

2014年のガンダム35周年の時に発表された
実物大ガンダム立像を動かそうという壮大なプロジェクト
「
ガンダム・グローバル・チャレンジ」。
その成果が「
GUNDAM FACTORY YOKOHAMA」として
2020年夏から1年間横浜の山下ふ頭で公開されると
40周年プロジェクト発表会において告知されていましたが、
その詳細が本日ついに開示されました。
場所は40周年プロジェクトで告知された通り
神奈川県横浜市の山下ふ頭。

お台場のガンダムベース東京からもほど近い場所となります。
会場には動く実物大ガンダムが見られるGUNDAM-DOCKの他に、
技術資料や講演会等でその開発過程や技術を学べる展示施設に加え
カフェやショップも入るGUNDAM-LABのふたつの施設で構成されています。




GUNDAM-LABには会期中
ガンダムベース東京とガンダムカフェの出張店舗が入り
ここだけの限定品等も販売されるそうです。
動く実物大ガンダムデザインのガンプラなんかもありそうですね。
動く実物大ガンダムの構造や公開方法に関しては下記の通り。



今回の動く実物大ガンダムのデザインは
2009年にお台場潮風公園に初めて展示された実物大ガンダム立像の
G30thデザインをベースに可動等も含めて再アレンジされたもので、
当然ながらG40デザインとは異なります。
この動く実物大ガンダムは後腰部でキャリアに固定されているので、
人が乗って操縦し単独で歩き回る訳ではありません。
動作は離れた場所にある遠隔操縦室から行われ無人で動きます。
安全性を確保しての自立歩行は
さすがにまだ現在の技術では実現できていませんね。
人間サイズのロボットでは実現できていますが、
2m弱のサイズであれば事故が起きても被害は大きくなりません。
でもさすがに18m25tという巨大さと重量で
もしも転倒してしまったり等事故があったら
その被害は尋常ではありません。
一般公開する以上その安全性は何よりも最優先されますので、
今の技術ではまだそこまで両立できないのも仕方がありませんね。
今回公開される動く実物大ガンダムは
"あくまで通過点であってゴールでは無い"ので、
いつか実現するという夢を追いかけて開発が続いていくと思われます。
その開発にはもちろん莫大なコストと時間がかかります。
その為今回のお披露目も全施設有料となっていて、
さらに実物大ガンダムを間近で見られる特別展望台は
追加料金が必要になる等、来場者もそれなりのお金が必要になりますが
これは夢の為のお布施として考えれば安いものですね。
といってもまだ料金は公開されてませんがっ。
入場料やプレオープン等の詳細はまた後日告知されます。
プレオープン時は東京オリンピックの会期とバッティングしますので
周辺交通や宿泊施設は絶望的混雑と暑さで悲惨な目に合いそうですね。
動く実物大ガンダムの公開期間は2021年10月3日までの1年間なので
何が何でも早く見たいという人でも無い限り、
正月休みや春休み等のしっかりと時間を取れるタイミングで
事前に情報収集をしたうえで行く方が良さそうですね。
Posted at 2020/01/20 19:55:47 | |
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