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成田のオッサンのブログ一覧

2013年02月24日 イイね!

デジタル時代のテキストの分節について

デジタル時代のテキストの分節について私のプロフィールにも書いておりますが、2001年1月13日から2005年2月21日まで、「コミックYOM」と題する漫画関係のコラムのメルマガを、成田哲二というハンドルネームで配信していました。みんカラのハンドルネームである「成田のオッサン」は、当時のコラムニスト仲間のメーリングリストのやり取りの中で、他のコラムニストさんからそう呼ばれたのが起源だったりします。

このメルマガは河野さんという当時20代の方の呼びかけで集まった30人近くのコラムニストが毎日、日替わりでコラムを配信するもので、私の担当は毎月13日でした。そりゃ一生懸命に書きましたよ。仕事より熱が入っていたと言ってもいいくらいで、一つ原稿を上げるとすぐに次の原稿に取り掛かかるような勢いで、推敲に推敲を重ねてほぼ丸々一月かけて書いてました。他のコラムニストはもちろん、間違いなく読者にも漫画に詳しい人がいるはずで、間違いに突っ込まれないように資料に当たるのにも時間がかかったものでした。

私は、ダラダラと長い文章を書くのが得意というか、アレもコレもと思いついたことを羅列してしてしまう癖があって、コラム配信当初から私のコラムは他のコラムニストさん達の文章と比べると長めでした。
あるとき、自分でも長いなと思うコラムになってしまい、河野編集長に相談したところ、「成田さん、自分が他人の文章を読む場面を想像してください。これだけ長いのを読む気になりますか?」と言われてしまいました。
そう言われて、改めてWEBに並ぶ文章を見てみると、確かに長い文章はほとんど見当たらないし、希に見られるモニター画面一杯に文字が並ぶページは読む気がしないだけでなく、大抵は強い自己主張臭が漂うものばかりです。

WEBやメールというデジタル媒体は、本などの紙媒体の文章とは違う性格を持っていると、初めて気づかされたのはこの時でした。
それからは、ダラダラと書いたコラムのぜい肉を削ぎ落とし、言いたいことを圧縮することに時間をかけるようになりました。

一時は800人以上の読者を持ったコミックYOMも、やがてコラムニストが一人減り、二人減り・・・、河野さんも編集長を降りて、最後まで残った私が臨時編集長を務めて、2005年にコミックYOMを閉めて最後を看取りました。

ところで、iPadやKindleなどのデバイスで電子書籍を楽しんでいらっしゃる方も増えているようですね。通勤電車の中でも時々見るようになりました。私は買う予定もないし、現在のところ欲しいとも思いません。持ち運ぶには少々大きすぎるような気がしてます。
同僚が買ったiPadを手にして、初めて電子書籍を見たとき、「凄いな。これからの本はこうなるのか」という思いと同時に違和感も感じました。

何で、ページがあるのか? どうしてページをめくる音まで再現しようとするのか? これを新しい媒体と言えるのか?

電子書籍の漫画はまだ仕方がない部分があると思います。ページをめくることがストーリーの中の時間の経過や場面転換を効果的に表現し、次のページまでの時間が絶妙の間を作ることも多い。でもテキストの電子書籍はシームレスにでもできるはず。ページの構成など捨ててもいいはずです。ましてやページをめくる音など不用。
どこまで読んだか分からなくなるから? 今の技術ならどこでも好きなところに電子的なシオリを入れることなど簡単にできるでしょう。それに遡れば、テキストには巻物というシームレスな媒体の時代もありました。でも電子書籍はそこには戻らなかったようです。これまでの書物を読むという行為から離れることを恐れ、あくまでも従来のスタイルの近くに留まることにこだわった結果でしょうか。

