Youtubeを見ていたら、
シリコン洗車について
メーカー技術者に意見を聞く動画が、おすすめ動画に出てました!
これはスゴイ
\(◎o◎)/!
専門家からみて、科学的にどうよ?
って、どんなジャンルでもハッキリ言い切ったものは意外に無くて、
これはとても貴重だと思います。
説得力もあるので、最初視聴したときに、
シリコン辞めようかな・・・
(;´・ω・)
って思ったほどです。
確かに、シリコン信者からすると、
「いや、そうじゃなくて」
って思う質問内容もありますが、
疑問に思っていたことが、明確になったことも多々あります。
動画を3回視聴し、
コメント欄もおおむね読んでみました。
これまでは、理屈についてはあまり考えないようにしてきました。
なんかわからないけど、結果こうなった
ってことだけで、シリコン洗車を続けました。
シリコン洗車を続けてきた、私なりに考えたことを、
本日のシリコン洗車とともに書いてみます。
デミオ
高速道路を走ると、
あっという間に融雪剤だらけです
(´Д⊂ヽ
ルーフとボンネットも
雪が乾くと、汚れが乗ってますね。
動画では、
シリコンは油だから、水で伸ばすのは非効率。
やるなら溶剤が効率的。
とのご意見がありました。
その通りですが、
KF96は余るほど大量にあるわけですから、
わざわざ溶剤を用意するというのは・・・。
とにかくKF96はなかなか減らないので、
ここで効率を語るのは、
あまり意味がないかな、と思います。
実際のところ、
少量水をつけると塗りやすいですし、
ムラはなく塗布できていると思います。
ただ、あまり水が多すぎると、
ボディに付着しづらくなるので、
水がシリコンの付着を邪魔をするのは間違いないですね。
矛盾するんですが、
その辺は、バランスとかコツということで・・・。
愛用の充電式高圧洗浄機(中華製)
安物だけあって、
内蔵バッテリーが寿命のようです。
(;´Д`)
ポータブル電源
「suaoki s270」
を持ってきました。
つないで使います。
ポータブル電源は濡れないように、ビニール袋に入れます。
動画では、
塗装にシリコンが浸透することは一切ない
と言っています。
シリコン師匠が言っているのは、
塗装の表面にある、目に見えない細かい凹凸の隙間に
シリコンが入り込むとういことですね。
あと、浸透という言葉を使ったとしたら、
汚れと塗装の間にシリコンが入り込んで、
汚れを浮かせる。
ということなんだと思います。
まあ、含浸という言葉が紛らわしいのは
間違いないかもしれませんが・・・。
高圧洗浄機で流して、
一通りショップタオルで汚れを落とし、
シリコンを厚めに塗ると、いつも通り
ムラムラになります・・・
(;´・ω・)
もう一度、
高圧洗浄機で軽く水をかけて
ショップタオルで拭き上げると、
余分なシリコンを除去しやすいです。
動画では、
KF96は反応も硬化もしないので、被膜を作ることはない。
簡単に流れてしまうので、コーティング剤には向かない。
というお話。
全くその通りです。
「シリコンコート」と呼んでますが、
個人的にはその呼称は合ってないと思ってます。
(って、私も結構言ってますけど)
「いわゆるコーティング剤」が硬化して表面を覆うのとは異なり、
KF-96は油が表面に乗っているだけです。
だから、「コーティング剤」ではないと思います。
私がシリコン洗車に感じているメリットの一つが
独特の防汚性です。
コーティング剤の場合は、強固な被膜の上に汚れがこびりつくのに対し、
KF96は、塗布したゆるい油の上に汚れが乗るだけです。
そうはいっても、コーティング剤と違って簡単に流れてしまうではないか、
というのは、確かにあると思います。
しかしながら、技術者の方は、
シリコンが表面の細かい凸凹に入り込むと、
完全除去はなかなか難しい。
と言っています。
また、チャンネル主の方(コーティング業者)も、
油を塗装面に塗るのは、除去が難しく、
他のコーティングに切り替える際に、コーティングが定着しないリスクがあるため、
勧めらない。
とコメントしています。
ということは、
雨程度の水では、汚れと表面の間には常にシリコンは残っており、
汚れの固着を防いでくれるということになりますね。
(理論は素人推測です)
もちろん、KF-96ー50CSは、粘度も考慮した選択なので、
雨であっという間に流れてしまうわけではありません。
洗剤で洗ったりしない限り、
現状で、4週間くらいは撥水が持続しているところを見ると、
ツヤも防汚性その間はムラなく持続していることになります。
また、4週間というと、簡易コーティング剤によっては効果が失われる期間なので、
それで十分ではないかと思います。
あと、シリコンの「定着」について。
結論として、科学的には「無い」と言っています。
ウーン
そう言われれば、そうかもしれませんが、
私は少なくとも実感がありますね・・・。
なんとも言えません。
ムラが残っているところは、シリコンが余剰な部分なので、
また水をかけて、ショップタオルで拭きます。
テカテカになりました!
(´∀`*)ウフフ
意見というより、
難癖つける感じになってしまいましたが・・・
デメリットについて共感することもあります。
それは、「傷」
いまだに、水だけでショップタオルで汚れを拭き取るのが心配です。
シリコンが汚れをくるんで傷を防ぐ、とはいえ、
果たしてそれほどの効果があるのか・・・。
動画では、
ネチャネチャするので、砂などの汚れが付きやすい。
洗うときに、それを引きずって傷になりやすい。
と言っており、
それは私も心配しています。
私がワックスではなく、コーティング剤を使っていたのもその理由からです。
また、紙(ショップタオル)でボディを拭くのも、
傷にならないかという心配があります。
とはいえ、
傷については、以下の理由から
私の場合は、問題なしとしています。
■住宅事情
アパートのため、外に蛇口が無く、使える水の量が限られます。
よって、どんな洗車方法を選択しても、傷はつきやすい。
洗剤泡を洗い流すほどの水量確保が難しいため、
洗剤を使わないシリコン洗車のメリットは何よりも大きい。
■積雪地帯
雪が車に積もると、
容赦なくスノーブラシでひっかくのは日常的。
スノーブラシの毛の硬さを見ると、
ショップタオルで拭くのなんて、結局なんとも思わない。
■結局何を使っても傷のリスクはある
いろいろ調べましたが、諸説ありまして、
・洗車スポンジ→砂を噛むのでもってのほか
・タオル→繊維が硬いので傷になる
・ムートン→羊の毛は、バフと同じだから傷になる
まあ、物理的に何かで拭くということ自体が傷の原因ってことで。
ということで、
トータルで見ますと、
シリコン洗車は洗剤を使わないので、水は少なくて済みますし、
道具は、ショップタオルとシリコン入れたスプレーだけ。
バケツさえ使ってません。
作業工程も非常に少ない。
これが、私がシリコン洗車を続けている理由ですかね。
ちょっとの傷も気になる。
お金も手間もかけても、車を本当にきれいに保ちたい。
という、ガチの場合は向いてないし、
こまめに洗車なんかしない、なんて人にも向いてない。
なんか中途半端・・・・。
(;・∀・)
専門家のおっしゃることは、全て正しいです。
しかし、実際はそれだけでは割り切れないものがあるということですね。
Posted at 2020/01/19 19:37:12 | |
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