先日、稲沢市内の現場に出向き、一仕事終わったので付近をウロウロとしていると、公園の中にこんな建物が。
最初は鳥小屋か小動物の小屋かと思いました。私の子供の頃には、ちょっとした公園の片隅の小屋で鳥とか小動物が飼われていたもんです。鳥だとクジャクだとか、小動物だとウサギだとか。「へ~、まだあるんだ、今時珍しいなぁ」と近づいてみるとそうじゃない。
何と中にあったのは機関車、それもD51(デゴイチ)!
デゴイチと言えば、機関車の中の機関車。最も名を知られた機関車。(私が他に知ってるのはC62(シロクニ)しかないけどね)
こんなところに、こんなものが!
しかし、何と無様な展示!
金網越しに見ると、ちゃんとデゴイチ。
できれば手で触れられるような距離で眺めたいが、それが無理としても、何か越しではなく、直に見たい。屋内保管はいいが、せっかくのデゴイチがこれじゃ台無し。せめて透明のガラスとか樹脂板で囲えないものか。
帰ってから調べてみると、このデゴイチは昭和18年に製造され、戦時中には銃弾も浴びながらも生き抜き、戦後も働いて、おそらく昭和45年からここ宮浦公園で展示されているようです。そう言えば、稲沢には大きな貨物操車場があるんだった。その意味では稲沢市に保管されるのは当然と言えば当然か。
しかし、調べてみると、この展示方法にも頷いてしまうようなことが分かりました。車体の4か所に取り付けてあった車体番号のプレートは全て盗難に遭い、現在の物はレプリカだとのこと。
上の方で、せめて透明のガラスや樹脂板で囲ったらと言いましたが、それじゃすぐにスプレーで落書きされてしまいそうですね。
しかし、それにしてもこの展示方法はなぁ・・・・。
もっとちゃんとした博物館とかで展示した方がいいんじゃない?
年に2回だけ、小屋の中に入って見学できるそうです。
Posted at 2019/07/10 00:16:53 | |
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