
私は、昔から忌野清志郎が大好きです。
↑(アルバム「COVERS」。私は特に1曲目「明日なき世界」が大好きです♪)
1988年に発表されたRCサクセションのアルバム「COVERS」、反原発を歌った2曲が問題視され、当時の所属レコード会社、東芝EMIから発売禁止となります。更に翌年、覆面バンド「ザ・タイマーズ」として怒りのアルバムを発表します・・・(私はその2枚を、高校生の時に買いました)
当時、親会社の東芝は、(現在も、ですが)原子力事業に携わっており、その傘下のレコード会社が反原発の曲を発売することなど、到底許されなかったというワケです。
その2曲とは、「サマータイム・ブルース」、「ラヴ・ミー・テンダー」です。
ちょうど良い具合に、この2曲を収めた動画がありますので、ぜひご覧下さい。
原発事故が現実になった今、20年以上前に警鐘を鳴らしていたアーティストが、確かに居たのです。
↓RCサクセション。ライヴ画像。
最近の書き込みでは、「予言だ!」とか書かれていますが、これはチェルノブイリの原発事故(1986年)を受けて出来た曲なので、予言でも何でも無く、当時の日本の原子力政策に疑問を持った忌野清志郎が警鐘を鳴らしたに過ぎません。(確かに、今回の原発事故後の日本は、この歌詞のとおりになってしまっています・・・)
でも今、清志郎が生きていたら・・・渋谷のスクランブル交差点あたりでゲリラ・ライヴとか演っていたかも知れません。「だから、あん時、あれほど言っただろう!!!」と。
今頃、天国でこの2曲を歌っていることでしょう。「コレで日本の原発は全て無くなる、自分の訴えてきた事が、ついに報われる時が来た!」、と。
23年かかりました。
忌野清志郎よ、永遠なれ
(現在、日本で稼働している原子炉は「55基」。アメリカ、フランスに次いで世界第3位。)
(建設中、もしくは計画中のモノを含めると「69基」となり、フランスを抜いて世界第2位に踊り出る。)
Posted at 2011/03/20 22:26:19 | |
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