チビ1号がミニ四駆にハマってから、休みのたびにサーキットを広げてマシンを走らせています。前のブログの写真でもお分かり頂けると思いますが、家の中でやるとうるさいし、外に出ず家にこもりっきりになるし、いつまでも遊んで電池が何本あっても足りないので、我が家では基本的に駐車場でレースをする事にしています。もちろん適度に休憩と強制水分補給をしながらですが、チビたちもさすがに暑いので2時間ほどで「そろそろ片付けようか」と切り上げても文句を言いません。

話は逸れますが、うちは毎年少しずつキャンプ・アウトドア用品を買い足しており、今年は写真のインスタントシェードを新調。昔はセリカでキャンプに行っていたので収納時のコンパクトさを重要視してヘキサタープを使っていましたが、308SWになってからは積載容量に余裕ができたのでこのタイプを買ってみました。実戦投入前に、ミニ四駆にも活用しています。
さて、6月はチビ1号の誕生月です。今年のバースデイプレゼントには、ミニ四駆のパーツを買って欲しいと言います。ネットショップでの物色では、ステーの形状やタイヤの素材などについて本人もイメージが湧きづらく、誕生日からズレてしまいましたが緊急事態宣言解除後初めて実店舗に買いに行きました。ミニ四駆の品揃えが豊富な家電量販店さんです。

人が全然いなかったので、ゆっくり品定めし、買うパーツを決定。当初はパーツだけのつもりが、実物を見て一目惚れしたマシンがあったらしく、限られた予算なのでいくつかのパーツを諦めて増車していました。
さらに、その後おばあちゃんを連れて再び買い物に。最初は140円くらいのパーツひとつだけをおねだりしていたようですが、おばあちゃんもさすがにそれだけでは…と言うことで、結局マシンもう1台とパーツを買って貰ってました。
こちらがチビ1号のニューマシン、「ビークスティンガーG」。

私と同世代の人なら懐かしい、悪役マシン「ビークスパイダー」「レイスティンガー」「ブロッケンG」の3台。それを現代版に復活させるにあたり、ただリメイクするだけでなく、合体させてしまったようです。3台それぞれの特徴がうまく再現されていて、違和感のないデザインにまとまっているのはさすがです。
そしてもう1台、祖父母に買って頂いた「サイクロンマグナムプレミアム」。

前に紹介した私のマシン「ハリケーンソニック」の兄弟車ですね。このマシンは平面が多くステッカーが貼りやすいため、ボディも含めてチビが仕上げました。なので、塗装はされていません。
次に、チビが選んだパーツ類です。懐かしいものもあり、チビがパーツを取付けているのを見ているだけでワクワクしますね。

シャフトの軽量化を図れる「中空シャフト」と、そのシャフトを受ける軸受けの回転抵抗を低減する「六角穴ボールベアリング」。

モーターは、高回転型でストレートでの最高速が伸びる「レブチューン」、トルク重視で加速力に優れる「トルクチューン」、そしてその中間のバランス型「アトミックチューン」を1台ずつ購入。昔はレブチューンは紫だったはずですが、今は青なんですね。

標準の接点金具は銅製で表面の酸化により接触抵抗が高くなりがちですが、この「ゴールドターミナル」は金メッキで酸化しにくいため長期間に渡り電力ロスを防ぎ、清掃のメンテナンス周期を伸ばせます。

ターミナルに手の脂を付着させないように、いっちょ前にピンセットで装着するチビ。使い慣れていないので、かなり苦戦していました。いくらピンセットでも、そんなふうに電池との接触部を掴んだら傷付いて抵抗増えるぞ。

マグナムには、他のマシンに付けたようなFRPステーではなく、豪華なカーボン素材の補強ステーを装着。私の頃はカーボン製なんかなかったような気がします。たぶん。
ローラーはアルミのベアリング内臓タイプ。摩擦が小さく、コーナーでも減速しません。その分コースアウトしやすくなりますが。

ジャンプ後によくフェンスに引っ掛かっていたので、コース復帰率を上げるためのアンダーガードも。
そしてセッティングギアセット。

組み合わせでギア比を変更できるメインのギア数種類と、中空プロペラシャフトやベアリングがセットになったものです。

果たしてチビ1号にこれだけのギア比カスタムが使いこなせるのか…?
参考にタイム計測。
ビークスティンガーのカスタムは、ファーストトライパーツセット、ゴールドターミナル、六角穴ボールベアリング、中空シャフト。モーターはトルクチューン、ギア比はキット付属の3.5:1。

5秒034!今までより格段に速い!5秒切り目前ですね。
次にサイクロンマグナム。ファーストトライパーツセットをベースにカーボンフロントワイドステーとアルミベアリングローラーに交換、フロントアンダーガード。さらに、ゴールドターミナル、六角穴ボールベアリング、中空シャフトはビークスティンガーから移植。モーターはアトミックチューン、ギア比はキット付属の3.5:1。

4秒282!さすがにこれだけカスタムすると、めちゃくちゃ速い!5秒切りどころか、4秒切りも見えてきましたね。ただ、速すぎてコースアウト率が高くなりました。
これからモーターの載せ替えや、それにベストマッチするギア比のセッティングなどを研究していくようです。
チビ1号はまだ小学1年生なので、高度な技術を要するボディやシャーシの加工は無理でしょう。今やってるように、パーツの交換や追加などポン付けする改造しかできないと思います。ここから先、しばらくは大幅なスピードアップは見込めないので、パーツセッティングの中での僅かなタイム変化を見ながらベストセッティングを探って行く感じですね。

私も口や手を出してやりたいところですが、ここは我慢。チビが自分で考えて色々トライしているところなので、見守ってあげましょう。
ちなみに、先ほどのマグナム、モーターの違いだけでどれだけ差が出るかというと…

最高速重視のレブチューンモーターは4秒856。遅くなりました。ストレートが少ないうちのコースでは性能を発揮できないようですね。

加速重視のトルクチューンモーターは4秒535。こちらも遅くなりました。トップスピード頭打ちしているのでしょうか。
やっぱり、こうやってタイム計測で改造の効果を確認できるのはいいですね。感覚だけでやっていた小学生時代の私よりも、チビの方がいいマシンを作れそうです。
Posted at 2020/06/27 22:59:32 | |
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ミニ四駆 | 日記