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成田のオッサンのブログ一覧

2015年04月05日 イイね!

かくかくしかじか

かくかくしかじか昨年1月18日に「何シテル?」で「 東村アキコの「かくかくしかじか」がいい! とにかく、いい! 」って書いたのを覚えてる人は・・・いないだろうなぁ。
その東村アキコの「かくかくしかじか」が2015年のマンガ大賞の大賞(ややこしいけど。要するに1位ってこと)を受賞しました。パチパチパチ。

タイトル画像は授賞式の東村アキコ。“美人過ぎる漫画家”として有名らしいです。

みんカラのプロフィールにも書いてますが、2000年から2004年にかけて「コミックYOM」というメールマガジンで、月に1回、漫画に関するコラムを書いていました。
2001年1月13日に配信されたコラム「男と女の間には」では、私の少女漫画嫌いについて書いてます。

私の体は難病に侵されている。病名は少女漫画拒絶症候群。少女漫画を読もうと雑誌を広げると、最初に心理的に重い抵抗感を感じ、次にめまいがして血圧が下がり、手の力が抜けて持っていた本を落としそうになる。なんとかそれを乗り越え、先へ読み進もうとするのだが、私の右手は鉛のように重くなり、言うことを聞かなくなる。医師からは少女漫画を遠ざけるように言われ、半径1メートル以内には少女漫画を置かないようにしているのだが、時折、病状がいくらか回復したのではないかと、淡い期待をもって少女漫画を開いてみる。しかしやはり、数ページ捲るか捲らない内に病がぶり返し、少女漫画を手にしたことを後悔する。

てなことを書いてたわけですね。(恥ずかしい過去) それくらい少女漫画には抵抗がありました。とにかく体が受け付けない。そんな中でも当時どうにか読めたのは、佐々木倫子の「動物のお医者さん」(連載は「花とゆめ」)くらい。これはヒットしました。(単行本は計2000万部の売り上げですぜ、ダンナ!)覚えていらっしゃる方も多いでしょう。当時は日本中にシベリアンハスキーがあふれましたからね。今はどこへ行ったやら。
恋愛を描かない佐々木倫子の作品なら読めると言う男子は多かったようで、その後、佐々木倫子は少女漫画雑誌では描かなくなり、もっぱら青年誌で連載されるようになりました。「おたんこナース」だとか「チャンネルはそのまま!」の連載は「ビッグコミックスピリッツ」においてでした。こうなるともはや少女漫画とは言えませんが、どちらも抱腹絶倒の傑作です。








佐々木倫子以外で久しぶりに読める少女漫画に出会えたのは、KAT-TUNのコンサートのアッシーとして出かけた東京の時間つぶしのマンガ喫茶でのこと。きれいな装丁に魅かれて手に取った「ママはテンパリスト」。もうブースの中で笑いをこらえるのに必死でした。
「ママはテンパリスト」(通称ママテン)は、ココで立ち読みできます。

その後、東村アキコには注目していました。東村アキコも佐々木倫子と同様に青年誌にも進出し次々に作品をヒットさせます。モーニングに連載された「おもに泣いてます」はテレビドラマに、「水母姫」は「あまちゃん」の能年玲奈が主演で映画に。売れっ子漫画家の一人と言っていいでしょう。
ただ・・・・、それらを読めたわけじゃないんですよね。現在もモーニングに「メロポンだし」が連載中で、ときどき目を通してみるんですが、これが読めない。どこが面白いのか分かんないんです。
見放しかけた東村アキコが再び私を振り向かせたのが「かくかくしかじか」。場所はやはりマンガ喫茶。
この作品は、東村アキコの高校生時代から現在までの自伝であり、私小説ならぬ私漫画といった体裁をとっています。そして、(言うのも恥ずかしい言葉ですが)青春の全てが詰まっています。根拠のない自信、肥大した自我、怠惰、独りよがり、無鉄砲、楽観 ・・・・。同義語を並べ立てたような気がしますが、とにかく作者の美化されない等身大の青春期が描かれ、おそらく誰しもが経験したであろう青春期の痛い思い出を思い起こさせる名作だと思います。漫画大賞も当然!

