人材集め
過去の車歴(1)
今日もデイトナで走りに出たが、特に書く程の事も無いので今回は今までに乗ったバイクのインプレと、ちょっとした思い出話などを。高校2年の終わりに原付免許を取り、最初に買ったのがホンダのMCX50(写真は無し)。これ、知ってる人は殆どいないと思う。空冷2ストロークのアメリカンタイプで、中々斬新なデザインだった。当際はRZやMBX等の水冷スポーツタイプが人気だったが自分はちょっとヘソ曲がりな所があり、これらのバイクはオモチャっぽく感じてまた飛ばして走る事にもあまり興味が無かったので、ゆったり乗れて質感も高いMCXを選んだ。しかし空冷とは言っても最高出力は7PSあり、中低速のトルクも厚かったのでそんなに回さない市街地での走りは、スポーツモデルに引けを取らなかった。カバー付きのアップハンドル、タコメーター装備、専用キャストホイール等50ccとしては豪華な作りで大変気に入っていた。今じゃ全く見かけないけど。あまり遠出はしなかったが、大学に入って半年の間は通学やバイトへの通勤の足として活躍してくれた。しかし、当時通ってた大学は自宅から遠くて、途中の幹線道路では車に抜かれまくりで結構怖い。周りの友人も次々に中免を取って行く中で、私も最初の夏休みに取得。すぐにカワサキのGPz250を新車で購入した。空冷4ストローク2気筒、SOHC。当際はホンダのVTが大人気で他はヤマハのRZやスズキのガンマに乗る人も多かったが、またしてもヘソ曲がりな私はこれを選んだ。何よりスタイルがお気に入り。ベルトドライブもメンテフリーで有難かった。ちょっとキーキーうるさかったけど。そして燃費が素晴らしく良い。市街地でも常に30km/L以上。17L入りのタンクで、満タンで500kmは楽勝だった。他社のスポーツモデルが皆40PSを越える中、33PSはスペック上では物足りなく感じるが、実際には活発に回せるエンジンで一緒に走っても置いて行かれる事は無かった。このバイクでは県外にも良くツーリングに出るようになり、大学は2年で中退したがその後も2年、通算4年程乗っていた。非常に気に入っていて手放す気も無かったが、二度も盗難に会ってしまう。一度は自宅から。庭の一角に置いていたのだが、当時盗難に対する認識が甘くハンドルロックのみで、庭へのアプローチには鉄製の門扉があったのだが施錠してなかったので、夜中に持ってかれてしまった。この際は幸いにも乗り捨てられてたのがすぐ見つかって、軽くこかした後があったが他は問題無かった。しかし、この教訓を生かせずアホな私はまた盗まれてしまう。当時の勤務先の駐車場が狭かったので近くの路上、電柱の影のスペースに停めていたのだが(ハンドルロックのみで)ある日、夜10時頃帰ろうとしたらバイクが無い!人通りも割りとある所なので安心してたのだが・・・後悔してももう遅い。この時も1週間程して発見されたのだが、かなりボロボロの状態だった。自分の管理の甘さからこんな事になってしまってとても残念だったが・・買い替えるほか無かった。予算はあまり無かったが、中古車選びには眼力に自信が無いしまた長く乗るつもりなので対象は新車のみ。候補としてはカワサキのGPX250R、もしくはGPZ400S。2気筒が好きでレプリカには興味が無く、値段が高い400の4気筒モデルは買うつもりが無かった。しかし、何軒かお店を回る内に展示してあった真っ黒のGPZ400Rに出会う。スタイルは大好きなモデルだが、少々予算オーバー。しかし現物をじっくり見ながら店主の話を聞いてる内に欲しくてたまらなくなってくる。しかも即納だし・・。思い切って契約してしまった。初めてベストセラーのバイクを買った。このバイクが人気だったのはそのデザインの良さと堂々とした車格、そして実用性の高さからだろう。どこへ乗って行っても色んな人に「これナナハン?」としょっちゅう聞かれた。(この後カワサキはZZーR400で更に大型化路線を歩む事になるのだが)
当時世間の注目は、レプリカ路線のGSX-R400やFZ400Rに集まっていたがGPZ400Rは600と共通の大柄な車体でありながら、幅は結構スリムで足付きも良く、前後16インチのタイヤで操縦性も意外に軽快だった。唯一の欠点は、プラグホールに水が溜まりやすい事。これには何度か泣かされた。しかし他には大きなトラブルも無く、通勤にツーリングにと本当に頼もしい奴だった。このバイクには限定解除するまで、結局8年間乗った。今でも時々見かけると、ほんとに懐かしく思う。
この後は、また後日書きます・・。
Posted at 2010/05/29 13:07:29 |
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