、水も流れていますが、こういうのはメンテナンスが大事なんですよねぇ。

そして夜。



この建物は夜が美しい。グローブと呼ばれる漏斗を逆さまにしたような形の照明器具(?)が浮かび上がります。

ここで、撮影技術の話に移ります。夜景のような明暗の差が大きい場合の対処方法として最近はHDRと言うものがありますよね。実は私、それを使ったことがなかった。ここで初めて使ってみることに。



私のカメラは±1から3までの強度のHDRを選べるんですが、これはちょっときつ過ぎましたね。でも面白い。



グローブのクローズアップ。



グローブの仕組みを説明した図です。省エネ効果もあるそうな。



南面の夜景。これもHDRで撮影。



夜の歩道。これもHDRですが、説明的な写真を撮るには適してますね。

建物は年度末に完成し、おそらく施設としては夏の長良川の花火大会前にオープンさせ、花火をこの施設の南側の広場で鑑賞する人でにぎわうことになるでしょう。そして暫くは全国から見学者が訪れるんでしょうね。

「みんなの森 ぎふメディアコスモス」は国内では話題になるとは思いますが、伊東豊雄作品で世界レベルの話題性から言えば「台中メトロポリタンオペラハウス」でしょう。これは凄いですよ。



興味のある方は、TOTOのギャラリー間 のページで。


Posted at 2015/02/22 01:30:44 | コメント(3) | トラックバック(0) | 建築 | 日記

プロフィール

「小出し(1)・・・マックループ」
何シテル?   07/19 22:34
昔、メルマガで漫画のコラムを書いてました。
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2018/7 >>

1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031    

リンク・クリップ

全日本模型ホビーショー 2015 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2015/09/30 22:59:15
 
クリーンでエコなnonchanとしては。 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2014/06/06 20:04:24
ダイヤペット、1/40、日産ブルーバードU 個人タクシー、 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2014/04/23 22:46:37

ファン

42 人のファンがいます

愛車一覧

BMW 5シリーズ セダン BMW 5シリーズ セダン
E39の大人しさの中にもキリッとしまったところのあるデザインが好きです。アメリカでは不人 ...
ヘルプ利用規約サイトマップ
©2018 Carview Corporation All Rights Reserved.