
8月25~26日に幕張メッセにて開催された「
キャラホビ2012」の
会場限定で販売された「
HGUC デルタプラス メタリックVer.」を作ってみました。
このキットは2010年に一般に発売された「
HGUC デルタプラス」に
カラーメッキを施したスペシャルモデルです。
基本的には外装パーツがメッキになっているだけで、
パーツの追加や変更等はありません。
前置きで語る事も特に無いので、サクっとレビューしてみますね。
まずはパッケージから。

ボックスアートはプレミアムバンダイ通販限定で再販された
「
HGUC デルタプラス インナースペースクリアVer.」のものの
色調を変えただけのものです。
昨年のキャラホビ会場限定で販売され、その後一切再販されなかった
「
HG-GPB フォーエバーガンダム ミシマ・サキVer.」では
パッケージにしっかりと「キャラホビ限定品」と書かれていましたが、
今回のデルタプラスではそういった表記は一切ありません。
もしかしたら、今後のガンダムイベントやプレミアムバンダイ等で
再販が行われるのかもしれませんね。
↓組立説明書と部品交換カードです。

組立説明書は通常版のものが入っています。
部品交換カードはイベント会場限定ものなので当然ですね。
↓多色成形のAランナーです。

今回はカラーメッキ仕様という事で、
色合いの異なるメッキのパーツごとにランナーが分離されています。
もちろんメッキパーツは1つのランナーごとに個別包装されていて、
メッキ表面へのキズ付きを極力減らそうとしています。
ボディは少し緑味のあるブルーメッキ、
その他の外装はやや水色っぽいシルバーメッキになっていて、
膝関節裏の動力パイプ等のパーツはメッキではなくパールホワイト成形に、
頭部ツインアイ部のクリアパーツはそのままの無色透明となっています。
↓ウイングバインダーや脚部外装等の外装系Bランナーです。

このランナーも水色っぽいシルバーメッキが施されています。
ビームサーベルグリップ部を始め、反対側も意匠面となるパーツ周りには
ちゃんと裏側からもメッキが施されています。
↓腕や脚、ウイング等の2枚組Cランナーです。

こちらもBランナーと同じカラーメッキが施されています。
ウイング部もちゃんと裏側にもメッキが施されています。
↓ライフルや関節部等のDランナーです。

このランナーは光沢の無いガンメタリック成形になっていて、
メッキではありません。
インナースペースクリアVer.の時とは異なり、グロスインジェクションでもありません。
↓WR形態用ボディや関節パーツ等のABS製Eランナーです。

このランナーもDランナーと同じガンメタリック成形になっています。
↓ポリキャップ、ビームサーベル刃、ホイルシールです。

これらはデルタプラス通常版と全く同じ物が入っていました。
パチパチっと組み立ててみます。
メッキパーツに関しては、接続ピンや穴の中までコーティングが入っているものもあり、
そのあたりはかなりキツくなっていました。
当たり前と言えば当たり前ですけどね。
各部のアップをテケトーに。

相変わらずビームサーベル刃が短く感じますね。
直前にMGサイズサーベル刃を持つ
リゼルC型(GR)を作ってるからか、
余計にそう思えます。
むしろリゼルよりもデルタプラスの方がMGサイズが合いそうな気がしますが…。
というか、この中間サイズがあれば一番良いのですが。
WR形態です。

WR形態にすると足の裏等一部カラーメッキが届いていない部位が目立ちますね。
とはいえ全体で見るとなかなかに良い感じ。
やはり水色っぽいシルバーメッキの色合いが
ほんの少し重厚感を付与している感じがしてかっこ良いです。
ちなみに使用しているアクションベースは
昨年のキャラホビ限定キット「フォーエバーガンダム ミシマ・サキVer.」付属のものです。
せっかくなので、うちにあるHGUCデルタプラス3体を並べてみます。

私はHGUCデルタプラスは通常版×2、クリア×1と持ってるので、
これで4体目ですね。
ちなみに通常版のもう1つはHG-GPB白式のディテールアップの為に
部品取りに使われました。
↓WRも通常版と並べてみる。

クリアVer.も一緒に並べたかったですが、
さすがにひとつのアクションベースにWR3機並べるのは無理がありました。
それにしても、うんやっぱりカコイイ。
個人的には脚部の折りたたみ方向がZガンダムと上下逆なのが
デルタプラスの数少ない不満点ですが、
MGリ・ガズィの時と違って、元の設定からこの形なので仕方がありませんね。
余談ですが、リ・ガズィのBWS形態時の脚部折りたたみ方は
本来はZガンダムやZプラスと同じ上方向への折りたたみ方でしたが、
ガンプラMG発売の際、デルタプラスと同じ下方向に変更されました。
デルタプラス メタリックVer.はパッと見はシルバーメッキですよね。
という事で、3月に発売された
HGUCデルタガンダムのゴールドメッキと並べてみましょう!

どうですか、この金と銀のデルタは。
まるでデルタガンダムに合わせたかのようなデルタプラスのシルバーメッキ。
こうやって並べると、すごいカコイイですよね♪
HGUCデルタガンダムはデルタプラスのバリエキットなので、
パーツの大部分が互換性があります。
金メッキと銀メッキを組み合わせたりもできますね。
…メッキが剥がれそうなのでやりませんけどね(笑
という事で「
HGUC デルタプラス メタリックVer.」でした~。
デルタプラスは元々メッキコーティングモデルではないので、
当然ゲート部はアンダーゲートになっていません。
その為ゲート跡がとても目立ってしまいますが、
ベースとなる成型色はカラーメッキの色に近い色で成形されているので、
ブルーメッキ部以外は遠目に見れば意外と目立ちにくかったりします。
ブルーメッキの部分は仕方がありませんが、
ブルーメッキの部分はそんなに多くないので、
全体的にゲート跡は意外なほど目立ちにくいですね。
シルバーメッキの色合いは近くで見るとわかりにくいのですが、
本当に青味がかっていて、
離れれば離れるほど水色っぽいシルバーメッキだとわかります。
この色合がまた絶妙にカッコ良いんですよね♪
今回はキャラホビ限定とあまり謳っていないので、
もしかしたら11月のガンプラEXPO2012とかでも販売されるかもしれませんね。
デルタプラス好きな方にはオススメですし、
↑のようにデルタガンダムと金銀メッキで並べるというのも良いですよ。
もしも再販情報が入りましたら、うちのブログでも告知しますね。
…それにしても「メタリックVer.」と言いながら「メッキ」じゃないか!
とかふと思ったりもしましたが、
まぁ予想以上にカッコ良かったのでよしとしましょう(^^;