ERC第10戦 キプロスラリー
例年レギュラー勢がスキップしがちな中東での1戦。ただ今年はプジョーのブリーン、フィエスタを駆るカエタノビッチなど上位のドライバーも参戦。
そしてMERC(FIA中東選手権)を戦う中東の実力者達が集まりました。
DAY1ではタイトルを狙うカエタノビッチがトップ。しかし優勝候補だったアルアティアが早々にエンジントラブルによりリタイヤ。
DAY2に入ると前日トップのカエタノビッチにトラブルが発生し、ポジションをアル・ラジに譲ってしまいます。その後もトラブルは解消することがなく、アル・ラジが逃げ切りERC初参戦ながら初優勝を飾りました。カエタノビッチは2位でフィニッシュし、ランキングで3位へとアップ。3位には中東勢のアルクワリ、その後ろにはシトロエンから参戦のアルカシミとなりました。
2WD部門では、レギュラー参戦するベッセネイが今季初優勝を飾りました。
1 Y.アル・ラジ フィエスタRRC
2 K.カエタノビッチ フィエスタR5 +18.9
3 A.アルクワリ フィエスタRRC +1:00.5
4 K.アルカシミ DS3 RRC +1:35.7
5 B.マガレアス 208T16 +2:53.3
18 Z.ベッセネイ (2WD
1st) シビックTypeR R3 +37:25.2
リタイヤ
N.アルアティア フィエスタRRC [SS2 エンジン]
C.ブリーン 208 T16 [SS15 メカニカル]
全日本ラリー第8戦 M.C.S.C.ラリーハイランドマスターズ2014
岐阜で行われるハイランドマスターズ。
全戦の北海道の結果からタイトル争いが佳境を向かえており、場合によってはタイトルが決するという今回のラリー。そんな中JN6クラスに新井大輝が北海道に続きエントリーで、父親の敏弘と同じ体制で直接対決が実現することに。
ラリー初日はタイトル争いで後がない勝田が意地を見せトップ。奴田原が26秒差で続きますが、最終のサービスでの作業が遅れTCへ3分遅れたことにより30秒のペナルティを課されることに。
DAY2に入っても勝田のペースが変わらず、独走で今季3勝目を飾ります。
注目の奴田原は、福永を捉えるもののそれ以上はポジションを上げられず5位。ただデイポイントを獲得したことにより、実に5年ぶりのタイトルを獲得しました。
2位には新井敏弘、3位は高山、そして親子対決が注目された大輝は苦戦し4位でフィニッシュ。
またラリー北海道でデビューとなったクスコの現行WRX STIが、全日本デビューを果たし苦しみながら10位で初戦を終えました。
JN5では、チャンピオンの鎌田のライバルとして、丹後半島ラリーにも参戦した勝田範彦の息子であり、F3ドライバーでもある勝田貴元がエントリー。さらに同じラックチームではJN3のタイトルを決めた天野が、1.5ℓターボのヴィッツGRMNを実戦投入。
そんな中、貴元がラリー3戦目ながら前回鎌田に破れた悔しさをバネにほとんどのステージでトップタイムをマークし、全日本初優勝を飾りました。この優勝はJN6の父、範彦と親子での2クラス制覇という快挙を達成。
鎌田は2位、デビュー戦の天野も3位に。
JN4ではクスコの竹内が2位に入り、今季のタイトルを獲得。JN2でも2位の田中がタイトルを獲得。
1 勝田範彦 WRX STI
2 新井敏弘 WRX STI +40.6
3 高山仁 インプレッサWRX STI +52.4
4 新井大輝 WRX STI +1:02.9
5 奴田原文雄 ランサーエボⅩ +1:10.6
6 福永修 WRX STI +1:28.7
7 吉澤哲也 ランサーエボⅩ +2:01.6
8 横嶋良 インプレッサWRX STI +2:07.1
9 炭山裕矢 WRX STI +2:12.8
10 勝田貴元 (JN5
1st) 86 +3:14.5
14 中村晃規 (JN1
1st) RX-8 +4:42.6
24 岡田孝一 (JN3
1st) デミオ +6:27.1
Posted at 2014/10/21 22:27:17 | |
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