作者は幼いころから漫画家をめざしますが、それを親に言い出せず、なるべくそれに近い大学をということで美大入学をめざします。美大受験には実技、つまりデッサンの課題がある。アキコはその受験対策として家からバスを乗り継いで1時間以上かかる宮崎の海辺の片田舎にある日高美術教室に、週に5回以上通うことになります。この教室の先生がとにかく強烈な人で、出会いのコマを見ていただければ大体想像できると思いますが、風貌も行動もあの「巨人の星」の星一徹を思い出させる存在感。浮世離れした先生の価値観は「描く」ことが最上位であり、それ以外はない。
アキコは竹刀で小突かれながら、来る日も来る日も石膏像をデッサンします。実は私はこの辺を読んで私は強い違和感を持ちました。手塚治虫が正式にデッサンの勉強をしていないことにコンプレックスを持っていたと、何かの本で読んだ覚えがありますが、数年間、この先生のもとで厳しい指導を耐えてこの絵? 私は東村アキコの絵は決してうまいとは思えないのですが。
まあ、絵の上手下手はさておき、物語は主人公である作者本人とこの先生との交流を主軸にして、作者の友人たちや彼との交流や生活を描きながら、作者の出世物語としても読めます。
在学中に漫画家デビューを夢見ていたのに、結局アキコは美大に通う間に1枚も漫画を描かずにただ無為に怠惰に時間を過ごす日々。でもこの美大時代から卒業後にOLをしながらやっと重い腰を上げてデビューするまでのあたりが、漫画として一番面白い。

物語は1巻から先生が既にこの世の人ではないなとの気配を漂わせ、マンガ大賞の発表と前後して発売された最終巻の5巻では、予想通り先生の死が描かれ、こちらもホロリと・・・・。

間違いなく名作です。皆様にお勧めします。

かくかくしかじか立ち読みはココ
















あ、このブログを書くために資料として「東村アキコ解体新書」なる古本をネットで見つけ、発売時の定価より高いのを納得できないまま注文してみたらサイン本でした。
Posted at 2015/04/05 01:17:26 | コメント(1) | トラックバック(0) | 漫画 | 日記
2012年07月04日 イイね!

もういじらないで

これを初めて見たときはぶっ飛びました。



いや、ハイジはこれが初めてではないですよね。上のなんかまだオリジナルに忠実な方で、過去にはこんなのもありましたっけ。原型を留めないくらいの加工ですが。



アルプスの少女ハイジ。よく許したなぁ、宮崎さん。いや、もうハイジは宮崎さんのものじゃないのかな?

「アルプスの少女ハイジ」はねぇ、私が高校生の頃の放映なんですが、「宇宙戦艦ヤマト」の裏番組だったんですよ。どっちを見るか迷ったもんです。まだ、家庭用ビデオなんて普及する前ですよ。それだけに真剣に見てました。それをこんな風におもちゃにして・・・・。面白いんですけどね。

最近のauも許せん。



見た覚えがないんですが、「巨人の星」ではこんなのもあったようですね。







「巨人の星」と来れば、どうしてもこれもセットとして登場せざるを得ない。





面白いですよ。確かに一度目は私も吹き出しちゃいます。CMとしてよくできてる。特にタウンページのはアニメじゃなくて漫画の画像をうまく使ってる。でも、おそらく、原作者の梶原一騎が生きていたら、こんなCM許してないと思います。遺族がお金に困ってるのかなぁ・・・?

大体、今の人ってこれが何なのか、分かってるんでしょうか? 親に聞いたりして、おぼろげながら分かるのかな? CMを作ってるのは、明らかにリアルタイムでこれらの作品を体験した人ではないはず。でなければこんなことできるはずがない。

これらのCMを見て笑った後に少し虚しくもなるんですよ。知名度があって、いじりがいがあるからこそ、こうして何度も何度もCMに登場する。でもギャグとして。主人公たちの純真さやひたむきさ、そして貧しさを笑いのネタにしてますよね。

私たちの世代としては、聖域なんです。もうこれ以上いじらないで、そっとしておいて欲しい。

Posted at 2012/07/04 22:31:27 | コメント(3) | トラックバック(0) | 漫画 | 日記
2011年03月07日 イイね!

漫画漂流(1)

最近、気になる漫画が増えてきて、それを私の感想も含めて皆さんにお伝えしたいなと思い、また新しいシリーズを立ち上げようと思います。
ま、かつて書いていた漫画コラムの続きのようなものです。書き出せば、おそらく一定の方向に向かうのではなく、あっちへ行ったりこっちへ行ったりすることになりそうなので、名付けて「漫画漂流」。

1回目はビッグコミックで連載が始まったばかりのこちらから。



原作は最近亡くなったジェームズ・P・ホーガン。古典的名作ですので読まれた方も多いでしょう。私も原作を読んだのはもう20年くらい前でしょうか。でもそのときのワクワク感は今も忘れません。

導入部をご紹介すると・・・。
月の裏側で宇宙服を着た人類の遺体が発見される。ところが、その遺体は年代測定によると5万年前のものだということが分かる。
この大発見を巡って世界の生物学者の意見は真っ二つに分かれる。これは人類であり、かつてこの地球には月に行けるほどの文明があったという説。もう一つはこれは人類ではなく、異星人だと言う説。
それぞれの説に弱点があった。人類であるとすれば、その文明の痕跡が地球上にまったくないのはなぜか? 異星人だとすれば、地球以外の星で進化したものが人類そっくりに進化するのはおかしいのではないか?