大手の企業が運営するサイトにもコラムや対談の長文はあります。でも一続きの形ではなく、いくつかに分節してページ毎に小見出しを付け、最下段の「NEXT」などをクリックして次に進むようにして、1ページあたりのテキストを程々にしようとしています。
結局、人は、特に時間に追われた現代人は一続きの長文に耐えられないんでしょうね。何らかの区切りを求めてしまう。1冊の厚い本を開く時と同じ心構えで液晶画面を見つめることができない。それが電子書籍を今の形に押しとどめていると言えないでしょうか。

電子書籍には、ページなどという区切りの概念とは無縁の、読むという行為の全く新しいスタイルを期待しています。

ああ、また、ダラダラと書いてしまった。
Posted at 2013/02/24 00:02:55 | コメント(2) | トラックバック(0) | 芸術・文化 | 日記
2013年02月07日 イイね!

安いのか高いのか?

安いのか高いのか?いやぁ、単にMiG-29Sを検索してただけなんですけどね、えらいページに出会っちゃいました。こういうツアーがあると聞いたことはあるんですが、期限を限った特別なものかと思ってたら、常時募集のようですね。

ロシア・ジェット戦闘機試乗ツアー★スカイプログラム MIG-29 5日間

お値段は¥1,950,000〜¥2,400,000。戦闘機に乗るって、普通じゃ絶対ありえない体験ができることを考えれば、絶対値は高いものの、こんなもんか? 5日間てことはフライトは1日だけだろうから、普通の観光も付いてるってことだよね? ん? 

出発地:モスクワ現地発(航空券は含まれていません)

え? 現地集合? モスクワまではてめぇで勝手に来て勝手に帰れってか?
そうなるとますます微妙な価格設定。

このページの5日間のツアーには確かに観光も含まれてるみたいですが、右のリンク先を見るとまさにフライト体験だけの日帰りツアーも紹介されてますね。

んん~・・・・、宝くじでも当たったら考えてみるかぁ。

しかし、ロシア空軍、なりふり構ってないな。
Posted at 2013/02/07 22:08:19 | コメント(3) | トラックバック(0) | 拾い物 | 日記
2013年02月03日 イイね!

充実の一日

充実の一日昨日の2月2日は午前中は休日出勤で、マンション管理のセミナーを受講。耐震改修工事を実現させたマンション管理組合の方々から生の報告を聞くことができました。私も仕事で常日頃から、昭和56年以前に建てられた、いわゆる旧耐震と言われるマンションの方々に耐震診断や耐震改修工事をお勧めしているところですが、住民の高齢化とそれに伴う資金難、そして残念なことに無関心でなかなか実現に至らないのが現実です。
報告されたお話を聞くと、たまたま十分な積立があったから・・・のようにも聞こえましたが、まあ、名古屋では貴重な実例には違いありません。聴講者の、そして名古屋市内全域の旧耐震マンション管理組合の意識改革につながってくれたらと願うばかりです。

で、実はここからが本題。

かねてから行かねばと思っていた、愛知県美術館で開催されている「生誕150周年 クリムト 黄金の騎士をめぐる物語」に行ってきました。
私がスタイルシートをクリムトの「接吻」に変えた直後に、今年がクリムト生誕150周年に当たる年であることを知り、何か偶然でないものを感じていました。そしたら身近でこの展覧会。行かないわけにはいきません。まあ、この辺の画家も印象派同様に、日本人には受けがいいところですからね。当然といえば当然の展開なのかも知れません。

セミナーの会場から美術館は徒歩で。その途中にこの施設があります。オアシス21。



北の端から見上げたオアシス21。撮影はもちろん、Fish Eye レンズ。この施設も撮影対象として狙ってましたのでいい機会になりました。
名古屋城やテレビ塔、最近は西野カナの歌にも出てくる都心の観覧車あたりが名古屋の象徴としてよく登場しますが、このオアシス21はまだまだ浸透してませんね。象徴性は高いと思うのですが。
ガラスの屋根の上には、薄く水が張ってあって、この日はあいにくの曇天でしたが、晴れた日には床に水の揺らぎが写ってきれいです。



