
昨年、
マツダ最後のエンジンとなりそうな
"SKYACTIV-Z"エンジンの2027年市場投入が
明らかになり、いよいよ終わりが近づいていると
考えられていた"SKYACTIV-X"エンジンの
開発と生産が終了となった事が
日刊自動車新聞の記事で報じられました。
順次搭載車種も販売終了となるようです。
わかっていた事とはいえ、やはり寂しいですね。
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【しくじりエンジン】社運を賭けたSKYACITV-Xが生産終了に!?マツダは何を間違えたのか?【ゆっくり解説】
マツダからはまだ正式な情報が出ていませんが、
日刊自動車新聞や一部のモータージャーナリストから情報が広まっていますね。
日本では税制優遇等が一切無くロマン以外のメリットが全く無く売れていませんが
海外ではわりとそこそこ売れている地域もあったり
MAZDA3/CX-30の搭載エンジンが"SKYACTIV-X"のみという地域もあります。
さらに今後の環境規制も考えると"e-SKYACTIV G"よりも燃費が良い
"e-SKYACTIV X"の方が良さそうな面もあり需要増の可能性も考えられますが…。
実際、ロードスターやMAZDA3でSKYACTIV-G2.0が廃止されている地域もありますし。
とはいえ全体で見るとやはり台数はあまり出ておらず
開発コストの高さに対して厳しいところがあったのも事実。
そもそも"SKYACTIV-X"エンジンは次のエンジンへの繋ぎの技術だったので
長く作り続けるものではありませんでした。
EVの時代が目の前に迫ってきている事からも、それは当然なのですが
乗ってみると本当に気持ちよく回る楽しいエンジンでしたし
あれだけ気合を入れて拘って開発したエンジンが約5年という
短期間で終わってしまうのはやっぱりちょっと残念でしたね。
"SPIRIT UPGRADE"も結局1回きりで終わってしまいましたし。
何度でも言いますが、マツダは規模の小さい会社なのです。
なのであれもこれもたくさん開発して販売する事はできません。
限られたリソースを無駄にできないのは厳しいこの時代的にも当然なので
EVの時代が近付いている今、より電動化対応のエンジンの開発ができるなら
そちらに注力するべきなので、その"SKYACTIV-Z"エンジンの
市場投入の目処が立ったというのなら"SKYACTIV-X"の開発を止めてでも
"SKYACTIV-Z"の完成度を高めて市場投入するべきですからね。
"SKYACTIV-Z"エンジンは電動化前提のものという事ですし
2027年の市場投入の頃にはMAZDA3にも
大規模改良で搭載という流れかもしれませんね。
電動化前提のエンジンという事は、ロードスターには搭載されないのかも?
私のMAZDA3は"SKYACTIV-X"のAWD/MTモデルなので
ただでさえレア車だったものがさらに希少になった感じですね。
乗っていて最高に楽しいクルマですしエンジンも最高に気持ち良いので、
このまま壊れるまで乗り続けようかしら?(^^;
MAZDA3にSKYACTIV-D2.2/AWD/MTがあればどれだけ良かったか…(本音
Posted at 2025/01/30 04:00:00 | |
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