
2月20日に「
HGUC ボールK型&シャークマウス仕様」とともに発売された
プレミアムバンダイ通販限定キットの「
HGUC ドラッツェ(ユニコーンVer.)」を
さっそく作ってみました。
このキットも例に漏れず発売中の「
HGUC ドラッツェ(0083版)」の
バリエーションモデルですが、
OVA「
機動戦士ガンダムUC episode3」に搭乗する袖付き仕様という事で、
胸部及び左腕のエングレービングと右腕のガトリングガン接続アーム部分が
新規パーツとして付属しています。
今回も「ドラッツェ0083版」との比較を交えてレビューしますね。
↓組立説明書です。

組立説明書は0083版のものが付属し、大部分はそちらを見ながら組み立てますが、
一部新規パーツとシールに関しては専用の説明書の方で作業する事になります。
専用の組立説明書の拡大画像はこちらにあります。
↓多色成形のAランナーです。

エングレービングが施される胸部と左腕のパーツが追加され、
0083版の胸部が削除されています。
0083版のボディはブルー単色ですが、UC版はちゃんと2色の紫で色分けされています。
↓武器や関節部等のB1ランナーです。

ガトリングガンは0083版も本体は同じものですが取り付け方法が異なっていて、
手持ちの0083版のグリップパーツが無くなり、
代わりに右腕に直付けする際の外装パーツが付属しています。
↓関節部のB2ランナーです。

こちらはパーツ構成は全く同じになっています。
成型色も全く同じでした。
↓展示用スタンドのCランナー、シール類、ポリキャップとサーベル刃です。

展示用スタンドがCランナーなのは、同じスタンドを使うHGUCアッシマーで
Cランナーになっているからですね。
ホイルシールは肩部球状スラスター開口部とモノアイまわりが付属しています。
UC版はこれにエングレービングとガトリングガンのセンサー部が付属します。
なぜか0083版にはガトリングガンのセンサー部のシールが無いんですね。
↓プロペラントブースター等の2枚組のDランナーです。

0083版では両腕が通常の腕にできるように腕部パーツが2つセットされていますが、
UC版の腕部は左腕のパーツしか入っていません。
キット1つだけでは両腕を袖付き通常腕部にする事ができないんですね。
0083版ではできるので、UC版でもできると思っていたので少し残念でした。
とりあえず組み立ててみます。
まずはエングレービングのシールを貼っていない状態での画像です。
エングレービング部分は他の袖付きMSと同様に
ちゃんと立体的に施されているので、できればシールよりも塗装で再現したいところですね。

私はこのUC版も2個買いしているので、
せっかくだから組み替えて遊んでみようと思います。
まずは両腕を袖付き腕部にしてみました。
なかなかいい感じではないでしょうか?

ついでにHGUCザクⅡF2とかシステムウエポン002等から
武器を拝借して持たせてみたり遊んでみます。
やっぱり腕は両方付けて欲しかったなぁ。
ではエングレービングのシールを貼って完成させてみます。
各部のアップ画像を適当に。
ガトリングガンとシールド&ビームサーベルです。
組み換え遊びその2。
今度は0083版と比較してみます。

どちらもなんだか目立つようなカラーリングですね。
それにしても、なぜUC版は紫なんでしょうかね。
アンジェロカラーと被っちゃうじゃないですかー。
ついでに胸部と腕部のパーツの比較画像。

腕はエングレービングの部分が太くなってるんですね。
さて、ドラッツェというMSは0083においてザクⅡF2を元にして
ガトル等のパーツをくっつけた廃品利用的な即席MSなわけで、
ボディや腕部のデザインは基本的には同じですね。
HGUCの中でも屈指の傑作キットと名高いHGUCザクⅡF2と
このドラッツェUC版を組み合わせれば「袖付きザクⅡF2」ができる、
と考えた人もいるかもしれませんが、
できるかどうか、パーツを比較してみます。

私のザクⅡF2はまだ積んだままだったのでランナー状態ですが、
ご覧の通り、ボディはデザインこそ同じものの、
ザクⅡF2とはパーツ構成が全く異なっていて、
とても流用等できるものではありません。
また腕部は同じサイズのはずなのに、ドラッツェの方が小さくなっています。
取り付け自体は関節構造が同じなので無加工で装着できますが、
前腕部が小さくなってしまい、かっこ悪くなると思います。
ザクⅡF2と0083版ドラッツェを持っていれば
できないというのはわかっていた事ではありますが、
なんとなくやってみたくなる「袖付きザクⅡ」は、
現時点では簡単にはできないようですね。
残念というか、そもそもそんなMSは存在しないので仕方がありませんね。
という訳で、「
HGUC MS-21C ドラッツェ(ユニコーンVer.)」でした~。
0083版ドラッツェが発売されるという情報が出た時、
私はボディと腕部はザクⅡF2から設計上の流用がなされるのかと思ってましたが、
実際には完全新規で専用設計になっていましたね。
そのおかげでF2との組み換え遊びは制限が多いですね。
どちらも最近のキットなのにサイズまで違うのは残念ですが、
そういう余計な事を考えなければ、ドラッツェもなかなかよくできていますね。
肩部関節はホントによくグリグリ動きますし、
脚部プロペラントブースターのおかげで
棺桶と呼ばれる程のやられメカのはずなのに迫力あるし。
どちらも劇中のイメージをよく再現しています。
このドラッツェ(ユニコーンVer.)は現在は受注を終了していますが、
今後プレミアムバンダイにて再販が行われたり、
ガンダム・ガンプラ系イベント会場でも販売が行われる事もあるかもしれません。
買い逃した方は要チェックですね。
ドラッツェは0083とガンダムUC以外にも劇場版ZガンダムⅢにも登場しています。
5月には劇場版ZガンダムのBD-BOXが発売になりますので、
もしかしたら劇場版Zガンダムカラーのドラッツェがまた発売されたりするのかな?
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ガンプラ完成レビュー♪ | 日記
Posted at
2012/02/28 00:50:11