下では、以前のブログ「名古屋の街角から(2)・・・トヨタホームリンク」でご紹介した、氷のないスケートリンクが今年も設置され、賑わっててました。



南の端の見上げ。デザインは確かアメリカ人だったはず。



南東から見た全景。右端にちょこんと突き出ているのは、名古屋のテレビ塔。
鉄骨には造船技術が駆使されてると聞きました。かなり不規則な形ですからね。

そして、愛知県美術館が入る、愛知芸術文化センター。左は名古屋のNHKが入るビルです。



このセンターには美術館の他に大ホールも内蔵されており、開館当時、「文化の総合デパート」などと揶揄され、悪しき箱物行政の典型として叩かれておりました。
コンペ(設計競技)で選ばれた、T成建設の案が建てられたわけですが、コンペの審査結果が発表される前に、T成建設に就職したかつての同級生から「あれは、ウチがやることになってるから」と断言されたときには唖然としましたが、実際に蓋を開けたらその通りの結果。しかも、その後、当時の副知事がT成建設に自宅を建てさせていたことが発覚し、収賄で逮捕。曰く付きの施設です。
ま、今更そんなこと言っても仕方ない。



文化センターの大きな吹き抜け。

で、やっとクリムトの展覧会。鉛筆などで描いたスケッチなどは多数の展示がありましたが、実はクリムトが描いた油画は数点しかありません。ですから「クリムトとその仲間たち展」とか「クリムトと同時代展」とでもしたほうが正確かもしれません。しかし、それで見応えがないかというとそうでもありません。同時代のポスター、装飾品、家具なども展示されてクリムトが生きた時代背景がよく分かり、頷きながら回ることができます。

クリムトは当時のウィーンの画壇を牛耳る先輩たちに反発を感じて”分離派”と呼ばれるグループを結成します。絵で戦っていたんですね。そうした自分を騎士に見立てて描いたのがタイトル画像の「黄金の騎士」です。左下にちょろっと蛇の頭が描かれているのがお分かりでしょうか? これが敵なんだそうですが・・・なんだかちょっとセコイ敵。
私がクリムトに惹かれるのは、そのエロさというか官能ももちろんですが、あえて立体を捨てたような装飾的で平面的な表現と人物の立体的な表現の融合の面白さで、スタイルシートにしてる「接吻」はその典型だと思います。この「黄金の騎士」でも騎士は平面的に表現されています。
そして、下の端には帯状に金箔が貼ってあるんですが、これは日本の屏風絵の影響を受けたものだそうです。
この絵だけが愛知県美術館の所有です。



数少ないクリムトの油画の内の2点。左が「赤子(ゆりかご)」、右は「オイゲニア・プリマフェージの肖像」(豊田市美術館所有)。

クリムトを堪能し、お次はすぐ近くの中区役所ホールで開催された「なごや生物多様性フォーラム -いのちのつながりを、みらいへ-」へ。
かつての私のブログ「福岡伸一 大ブレイク!・・・抜書きその1(続くのか?)」でご紹介した。福岡伸一の講演がありました。これも楽しみにしてたんです。
予習として福岡伸一の近著「動的平衡2」を読んでおきましたが、だんだん有名になるに連れて交友範囲が広がったせいなのか、内容が生物学を離れ音楽や写真の話までに及び、ちょっと鼻につくいやらしさも。
リンク先の以前のブログに彼の写真がありますが、その見た目通りの朴訥とした雰囲気の人で、なかなか興味深い講演でした。愛読する本の著者の姿を目の当たりにできるのっていいですね。

濃密で充実した一日でした。
Posted at 2013/02/03 22:24:33 | コメント(1) | トラックバック(0) | 芸術・文化 | 日記

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「@渥美格之進  外国人はやっぱりファントム狙いなんでしょうね。」
何シテル?   11/29 21:32
昔、メルマガで漫画のコラムを書いてました。
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