徐々に新しい事実が積み上げられ、一つ一つ謎が解き明かされ、最後には思いもよらない壮大な結論が待っています。SFなのによくできた推理小説を読む楽しさがあります。



↑原作の表紙です。
星野之宣は過去にやはりジェームズ・P・ホーガンの「未来の二つの顔」を漫画化しており、今回のホーガンの代表作である「星を継ぐもの」の漫画化は、満を持してのものだと期待しています。
ま、とは言っても原作の面白さを超えることはできないと思いますが。
もし、まだお読みでないのなら、是非。お勧めします。



↑星野之宣の「未来の二つの顔」の表紙。
こちらは、スペースコロニーを舞台とした、人間とコンピューターの戦いのお話。

で、これを読むために久し振りにビッグコミックを手に取った私ですが、もう一つ気になる作品が連載されてました。「憂国のラスプーチン」



鈴木宗男とともに北方領土関連の事件で有罪判決を受け、出所後に目覚しい活躍をしている元外務官僚 佐藤優 原作の漫画化です。

言論界の雄・佐藤優が、天才ホラー漫画家・伊藤潤二と手を組んだ!!
おまけに脚本をサポートするのは、浦沢直樹作品の共同制作者・長崎尚志。
この異色の組み合わせが、外務省と検察の秘められた謀略をあぶり出します。
”外務省のラスプーチン”と呼ばれた辣腕外交官が、北方領土返還に尽力
しながらも”国策捜査”の名の下に逮捕されるところから物語が始まります。
ソ連、ロシア政権上層部に最も食い込んだ西側の“スパイ”としての活躍と、
取調室で繰り広げられる東京地検特捜部エリート検事との壮絶な闘いを
描きます。
連載当初から賛否両論の嵐だったのですが、厚労省・村木局長の
無罪判決、大阪地検特捜部の前田検事逮捕など、世間の情勢も
追い風となり、本作品への関心・支持が高まっています。社会問題に
関心の強い読者から、もっと外務省や検察の本質に迫ってくれとの
激励も多く、これまでの小学館コミックの中でも異彩を放つ作品と
なっています。
(ビッグ・コミック の紹介文より)

登場人物は微妙に実在の人物とは名前を変えており、ノンフィクションとは言えませんが、事実に即した物語であることは明らかでしょう。上にも書いてあるように、最近、検察に対する批判が高まっており、今だから世に問える作品だと言えるでしょう。
ただ、漫画だとどうしても登場人物の顔に目が行ってしまうんですよね。表紙の青年が佐藤優役の青年なんですが、違和感ないですか? 作品には当然、鈴木宗男も出てきますが、こちらも善人面で出てきます。
人を顔で判断しちゃいけないんですが、佐藤優の実物はいかにも重大犯罪を犯しそうな鋭い目付きしてるし、鈴木宗男はいかにも田舎の狸親父の顔してます。あの顔だったから国民はあの事件に納得させられちゃったってとこありますからね。その辺も忠実に描いてもらった方がリアリティーはあったのかなと思うのですが。しかし、こちらも楽しみではあります。

佐藤優は週刊プレイボーイで書評も担当しており、その読書量は驚くばかり。私も参考にさせてもらってます。「獄中記」は名著と言われています。いずれ読んでみたい本です。



獄中記漫画と言えば、花輪和一の「刑務所の中」



モデルガンマニアでもある作者 花輪和一は、銃口が詰まったモデルガンを改造し、実際に使用できる状態にした罪で逮捕され、評論家の呉知英らの減刑活動も実らず、初犯にもかかわらず3年の実刑判決を言い渡されます。この判決には「どうせ漫画家なんてろくなモンじゃない」という偏見があったとも言われています。
刑務所の中はスケッチなどは禁止されていますが、この漫画では花輪和一の驚くべき記憶力で刑務所の中の生活が再現されています。また、単に刑務所の中の生活を描くにとどまらず、逮捕される前の生活や、わけの分からない時代劇がランダムに挿入され、漫画では体験したことのいない不思議な構成の作品になっています。
こちらもお勧めの一冊です。
Posted at 2011/03/07 00:16:01 | コメント(2) | トラックバック(0) | 漫画 | 日記

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何シテル?   07/22 02:02
昔、メルマガで漫画のコラムを書いてました。
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